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俺が勇者を育てたら、何故か魔王軍の英雄になった件  作者: 南雲
第1章 問題児たちの勇者学校
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裏切り者の影と勇者の覚悟

魔王軍の襲撃が続いたことで、校内はピリピリした雰囲気に包まれていた。

クロウは噂されている「裏切り者」の存在を危惧しつつも、生徒たちの不安を和らげるために訓練をさらに強化する。


特にフィンには特別訓練を施し、彼が力を制御する方法を模索する。

クロウ「お前は滅びの鍵なんかじゃない。俺がそうさせない。」


フィンは戸惑いながらも、クロウを信じて修行に励む決意を新たにする。


その日の夜、勇者学校の隅で一人の生徒が怪しい行動を取っているのを目撃される。

彼の名前はレイガ、成績優秀な生徒だが、最近の態度に違和感があると他の生徒が告げ口していた。


クロウがレイガを問い詰めると、彼は動揺しつつも否定する。

レイガ「僕が魔王軍に通じているだなんて、馬鹿げている!」


クロウはその言葉を信じるが、彼の行動には引っかかるものを感じる。


魔王軍側では、幹部のグレイドが学校内に潜入させたスパイに新たな指令を下している。

グレイド「混乱を拡大しろ。勇者候補たちを疑心暗鬼に陥れるのだ。」


一方で、滅びの鍵の発動条件についても調査が進められており、次の襲撃計画が練られる。


訓練の中で、フィンは仲間たちと少しずつ打ち解け始める。特に、明るい性格のエマと冷静沈着なカインが彼を支える存在となる。

エマ「フィン、あんた笑うと結構かわいいじゃない!」

フィン「そ、そうかな……?」


しかし、楽しい時間も束の間、校内で突如として魔王軍の刺客が現れるという報告が入り、生徒たちは再び危険にさらされる。

次回予告

「スパイの正体と刺客の真意。学校に迫る危機をフィンとクロウは乗り越えられるのか――次回『裏切りの正体と勇者たちの団結』をお楽しみに!」

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