15話:初めての・・・
今までにない程はっちゃけました。でも後悔はしていません!
2話にてミスが発覚したので訂正をしました。御指摘頂きありがとうございます!
それと、ユニークスキルに関する名称が少々問題があったため、ユニークスキルを今後は才能に依存したスキルと言う事で、『ギフトスキル』と名称を変更します。
これに関しては今修正中なので全てが修正が終わるのにはしばらくかかります。
グレイブから紹介を受けた防具屋はすぐに見つかった。
「すいませーん、フロスガーさんはいますか?」
「ん?俺がフロスガーだが、おめぇは冒険者か?」
「あ、最近冒険者になったシュウと申します。こっちはハクです」
「ハクと申します。よろしくお願いします」
「ん、んでどこで俺の事を知ったんだ?」
「あ、グレイブさんにお勧めの防具のお店を紹介してくださいと頼んだらここを紹介されました」
「ほぉ、あいつの紹介か。そりゃー無下に断れねぇな。んで何を探してるんだ?」
「えっとー、一応買取も頼みたいんですがいいですか?」
愁は挨拶を済ませた後に山賊から奪った防具の数々を出した。
「うーん、全部手入れされてねぇな。でも質は悪くないみたいだから全部で中銀貨9枚と小銀貨5枚ってとこだな」
「それでお願いします。それと俺とハクの防具を見繕って欲しいんですが・・・良いですか?」
「んじゃこれが買い取り額だ。確認しとけよ?おめぇらの戦闘スタイルはどんな感じだ?それと予算も教えてくれ」
中銀貨9枚と小銀貨5枚を渡しながらフロスガーが愁たちの戦闘スタイルを聞いてくる。
「俺は基本的にオールマイティです。でもこれからは前衛に出る事が増えると思います。予算は中金貨1枚です」
「私は後衛です」
「嬢ちゃんはエルフだからローブ系の装備と軽い小手とブーツだな。おめぇのほうはスーツ関連か軽めのプレートメイルだな。どっちがいい?」
「俺はスーツ関連でお願いします。それと盾を2つお願いできますか?」
「おぅ、わかった。ちょっと待ってろ」
そう言ってフロスガーは奥の方へと行き、5分ぐらいして戻ってきた。
「一応予算だとこの辺の物になるがいいか?」
フロスガーが持ってきたものを鑑定すると、アサシンスーツ(ブラックホーンウルフ)、ジェネラルアントの小手×4、ジェネラルアントのグリーブ×2、シャイニングローブ、ワイバーンブーツ×2、ワイバーンの盾×2と出た。
「えっとー、私エルフですけど闇属性の魔法を使うので良ければシャイニングローブではなくてミッドナイトローブにして貰えませんか?」
「おっと、エルフなのに闇属性とは珍しいな。ちょっと待ってろ」
そう言ってフロスガーはまた奥へと行き、2分後に真っ黒なローブを持って戻ってきた。
「これで全部だな。一応値段としては少し予算をオーバーするが中金貨1枚と小金貨1枚、大銀貨5枚だ。払えるか?」
「これで大丈夫ですか?」
そう言って愁はフロスガーに言われた金額を払った。
「おぅ、また防具の事があれば来いよ!」
「はい。その時はよろしくお願いします!」
そう言って愁とハクはフロスガーの店を後にした。
その後愁たちは日常品を買い揃え、気が付けば夕方になっていた。なのでそこから宿屋へと戻ったのであった。
―――…――…―――
宿屋へとたどり着いた愁とハクはカウンターにいるラミアさんへと声を掛けた。
「ラミアさーん」
「お、シュウだね!おかえり。ありゃ?なんか増えてるね?」
「今日から御主人様の奴隷となりましたハクと申します」
「ありゃー、別嬪さん連れちゃって!部屋を1人部屋から2人部屋に変更したいんだね?」
「はい。お願いします。期日は後2日で大丈夫です!」
「あら、家でも探すんかい?2日ならもう貰ってるお金で足りるから荷物持って移動したら良いさ。部屋は601だよ!303の部屋の鍵は食事の時にでも返してくれればいいよ!」
そう言ってラミアは601の鍵と303の鍵を渡してきた。
「あ、俺ギフトスキルでアイテムボックスを持ってるので部屋に荷物を置いてないんです。なので部屋の鍵は大丈夫です」
「あれま、珍しいギフトスキルを持ってるね~。わかったよ!んじゃゆっくりして行きなー」
こうして愁とハクは部屋へと向かった。
―――…―Sight of SHU Start―…―――
うん。部屋には着いた。けれど・・・ベッドが1つしかないだと・・・
こ、これじゃ・・・ハクと一晩中くっ付いて寝るって事なのか・・・?明日の俺の命大丈夫か?
「えっとー、御主人様・・・私は床にでも寝ればいいので、御主人様がベッドを使って下さい」
な・ん・だ・と・・・
「いやいや、流石にそれじゃ可哀想だからね。一緒に寝ようよ?それに今の次期少し肌寒いからさ、一緒に寝てくれると嬉しいな」
俺何言ってんだああああ!しかもハク・・・耳まで真っ赤になってるよ!何この可愛い生き物!俺絶対手放さない!500万出して買ってよかった!
「は、はい///御主人様?そ、そのー・・・や、優しくしてくださいね?」
・・・。うん。俺今日死んでもいいわ。満足です。18年生きてきた中でここまで充実感に満ちた日は初めてです。だってさ、超が付くほどの美人がさ、上目遣いで頬や耳を真っ赤に染めながらウルウルした瞳でお願いしてくるんだよ?どうtピー(一時的な電波障害が発生しました)の俺がさ、そんなの見てて平気なわけないよね?いっただきまーす!
―――…――…―――
結論から言おう。3回ほどやっちゃいました。初めてなのに3回もしちゃいました。後悔はしていません。やり切りました。ハクも最初の方は痛がってたけど途中からまんざらでもなくなったらしく、2回で終わらせる予定が・・・
「ご、御主人様?もし宜しければ・・・後1度お情けをいただけませんか?」
来たよ。上目遣いのおねだり攻撃。もちろん負けました。完敗しました。言われたとおり3回目をしちゃいました。
今はハクと2人でベッドで抱き合っています。そろそろ晩御飯食べに行かないと・・・
「ハク、そろそろ晩御飯食べに行かない?」
「えっとー、宿のご飯を食べてもよろしいのでしょうか?」
「もう代金払っちゃってるしさ、行こ?」
「はい!」
こうしてハクと俺の初めては終わった。俺とハクは2人で宿屋の食堂へと向かった。
―――…――…―――
食事を終えた俺とハクは、ラミアさんにもらった盥とタオルで体を拭き合いました。そして我慢できなくなった俺は、ハクをまたいただきました。うん、おいしいです!何度食べても変わらぬおいしさです。最高です。異世界来てよかった!
「御主人様、おやすみなさいです」
そう言ってハクは俺の唇を奪った。流石に疲れた俺は、
「ハク、おやすみ」
そう言って、そのままハクを抱いたまま、夢の世界へと旅立った。うん。俺今超幸せ!
―――…―Sight of SHU End―…―――
最後まで読んでくれてありがとうございます!




