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127話:新しい家の完成と脅迫状

すいません。非常に遅くなりました。文章も一部個人的に満足いくものではないので後日書き直す可能性があります。


少しリアルで色々あり、生存報告もかねて投稿しました。詳しくはあとがきにて報告予定です。

 愁がリリアを退けて約1ヶ月が経過した。その間愁達はとにかく平和であった。迷宮の探索も順調で愁達は最近70階層を突破した。智也達はと言うと今現在は早くも40層辺りを攻略している。またクリフ一家とクラウス一家が育てている農作物は順調な生育を記録しており、このままいけば早い物では後2ヶ月程度で収穫が行えるらしい。


さて、そんな愁達であったがようやく愁の家と言える建物や街の主な建物が完成した。残っているのは追加で頼んだ銭湯っぽい建物だけだ。


「思ってた以上に大きいな」


 新しくできた自宅を見た愁が漏らした感想である。今までの家は現代で言うところの3DKである。しかし今回作られた家は13LDKの地上2階、地下1階である。そして2階の一部の部屋には小屋裏収納のスペースが設けられていた。そして地下室は巨大なワンフロアとなっており様々な使い道が考えられる。


 さて、そんな小規模ながらも街が出来あがったので愁は非常にめんどくさいながらも商業ギルドへと向かった。そう、街の完成に関する手続きを行うためである。以前のパーマナリアとメルカリアの戦争の際の契約の達成により国王側からの干渉が税金を除いて一切ないのである程度は気楽ではあるが、やはりどこか滅入ってしまう。


「みんな、俺ちょっと街の完成に関する申請を行ってくるから一旦席を外す。何かあったらみんなで相談して片付けてくれ」


「畏まりました。それと私とルナもついて行っても良いですか?パーマナリアに着いたら私とルナで必要な日常品を買い揃えようかと思っています」


「そう言えばそうだったな。2人にその辺の事は頼んでも良いか?」


「はい、お任せください。ルナも良いですか?」


「私は構わないよー」


「それじゃあ華奈、フィア、プリシラここの事任せたぞ?」


「「「畏まりました」」」


「それじゃあ行くか」


 その言葉と共に愁はワープを使い、3人の姿がその場から消えた。


―――…――…―――


 愁達3人はパーマナリアの自宅に着くと各々別行動を開始した。まず愁は商業ギルドへと行き街の完成の報告及びパーマナリアの自宅の契約解除を行おうとしていた。ハクとルナは家にあった日用品及び備え付けてあった以外の家具をボックスの中へと仕舞い、さらにパーマナリアの都市での日常品の買い足し及び必要になった品の購入を行っていた。


 さてそんな愁であるが商業ギルドへと行き手続きを行おうと思っていると以前王城に行った際に同行していたキヌアから伝言があった。何でも王宮に用事で行った際に国王陛下が戦争の御礼を言いたいらしく探しているという事を伝えてくれと宰相に頼まれたらしい。それを聞いた愁はとりあえず長々とした非常にめんどくさい手続きやら申請書やらの提出を終えて王宮へと行くことにした。


―――…――…―――


 愁が王宮へとたどり着くと門番の兵士に声を掛けられた。


「おぉ、貴殿はシュウ クホウイン殿ですね。国王陛下から話は伺っています。私の後に着いて来てもらえないでしょうか?」


 あまりにも物わかりの良い対応に愁は若干戸惑った。以前2回ほど王宮に行った際にはその都度めんどくさい手続きを行っていたからである。


 さて、そんな手続きも特になく謁見の間へと通された愁、そして目の前には国王、デュッセルの首を渡した大臣、宰相を筆頭に近衛隊騎士と大臣が幾人かいた。


「面をあげよ」


 国王にそう言われて愁は顔をあげる。


「久しいの。戦においては大義であった。おかげで我が国の被害は最小限に抑えられた。」


「いえ、私も戦の勃発自体不本意であったので……」


「左様か。して今回呼び出したのは御礼という事もあったのだが、もう1つお主に相談したいことがあって来てもらった」


「私に相談ですか?何故私なんですか?」


「うむ。内容がお主に関わる事じゃからな」


 そう言って国王は近衛隊騎士に手紙のようなものを渡す。するとその近衛隊騎士がその手紙を愁に渡す。


「今ここで読んでも大丈夫ですか?」


「うむ、構わぬ」


 国王に確認をとった愁は手紙を読む。すると以下の内容が書かれていた。


親愛なるパーマナリア国王陛下へ


冒険者のシュウ クホウインの身柄を確保して一ヶ月後にメルカリア公国との国境に連れてこい。連れてこなければどうなるかわかるよな?


(差出人は不明か……)


「これはどういう事でしょうか?」


「我にもわからん。ただ我は契約のスキルにてお主に対して干渉が出来ない状態でいる。故に少々契約違反な気もするが御礼を告げたいと呼び出してついでに相談をすると言う形にした。これに関しては騙すような真似をして申し訳なかった。そしてこの事には応じようがないと言うのが我の解答じゃ。」


「約束を守ってもらえるみたいで此方は有難いです。後程契約内容を少し変更しましょう。そしてこの事は任せて貰っても良いですか?」


 国王が予想以上に愁との契約を律儀に守ってくれたので少し契約内容を変えようと、そしてついでに謎の脅迫状の一件を引き受けた愁であった。

最後まで読んで頂きありがとうございます!



さて、前書きにも書いてあるように今回投稿が遅くなったことに関してですが、自分のバイト先が突如閉店してしまいそれの手続きやお給料で少々バタバタしています。それに加えて試験前の補講やら範囲の確認等(これに関しては今年の卒業できるかどうかが関わっているので今まで以上に神経質になって取り組んでいます。)、及び卒論で思うように時間が取れない状況になっていました。


そのため、急ではありますが7月の更新はお休みさせて貰おうかと思ています。つまり次回の投稿は8月1日を予定しています。


そして同時に連載しているRROですが、此方の方も同じように生存報告もかねて後1話だけ上げて更新をお休みする形になります。此度は此方の都合で更新が休みになってしまい申し訳ないです。



そして前回の126話の話から幾数多の御方から敵の強さに関する賛否両論の意見を頂きました。まず敵の強さに関してですが、このままで行く予定です。


あくまで作者個人の意見なのですが、現代とは比べ物にならない程様々な面で劣っている中世ヨーロッパ程度の異世界(例外として魔法等極々稀に現代以上の発展を見せている物もある)において、いかにして現代の教育(良い例が歴史や化学関連)を受けて尚且つトップクラスの成績を保持している愁を出し抜く事が出来るんだろうか?と考えています。つまり此方の世界の人間が愁達の現代の人達を出し抜こうと考えると智也達みたいに非常に疲弊してて注意力が散漫になっている状態の時に襲い掛かる等の極めて実現の難しい条件をクリアする必要があります。また、ステータスの面から考えると、愁の現在のステータスはこの世界においてははっきり言って異常です。同レベルの人でさえ約4倍以上の差があります。愁のレベルはアイリスにおいては最強クラスと言えます。その最強クラスの4倍ですから、ありとあらゆる場面においてアイリスの人達は不利です。この知識や教育の面、ステータスの面の2つの要因から考えられる作者の中の敵の強さが小説内に反映されているというわけです。


また描写における指摘も多々受けました。これに関しては完全に此方側の問題です。申し訳ないです。この休みの期間にもう少し描写について考えようと思います。

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