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詩集

インサニティー・ドールラブ

作者: 蒼山詩乃

月光が照らす部屋 ネジのとれたオルゴール

ひざを抱えた私は また涙を流している


猫の通り道 光って見えるサーカスの夢

一人で回りだす哀れな回転木馬


フラッシュバックの残響 まだ頭に残ってる

どうやら今日も部屋に残された少女の話


逆さまの思考回路 ぬいぐるみを抱えて

片目に映る歪んだ世界も まだ終わらなくて

手に残る温もりも冷め切ったおもちゃ箱

地下深くでまた会いましょう

サヨナラも言わず


使い終わったら捨てられるなんて

日常茶飯事なこの毎日もそろそろ退屈ね

紅茶をちょうだい?


戯れを望まれたって結局自己満足

見ているだけで吐き気催すルサンチマン


黒猫を塔から落とし殺した

騒ぐ空っぽの頭でも

不幸自慢に酔狂している

私にはもう疲れたわ


フラッシュバックの残響 未だ頭に残ってる

どうやら今日も部屋に残された少女の


「銃声」


正常の思考回路 ぬいぐるみもボロボロ

片目に映るお花畑も まだ眠らせてくれない

手に残るぬくもりも冷め切ったおもちゃ箱

地下深くでまた会いましょう

狂気に染まった笑顔で


愛も無い夢が終わる 扉は開いてるけど

鎖で繋がれてるあなたの顔を拭いて

血で染め上げた手で支え

×××××

自分の誕生日ということであげてみました。ちなみに友達の絵から思いついたものです。

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