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ダンスで生きるということ  作者: 何でも有屋(有屋 春)
5/20

ナルシス王に、俺はなる!!!

この物語はフィクションですがダンスの知識なんかも書いていこうと頑張っております。今回は初のダンスレッスン!

しかし今更なんですが未だに主人公の名前を出していません。別に理由があるわけではないんですが出すタイミングを逃しました。いつの日か名前を出せますように。。。。


記念すべき1回目のダンスレッスンはアフロからスタートである。

まあ、かなり衝撃的だったが話してみると普通の人だったし生徒も8人ぐらいいたんで真面目にレッスンしてるんだろう。


軽い自己紹介を終え、レッスン開始である。

最初は柔軟から。思ってたのと違ったが怪我をしないために柔軟は大切とアフロ先生が言われているので真面目に行う。

その後は簡単なリズム取りである。

このリズム取りなんだが内容は簡単である。音楽に対して手拍子を打つところで体を下に落とすのをダウン。手拍子を打つところで体を上に上げるのがアップである。もう一度言おう。内容は簡単である。


が!目の前の鏡に写っている自分の動きが超ダサい!

なんで!皆と同じ動きをしているはずなのに俺だけダサいの!?もしかしてダンスの才能が著しく乏しいのか!?

そんなことを考えながらも必死に先生の動きを見ながらなるだけ同じように動くように気をつける。

その後は簡単なステップを習い、練習しそのステップを含めた簡単な振り付けを最後に踊って終わりとなった。


初のダンスレッスンが終わっての感想といえばただただ恥ずかしいということだった。ひたすら鏡を見て練習するのである。全然カッコよく踊れない自分を約1時間見続ける、、、これはなかなかの苦行である。


どうにかレッスンが終わって、ダンスが上手くなりたい俺は極度の人見知りながらも先生に質問責めをした。


「同じように動いてるけど自分だけダサい理由はどうしてでしょうか?」

「まだ、体がイメージ通りに動けてないのと私とあなたは全く同じ体というわけじゃないでしょう?だから同じ動きをやるだけでは必ずしも同じようにカッコいい動きになるわけじゃないの。それにカッコよく見えるように所々工夫して皆踊ってるんだよ」


なるほど。確かに先生と俺は身長も違えば手足の長さも違う。同じ動きでどちらもカッコよくなるわけではないのだ。


「工夫というのはどんなことをしてるんでしょうか?」

「分かりにくいかもしれないけどリズムを取る瞬間に首を動かして雰囲気を出したりダウンを取るときに肘を曲げるのも同じだよ。後はちょっとした上半身、下半身、足首の角度とかで変わっていくから何度も踊っていきながら試行錯誤していくといいよ」


うお〜基礎の動きだけでそんな色々考えるのか、思ったよりダンスって頭も使うのな。


「まあ、最初はよく分からないと思うけどやっていくうちに慣れてくるよ」

「そうですか。でも慣れるまでダサい自分を鏡で見るのが苦痛です」

「アハハ(笑)そこは皆が通る道だからね。ダンサーってのはナルシストなんだから自分カッコいいって思いながら練習したらいいよ」

「ナルシストですか?」

「だってそうでしょ?皆にカッコイイ踊りを見せたいわけじゃん。自分が踊って。これ以上のナルシストなんていないでしょ?」


確かに。俺カッコイイと思うだけじゃなくカッコイイ自分を見せつけようとしてるわけだもんな。ナルシスト以外の何者でもないか。


「そう考えると恥ずかしがってばかりいられませんね」

「そうそう。ダンサーはみ〜んなナルシスト。だから恥ずかしがることなんてないんだよ」


そう言われてなんだか落ち着いた。ナルシストなんだから鏡をたくさん見て当たり前。

まだまだ下手だけど俺はナルシスト目指して頑張ることにした(←なんか違う)


ナルシス王に、俺はなる!!!






この物語はフィクションですがダンスの知識なんかも書いていこうと頑張っております。しかし書くってこんなに難しいんですね。普段は口で説明もしますが動きも見せつつなので、書くだけというのはこうも説明しづらいかと感じております。ダンスについて聞きたいことがあればどんどん聞いてください。乏しい語学力ですが頑張ってお答えしていきます。

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