人生ナメてるけどナメてません。
初めてのダンスイベントに行き、先生からも詳しくダンスの話を聞き充実したその日、俺は家に帰ってもなかなか落ち着かなかった。
まだ何も初めていないのに知れば知るほどダンスの現実は厳しくて、俺には無理なんじゃないかとしか思えなくなっていた。それでも考えるのをやめないのはまだ何も初めてないのに諦めていいのか、俺はここで諦めたら中学時代にずっと人と話すのを諦めていた自分と変わらないんじゃないかと思ってるからだ。
だからと言って就職の時間もある。はっきり言ってもう決めないとやばい。
俺は自分の気持ちをノートに書いてみることにした。
今のところ、夢はない。就きたい職業があるわけではない。
ダンスを絶対仕事にしたいと思ってるわけでもない。ただ、一番興味を持ってる仕事である。
ダンスを仕事にしようと決めれないのは他の仕事よりも仕事にするのが難しく安定してないから。
なるほど。書いてみると分かりやすいな。つまり俺はやりたいわけではないけど安定した仕事に就くか、やってみたいけど仕事にするのが難しく安定してないダンスを選ぶかで迷ってるんだ。
うーん、俺、これから生きて何がやりたいんだろ?正直、自分自身で精一杯でこれからとか考えたことなかった。でもこれってそういう選択だよな。
安定した仕事に就けばお金に余裕ができて仕事以外は趣味に生きれる。
ダンスは、、お金には余裕ないけど仕事が趣味になるのかな?ダンスの仕事が楽しいと思いながらやれるかはまだ分かんないけど。
んー、考えれば考えるほど分からなくなる。でも俺、趣味に生きるって人間じゃないんだよね。なら必然的にダンス?いやいや、仕事にできなかったらどうするんだよ。ん?待てよ。仕事に出来ないってどのくらいで判断するんだ?
ダンスって体力使うし寿命短そうよね?25歳あたりで芽がでなければ諦めて、サラリーマンってのはどうだろう?
お!これいいかも。やるだけやって駄目なら諦めもつくし25歳ならまあなんとかサラリーできるんじゃね?仕事したことないけど(汗)
うーん、ん!よし!これでいこう!人生ナメてる気もするが何もしないでとりあえず就職って考えよりはきちんとしてるだろ。タイムリミットもきちんと決めてるし。
そういうことで俺はダンスで生きる!
次の日。
学校で就職について先生に聞かれた俺はダンスで生きると答えて無茶苦茶怒られました。
ようやく主人公がダンスで生きると決めました。やっとこさタイトルまで来たって感じです(笑)
まあ、この後ひたすら試練が待ってるわけですが(汗)
作者は短編しか今まで書いてなかったわけなんですが長編って1ページをどこで区切るか迷います。キリがいいけどそんなに文字数いってないしとよく思うんですがキリのよさでいつも終わらせてます。




