第64話 オーラ
「な、なんじゃ?急に慌ておって」
「あっ、ごめん。
自分の事、自分の.............ちょっと待てくれる?」
「魔くん?それってあだ名?.............うむ!いくらでも待ってやる!」
おお、俺のセンスが分かるのか.............魔王でもいい魔王なんだろうなー
さっきの偏見クズやろうとは違うな......
「有難う、[アイテムボックス]」
◇
『やっと来たか』
「やっと来たか じゃねーよ!お前、一応聖剣なんだろ?魔王を倒す為に作られた」
『一応とはなんだ!?』
「うるさい!友達待たせてるんだよ!」
全く、クズに渡しておいた方が良かったかもな........はー、せめて強かったらな~
『あっ、すまねぇ、でもな、俺頑張って教えようとしたけど、聞かなかったのお前だろ?』
「い、いや、まあそうだけど.......」
『て言うかさあ、お前魔王より強いし、俺が居なくても倒せるよね?なんで来るの?』
なんで剣に説教された挙げ句おだてられてるの?
「いやいや、俺強いかもだけど、魔王は流石に無理だよ」
『お前、さっきまでアイツが魔王って気づかなかっただろ?』
「ああ、そうだ!」
『うん、威張るな。
魔王を前にした人間の大半はな、失神する、何故かわかるか?』
分からんけどその前になんで立場入れ替わってるの?
それだいたい俺のセリフだよね?
ボケもなんか拾われて無いし
「全く分からん」
『はー、それってお前がアイツよりも強いって事だよ』
「いやいや」
『いやいや』
いやいy..............え?
「マジで?」
『ああ』
「ワンちゃん今回の魔王が弱いってことは.....」
『無い』
「はは、そう........」
やばいな.........て言うか自分ただの荷物持ちだったと思うんだけどなー
『じゃあ、戦うか、二人なら負ける事は無いだろうし』
「は!?」
『いや、戦おうって....』
「戦わないよ」
いやいや、あんな良い人、戦う方が違うよね?
まあ、さっき(闇魔法)ので犬族........まあ、人間だとしても、誰か死んでたらぶっ殺すよ........
『でも...........魔王............ね?』
「ねえ、さっき言ったよね?俺のが強いって」
『まあ、強いよな』
どんだけ俺に自信が有るんだよ?
「じゃあ、好きな時に倒せるよね?」
『.....はー、ようは魔王を支配するって事?』
「まあ、そう言うとヤバい............いや、実際そうなんだけど.......じゃっ!」
『は!?』
う~ん、何も聞こえなーい!
◇
「何をしてたのじゃ?消えてまたすぐ現れて?」
「大したことないよ」
そういやアイテムボックス内って時間の経過が遅いんだっけ?
最近あんまり入ってなかったし忘れてたわ
「それよりも、なんで皆を襲ってたの?」
「いや、暇だったし」
「暇だったから襲ったの?そんな理由で?」
「うむ」
流石魔王って感じだな..........
なんか遺伝子に刻まれてそう
[人を襲え、理由はなんでも]
的な?
人を襲うって食事ぐらい当然の事なんだろうな
「まあ、悪気は無さそうだし、怪我人がいないし
(生存確認出来るオーラって便利~。
有難う!行商人さん!あんたのスキル、便利だよ!!)
でも、もう止めて!」
「おい、なんでお主が割れに命令を言っておるのじゃ.....」
おうおう、なんかオーラがでっかい鬼みたいに見えるんだけど...........
怖いな、しかもよりによって金鬼だし、一番気持ち悪い方の.....
角って十本も要らないでしょ?!
(鬼:赤鬼、青、クロ、菌、筋、金)
「お主、何故怖がらぬ.......」
「いや、優しいって知ってるし」
「優し...........魔王にそう言うとはのう.......」
「て言うか、オーラを放つだけなら俺でも出来るよ」
「へ?」
魔くんも凄いけど、俺も出来るし!
「スーハースーハーヒッヒッヒースーハー............ハッ!」
そう呼吸して俺は花のオーラを放った
「どう?キレイでしょ?」
「花か、これ程の色、お主かなりのやり手じゃな」
えっ、俺魔王に認められたの!?
「じゃあ!これも見て!」
そう言って俺はオーラを変形させた
「オーラがへ、変化し......」
「あっ、見て 魔くん」
をう言って頑張って目の前の魔王をオーラで作ってみた
「の、のうじゃと.......」
「うん、どう?良く出来てる?」
「あ、ああ、こ、これ程驚いたのは..........いつ以来なのか....」
腰抜かしてるよ、やっぱかわいい所もあるじゃん、魔王でも
あの聖剣の言う事は聞かない方がいいな
「ロベルく~ん」
「な~に~?」
「来て~」
「う~ん」
そろそろ下に戻らないと、テレポートの連続って面倒くさいし
っと、その前に目の前の魔王をどうにかしないとな.......
「ねえ、友達になろう?」
「は、はい......... の、のうが許してやる」
「有難う!じゃあ、村長の家でくつろいでくれる?戦争終わらせて来るけど...........まあ遅かったら魔王城でも良いけど」
「そ、そうか.....」
なんだあんなに怯えて、自分の姿のオーラは始めてなのかな?
これ出来てた犬族結構居たけど.....
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