第42話 テンプレどうした?
「勇者パーテイーだ、入れろ!」
「ゆ、勇者さまですか!す、直ぐに!」
そう聞こえるとドアが大きく開き始めた
「話は王の使いに聞きました、こちらに」
「へっ」
「ボロっちい教会だね」
「あのクソガキ、後で一発入れとくか」
アーニャの言う通りボロっちいし、何より岩を投げてくるクソガキがウゼー
「はい、入り口は中央神様の象の腕を右に回すと現れます、この様に」
そう言い、彼は腕を捻り同時に
ガッシャーン!
と言う音が壁から聞こえた
そして振り返った所にあったのは、さっきまで絶対に無かった巨大な鉄製のドア
「こちらです」
それだけ伝え教会の者はドアに入り、階段を降り始めた
「お、おい、行くぞ」
「「お、おうん.....」」
と間抜けな声を放ちながらも付いてくる二人を横目に螺旋階段を降りる
壁の穴を開けて、直下掘りして無理やり螺旋階段を打ち込んだみたいな形だ
「なあテメエ、どうして見つけんのに時間がかかった?壁叩いたりしたらすぐ見つかるだろこれ?」
「いや、自分が住んでた家の壁って確認した事ありますか?
無いですよね?それと同じですよ」
くっ、何正論言ってんだコイツ東京湾に沈めようか?ああん?東京湾が何処か知らんけど
「ケッ!」
「はー、とは言え、ここですよ」
そう言って彼が指さした所を見ると伝説の剣が岩に刺さっている訳でも無く、ただただ、テーブルに置かれているだけだ................why?
えっ、ここは岩に刺さってて、ハートを削って取らないの?こんな簡単で良いの?
「なあ、本当に聖剣なのか?」
「はぁい?奴隷の一人も持ってきてないのに次は聖剣にケチ付けてくるんですか?何か問題があるんですか?!」
なっ、コイツ、俺が言うのもなんだが結構ゲスいな
でも、これ程ゲスかったら首を切っても怒られないんじゃね?
「リク?何か問題?」
「大丈夫っすか?」
「いや!あの剣見ても何も無いのか!?」
そう言うと何故か二人はすっとぼけた
「いや、聖剣はそうやって置いてあるものじゃん、何がおかしいの?」
い、いや、は?で、でも、常識的に............いや、て言うか俺がおかしいのか
「勇者さん、なにに驚いてるのか知りまんけど、これは普通です、
異世界じゃないんだから、しっかり剣を取ってくださいよ」
「お、おう」
そう答えておく、
まだモヤモヤするがもう良い、論破しようにも3対1は流石に分が悪い、
だがまたコイツ(教会の人)に煽られたら首をブッタ切ってやろう、うん、家族?そんな物知らん
「じゃあ、取るぞ」
「はいはい、あっ、俺は取っても重すぎて無理でした、どうやら勇者スキルか、魔王を殺せる力が無いと取れないらしいです
取れなかったら恥ずいですよ.....」
「うるさいわね、リクが取れ無い何て有り得ないじゃん!」
「そうでごわすよ!」
とまあ、俺の後ろで俺にとんでもないプレッシャーを与えてくる3人を置いておいて、剣に向かう
剣に近づくと当然より繊細な所が見えてきた、
僅かに緑色のオーラ?を纒ってるのもカッコいいし
剣全体に掘られてる龍もいい味を出してて、ものすごーくカッコイイ!
「これから、俺はこの剣を使うのか.......宜しくな、あいb」
「なんですか?取るんですか、取らないんですか?剣に喋って、キメーし」
よーし、アイツは拷問の刑だな
俺の大事な時間をぶち壊しやがって
「テメー、後で覚えてろよ!」
「へいへい、流石にこのくだりもう止めません飽きてきました」
俺はあいつを見ながら目で二人に合図を送った、殺せと、
すると二人は準備を始めた、人間の首は簡単に切れねーからな、丈夫な刃じゃねーと
「んのヤロー.......ふー、はー、ふーはー」
ドフっ!
と鈍い音が俺の真後ろから聞こえた。
目の前に3人居る、他の人はここに居ないはず、
じゃあ俺の後ろに居るのは!?
そう思い、後ろ、剣が "あった" 場所に目を向ける、だが剣は無くなっていた
代わりにあったのは、俺が今日会ううであろう人ランキング、下から読んで13位、嫌いな人ランキングも下から一位の人
そう
「いててて、全く、久しぶりに王都に来たのに、何処だよここ?教会なのk..............リ ク...............」
「ロベル.....なのか」
「は?な、なんで?」
「や、やばいでごわすよ」
「ん?誰?」
◇◇◇◇←無駄なひし形、アニメのCM
「お、お前、どうしてまだ生きてる?あの時確か」
「いや、色々あってな、そうして今のクソテンプレみたいな会話が生まれた訳だ」
くそっ、あそこから抜けたか、どうした?あの状況、俺でも生きて帰れないと言うのに.......
「て言うか、お前らもやらかしてるらしなぁ、ダンジョンとか、俺が居なくて困ってるのかな~?」
くっ!いつの間にこんなにも変わったんだ?!
反論出来ないのも痛い.......
「だ!黙れ!それよりどうやってここに来た!?どうして急に現れた!?」
クソが!生きてるし、変なスキルも覚えてるし、彼処で一体なにが起きたんだよ!
「って!何あの人ちゃっかり聖剣持っちゃってるんですか!?」
はぁ?うるせえな!なにどうでもいい事言ってんだよ!聖剣何てクソくら............えっ、今何つった?
そう思い、視線をロベルの手に下げるとしっかりと剣の確認が出来た、ロベルの手の中に
.......
教会の人 と書いたのですが、その職業の名前を知らないからです、少し調べときます
誤字報告も有難うございます、そしてスミマセン!
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