第24話 檻(おり)
「木と鉄で?」
「うむ、勿論」
「それで折りたたみ式の檻が.........」
あ、赤子でも作れるじゃねーか!
が、頑張れば俺も....
「簡単じゃろ、木、鉄、数万年前から伝えられてきているドワーフ専用の魔法で出来るぞ」
...........簡単の定義って......
簡単:難しくは無い
はい、無意味な解説有難う、誰か知らんけど
「はい、その最後魔法を除けば凄く簡単ですね、最後のを除けば.....」
「ああ、まあな.......見ていくか?」
うーん、どうせ使えないしな...
「いや、嬉しいんですけど、帰りたいと思います」
「そうか、どこで寝るのじゃ?」
「勿論家ですけど」
すると何故かガッカリされた
「全く、もう少し今の状況を楽しめんのか?」
「。。。」
「はー、まあ、のちに気づくじゃろう、また明日の朝来てくれ........儂も彼女欲しい ......」
そう言って鍛冶を出る、なんの事か分かってないのバレてないよね?
最後に何かゴニョゴニョ言ってたのも聞こえなかったし
◇◇◇◇
翌日に朝、リンと鍛冶の前
「もー、ロベル君も一人で起きないと、私来てなきゃどうしてたの?」
「はは、ごめん、でも昨日の夜誘ってて助かったよ、有難う!」
するとリンが少し赤くなって返して来た
「ど、どういたしまして.....」
「オッホン!」
「「わっっっ!」」
「朝から何を見せて来るのじゃ?」
「す、すみませんゴーンさん!」
「す、すみません......」
うわー、恥ずいわこれ.....
でも数年前の俺じゃ有り得なかった状況だしオッケーか?
「まあ、若もんは全員そんなもんじゃ。
それと、これが目的の檻じゃ....」
そう言って投げて来たのはお皿程の大きさの立方体だが、結構重くて5~10キロはする........
いや、あの巨体(炎)を閉じ込めるために "たった" 10キロで済むのと言った方がいいのか
「それが昨日言ってた檻なの?本当にちっちゃいけど、これが大きくなるの?」
「ふっ、そう思うじゃろ、でもさっき村長とイワ様で試した結果イワ様は出れなかったのじゃ」
「へー、じゃあ硬いんだ.......凄いねドワーフの魔道具って」
うん、凄いね..........さっき "イワ君 "は" 出れなかった" って言ったよね?
って事は村長は出れたの?....伝説超えてねあの人?
「じゃあ、試すの?でも何処で?」
「ああ、村長いわく [何処でもいい] だそうだ、全く、一番困る奴だよ」
あー、分かる、クズが料理を頼み........押し付けてきてた時も、
何でも って言ってた割に舌に合わなかったら打って来てたし...…...
「じゃあ、門の反対側にしません?そうすれば邪魔じゃないし、守護神的な何かになるので一石二鳥ですし」
「うーん、まあ場所を変えたけりゃ直ぐにできるし良いか、
そもそもこんなヤベー村に守護神なんていら無いでしょ?正直、守護神の方が可愛そうだし」
じゃあマジでどこでもいいんじゃ?
地味に正しいな、炎、可愛そうに思えて来た.....
「何で?ここ普通の村だもん!二人の方が強いし!」
「「それは無い!!」」
おっと、ハモってしまった.........この村の人達、一回王都(他国のに限る)に連れていきたいな....
◇◇◇◇
「じゃあ、投げますけど......安全なんですよね?」
「ああ、安心せい、床に投げて離れれば良いぞ!」
うーん、じゃあ何で70メートル位離れてるの?
安心のあの字も無いよ
「頑張って!!」
リンはオッケー、何かあったら嫌だし
まあ、最悪テレポートで逃げれるから良いか
「じゃあ、行きます!」
ポン!
そう言って檻を床に投げ急いで走る!!
数秒後恐る恐る振り返るともう三十メートル程のでっかい檻が見えた..........
早くね?て言うか危なくね?俺最悪死んでたよ
それから物の一分で檻は完成した.....クソデカイ、
何で今日の朝俺とリンが気付かなかったのかが不思議なぐらい........
「あ、あの、ゴーンさん、ロベル君も今思ってると思うけど........一晩だけで作ったの!?」
「そうじゃ、まあ、もうちょい改造点もあるが....」
「いや!無い、無いから!もう凄すぎるから!」
確かに、最近凄いこと有り過ぎて気にしなかったけど........普通に考えてエグいわ
「よし、じゃあロベル、炎龍を入れてみろ」
「あっ........はい」
「行けるか?」
「勿論!」
そう言って中にテレポートする、ビックリしてて炎のこと完全に忘れてたわ....
「あれっ、どこいったんじゃ?」
「あっ、ゴーンさん、実は、カクカク.....」
そういやゴーンさんにテレポートの事言ってなかったな.......リン!任せた!
俺は炎に集中っと
「よし、来い炎」
そう言ってアイテムボックスを開けると炎が目の前に現れた
「スミマセン!もうやめまっす!なのでアソコはもうやめてください!」
何だ?!急に謝罪して!
そんな巨体じゃそれすらも危ないんだよ!
コイツ、閉鎖空間恐怖症か!?.......そんな病気ってあるんかな?
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