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記念すべき1人目のお客様です⭐

カラリナついにペテン占い師始めます⭐

チュンチュンと可愛らしい小鳥のさえずりと窓から差し込む穏やかな光。天気は晴れ

カラリナはベッドから半身を起こしんーっ、と伸びをしながら眩しさに少し目を細める


 とても良い天気…これは


 「初仕事にぴったりな1日になりそう!」


うふふ、と自然に口元に笑みが浮かぶ

恐らく第三者から見た今のカラリナはとてもとても気味が悪い女の子に映るだろう


さて時はまさしくお金なので着替えて同業者のいないかつ人もたくさん来そうな公園にでもいきましょうかね⭐


カラリナはベッドから出て昨日コーディネートした占い師っぽくみえる服に着替えるべくクローゼットに向かった


そしてそれからだいたい約1時間後…

カラリナは少し町はずれにあるが人通りのそこそこ多い大きくも小さくもない公園に簡素なテーブルと椅子を用意し、占い師に見えることを心がけながら座っていた


簡素なテーブルには亡き両親が買った、どうして購入しようと思ったのか分からない怪しげな模様のテーブルクロスをひき、水晶(ただのガラス玉)を置き準備はばっちりだ。


あとはお客様を待つだけですね⭐


耳を澄ますと少し後方からあの占い師の人かっこよくない!?とか聞こえてくる


うん、作戦大成功⭐やっぱりイケメンに弱い女性は多いよね!私ももちろん目の保養になるから嫌いじゃないしね


そう思いながら内心ほくそ笑んでいると後ろから…


「あの、よかったらその…占って欲しいのですが…」


少し遠慮がちな可愛らしい声。

くるりと首だけ振り向くと声の通りショートカットの可愛らしい少女がもじもじと立っていた


「もちろんです!さあどうぞお座りください。さて何を占いましょうか」


カラリナはにっこりと少女に微笑んだ


すると少女は少し頬を赤らめながらカラリナの前に座り、カラリナを見つめた


「あの実は…私に昨日縁談が来ていてそれを受けるか断るべきか占って欲しいんです」


来ました!!!!

占い師あるある占い項目No.1縁結び関係!

これは占い師としての腕がなりますね!まあ本物の占い師ではないんですが⭐


「そうなのですね。ぜひ詳しくお話を聞かせてください」


カラリナは少女の目を真摯に(みえるように)見つめた。


さて初仕事頑張っちゃいますよ⭐


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