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ダンスで生きるということ  作者: 何でも有屋(有屋 春)
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先輩!ダンスがやりたいです!

どんな風に書いていくべきかと考えながら自分のダンスを始めたきっかけをそのまま書きました(笑)



高校三年生になってからも俺は変わらない毎日を送っていた。休み時間は小説を読み、授業時間も小説を読み、昼休みはお弁当をそそくさと食べて図書室のソファーで昼寝をし、また授業で小説を読む!たまに話しかけられれば尻尾を高速でフリフリしながら、でも表情は変えず話す。そんな充実した毎日だ(充実した毎日か?)


そんなある日、二つ上の先輩から電話がきた。先輩と言ってもすでに卒業しているんだが名残というやつだ。

先輩は独特な人で家が貧乏だったが白飯のみをタッパーに入れて学校に持ってきて昼休みになると蓋を持って「貧乏なわたしめにお恵みを〜」と言って皆からおかずを貰い、最終的には皆より豪勢な量のおかずを食べていた、なんとも生き生きしていた人である。

自分とは真逆な環境だけど自分より生き生きしているその人にかなり衝撃を覚え、同じクラスの気遣い屋の知り合いだったこともあり仲良くなったのである。


「久しぶり!今日空いとるか?」

「先輩、自分に空いてない日なんてそうそうないですよ」

「そんな悲しいこと言うなよ(笑)実はすごくかっこよさそうなダンス映画を借りたんだ。一緒に見ないか?」


ダンス映画?どんなのだろ?確かに興味あるな。


「いいですよ。じゃあ20時ぐらいに先輩の家に行きますね」

「おう!また後で!」


そんな風に気軽に約束したことが俺の人生を大きく変えることになるとはその時は思ってもいなかった。


「お邪魔しまーす」

「よっ!早速観ようか!ほい!ビール!」

「先輩、、まだ自分高校生ですよ、、」

「お前は、、、馬鹿なのか?四捨五入したらハタチだろうが」

「四捨五入する理由がないでしょ!」


そんな話をしながら映画を観たんだがかなりの衝撃だった。ダンスというものを初めて見たんだがこんな動きが出来るのかとか、ダンスバトルとはこんなに熱いものなのかと2時間興奮しっぱなしで見終わった後にはダンスをやろうと決めていた。


「先輩!ダンスってすごいですね!」

「だな!これは二人でダンス始めるしかないぞ!」


ということで先輩と俺はダンスを始めることにしたのである。








どんな風に書いていくべきかと考えながら自分のダンスを始めたきっかけをそのまま書きました(笑)

映画はユーガットサー○ド。結構、有名なダンス映画だから知ってるかも。面白いですよ。

白飯で蓋におかずをもらう先輩も本当の話です。貧乏人は強いと思いました(笑)今も大切な友人です。



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