第18話 ローラー、完成
か、書き溜めがどんどん減っていく.......
村から数百メートル程離れた場所にある鍛冶の前
「じゃあ、この中にローラーが有るの?」
「ほ、本当に一晩で作ったんだ.....凄いんだねドワーフって!」
「そうじゃろ、この点だけなら犬族に劣らぬぞ!!!」
「はい、はい、ゴーンも自慢を止めて早く見せてよ、僕も見たいし」
全く、本当に一晩で完成させるなんて、俺の想像の遥か上を行ってるわ
「じゃあ開けるぞい!」
ギギギーーー
鍛冶のドアが開くとそこにはローラーがあった、一見ただの馬車みたいなものに見えるがあくまで似ているのは上の方だけ、
まず目にする大きな違いは車体の下だ、そこにはタイヤ......ではなく二本の大きい鉄の丸太見たいのがある、数トンは有りそう....
「す、凄いですね、どうすればあの説明だけでここまで実用性高そうな物が作れるんですか?」
「えっ!あれだけで!す、すごい!ロベル君!ゴーンさんって凄いね!」
「はは、あれぽっち、脳に掛かれば朝飯前だ」
「の割にはさっきまで [あと5分!あと5分だけ
くれーーーーー!] って嘆いてたじゃん...」
「クッ!ダリッド!そ、その事は内緒にしろ!」
はは、この二人仲いいな、まありんの方が可愛いけど!今全く関係ないけど!
「じゃあ行きましょう、土と小石は村長に頼んでいましたから準備は出来てる筈ですし」
「うむ、それも良いが、ここからどうやって出す気じゃ、かなり思いが」
「いや?アイテムボックスに入れますけど......逆にどんな案が有ります?」
すると、二人にちょっとビックリされた
「儂は手で押そうかと思っておったが.......すまん、お前とゆう桁外れの戦力を忘れておった」
「うん、僕も、ゴーン同様手で村まで押そうと思っていたよ、全く、どうすればこれが入るアイテムボックスを開けるようになるんだ....」
「ねえねえ、ドワーフさん、これどうやって動くの?村の中でも押さないといけないの?」
あっ、そう言えば、この機会の元力って何?手?もしかして手動なの!?
リンの問いに対しゴーンさんは何故か不快な笑みを浮かべこう遂げた
「ふふん、気になるじゃろ、楽しみにしとけい!一晩とは言えかなり良い出来じゃぞ!」
結構な自信があるそうだ
「じゃあ、急いで行きましょう!」
そう言って俺はローラーをアイテムボックスにしまう
「はは、本当に入れてしもうた」
「ほへー、流石ロベルさん....」
「やっぱりロベル君、凄ーい!」
全く、三人とも煽てて
前も言った....思った?けど、そうしても何も出ないぞ!!!
「練習次第ですし、そんな事より急いで村行ってローラーを試しましょうよ!」
そう言い俺と冷めた目をしている三人は鍛冶を出た
◇◇◇◇
「こんなに使うん?」
「ロック化も使うらしいよ」
「はー、腹減った」
「ロック化...長くなるなー、何考えてるんだゴーンさんは?」
「平らな道を作るらしいよ」
「平らな?どうやって?」
何してんだ?
俺達が村に戻ると大勢のドワーフが門付近で雑談をしていた
「お前ら!何をしておる!」
「「「はっ、ゴーンさん!!俺らも知りません!!!気づいたらここに居ました」」」
「いや、知らないって....」
「えっ、何で知らないの?」
「リン、知らない方がいいこともあるんだよ.......」
うーん、どうして知らないの?何か吸った?ヤバいもんを吸ったな...
「ああ、すまんすまん、儂が持って来ておいただけだ、どうせ呼ぶつもりだったんだろ」
「お前か、まあ良いけど、
じゃあ!始める!皆は道に土と石を敷き詰め、ローラーが通ったあとロック化を使うだけだ!
ここに居るロベルの加護もあるし早く済ませるぞ!」
「おお!!」
そう言うと全員が道にあの混ぜ合わせ?をばら撒き始めた。
でもここ戦場じゃないよね?戦闘中なの?何でお偉い司令官みたいに喋ってるの?
「じゃあ、ローラーを使うか!」
「やったー!ねえねえ、その原動力?は何なの?!気になる!」
「リン、いや、全員、目に焼き付けておけ、この光景を!!!」
「そ、そんなに凄いのか...」
「な、なんか怖い」
「ヤベー」
何だ?急いでみせろよ!
野次馬が来たし....ドワーフってもうちょいせっかちでも良いと思うんだよね
「いや、すまん、あんま凄くは無い、魔力を流してその分だけ前進するだけだ」
「なーんだ」
ゴーンさんの発言から一秒後、その場に居たのはもう四人だけだった、どうやらここ(魔界)じゃ何も凄くないらしい
王都ではそんな機械を売れば数億.....数京イェンは下らないだろうに.....
「凄くないんですか?」
「うーん、僕もロベルと同感だよ」
「いや、逆に人より性能が劣るものは凄いのか?」
「いや........」
「ほら、凄くない」
うーん、何処を目指してるの?神?
もういいや.....
「まあ、早速試しましょう」
「おう、さあ、行け!」
そう言ってゴーンさんはボタンを押した
ギュウィイイイインンンン
するとローラーは大きな音をたて前進し始めた
勿論道に置いていた小石と砂は平らになっているし数人のドワーフがロック化を始めている
「おお、成功した!」
「すごーい!」
「数年間見て来たけど未だにゴーンの発明は飽きないよ」
「当然だ」
ゴーンさんも相当嬉しそうにしている、そう思っていると
「よし、儂は疲れた、寝るだからダリッドとリン、ローラーを頼む。
そしてロベルはロック化の手伝いをお願いする」
そう言ってゴーンさんはアンデットっぽく歩きながら自分の家に向かった
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