第二話 チート村参戦!!!
こんなに早くブクマを押してくれた方々、星を押してくれた、メッチャ有難うございます!!!
「クソッ、これからどうすれば良いんだ」
奴らに捨てられて20分程立った、状況は........普通に最悪
そもそも俺達は極秘依頼の為にこんな所に来ていたから、人が偶然通り掛かって俺を助ける!
なんてハプニングは先ずあり得ない
王都、いや、一番近い村もここからは馬車で二日ほど掛かるしな
今考えればその "極秘依頼" も怪しかったな........でも、今ウジウジしても意味が無い
「先ずは食料と持ってる魔道具を整理しないと!」
そう言って元気よくアイテムボックスの中身を見るとそこには!...........2日分の水があった、それだけ。
「よし詰んだ、さようなら俺!」
冗談抜きで本当にどうしょう、水があっても食料は無いし............
俺は今、家族無し、食糧無し、仲間無し、寝床無し、水は2日分ある.............もう泣いても良いかな?
「てっ、何考えてんだ俺、今は食い物を探さないと」
そう決心して森の中を歩き始める、
荷物持ちのスキルのおかげで食べれる物と食べれない物が区別出来るから楽勝だ!と思っていた時期も自分にはありました、
忘れてた、ここが魔界付近の森だって、食べ物が生えていない........
「どうすれば良いんだよ!チクショ」
それから2日後
「カ、カレー、水、コメ」
俺は持ってた水の最後の一滴を飲み終わり喉をカラッカラにしながら床に寝そべっていた、
食べれる生き物も、植物も生えて無くて、空中に食い物が見えて来るレベルにやばい
そんな時、目の前に奇妙な物が写り込んだ、犬?の丸焼きっぽい物かな、腹が減り過ぎててよく分からない、
普段は食わない犬も今なら高級料理に見える、空腹って恐ろしい.....
「い、頂きます!」
その奇妙な物が近づくのを待ったあと、勢い良く飛びかかって噛み付いた!
同時にのアソコに激痛が走った...........男なら同感してくれると思う、腹パンされた時とはまだ違う痛み、ジーンってくる感じだ
そして俺は気を失った.......
「△生き□○○どう△□□○△食○△水」
「娘○△で□○△□□○死△」
俺が起きた時にはフカフカ!
とまでは行かないが、それなりに温かくて気持ち良い布団の中に居て、何か声が薄っすらと聞こえてた
最初は記憶があやふやだったけどすぐに思い出した、追放された事、脱水症状を起こしながら餓死し掛けていた事、犬の丸焼き、男の悪夢(アソコに激痛)
地獄かここは?
「おいっ!起きたみたいだぞ」
「あらっ、本当だわ、水、水」
「ず、ずぎぃま、コホッ!」
スミマセン!って言おうと思ったけど想像以上に喉が渇いていたみたいで変な音が出てしまった
「おい、急がないとコイツ死んじまうぞ」
「はいはい」
そう言いながら彼女は可愛い尻尾を揺らしながら俺に水をくれた
「あ、アギがどうごぜいまぎ」
水を受け取り一気に飲み干す、生き返る!.............可愛い尻尾?
その時、やっと自分を救ってくれた人方を見ることにした
20代前後位のカップルで、男の方は茶色い毛に覆われた犬の耳と犬の尻尾を持っていた、あと筋肉がスゲーデカい!...........
筋肉の大きさは........結構どうでも良いな、うん
女の人の方は真っ白い犬の耳に白い尻尾を持っていた、あと凄い美人だ!誰かに例えるとしたら............余計なコメントを挟むのはマジで辞めよう。
この二人はこの世界でも物凄くレアな種族で獣人の "犬族だ" (ネーミングセンスはクソだがそこはこの世界の理で誰も触れないことになっている)
人間の前に姿を表す事はそもそも稀で、会ったら十年長く生きれると言われている程だ
人間に害を加える事は...........ほぼない筈
「先ず水は凄く美味しかったです、それと
.......犬族ですか?」
「どういたしまして、特別な花から取ってる水なのよ」
「待てミー、それより大事な事があるだろ」
「そうね」
急に彼らの表情が険しくなった
「お前が行った通り俺らはお前らが言う "犬族" だ、人間の間ではどういう噂が走っているのか分からんが、決して害は加えたく無い」
何で害を加えて来ないことを言ってくるんだ.........もしかして
「あっ、怯えている訳じゃないんです、俺ら人間の間では犬族が凄く珍しから聞いただけです」
「えっ、じゃあ何で.......」
ん?犬族の夫婦が悩み始めた
「あのー、何かあったんですか?」
「はい、三日前の夜、勇者パーテイを名乗る三人組が来て村を襲ったんですよ」
「は!?」
アイツら......
「あっ、大丈夫ですよ、弱かったので追い払いましたから、一人の女性を傷付けましたけど、当然の報いですよね、夜襲って来るなんてせこい真似を」
アニャの引っかき傷ってここから来てたんだ。
待ってアイツら、マジで何やってんの、て言うか待って、この村の戦闘力高くね?
53万以上はありそう
「先ずスミマセン、実は俺そいつら俺の元仲間です、それから、弱いから追い払ったって.....」
「はい、弱いから追い払ったって......そのまんまですよ」
「.....」
どう言う事、だってアイツら弱い訳じゃないのに、特にリクはこの国最強の男と言われるほどの実力の持ち主...
それなのに村人に負けるなんで....
「もちろん一人で追い払った訳じゃ無いですよ、勇者のこっくんと、仙人のたーくんにマジシャンのジョン、それから」
「ちょっと待って下さい!勇者に仙人!」
どれも、持っているだけで世界最強の十人の内に入れる職業じゃねーか!
あとその "マジシャン" って何?聞いたこと無いんだけど
「うん、君達の村にも勇者とか仙人位は何人か居ただろ?」
よし
一度きちんと話そう、俺の常識と彼らの常識が微妙............いや、全然違うみたいだ
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