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生贄聖女とお人好し魔技師  作者: 綴螺
お迎えの時間
95/114

星夜祭前日2

 ラムはユリアに連れられて作業場まで連れてこられた。


「ペディロー!!みてみて!!可愛いわよ!ムスの腕は間違いないわ」


 ユリアがはしゃぎながら、ラムを前に出す。


「ん?支度が終わったのか。ムスの腕なら間違いはないだろう。いや、、まあ、今回はやり過ぎ、、か?」


 ペディロがラムを上から下まで見て、一度固まって頷く。


「綺麗よね、綺麗よね!?」  


(やり過ぎ?アクセサリーの作り込みだろうか?)


 ラムは首を傾げる。


「まあ、ムスがいいと思うならいいだろう。ラムさんにピッタリ似合っていると思う」 


「でしょう!お店に並んで商品を包んでもらったら、皆喜ぶわ!」


「そうですか?」


「ええ!ペディロ、そうしましょう!」


「いい考えだ。ラムさん、レジの隣でラッピングしながら待つのはどうだろうか?」


「是非、お手伝いします」


(星夜祭の賑わいも見れるし、本当に足りないのかもみてみたい)


「決まりだ。開店は9時からだ。ユリア、包装紙等の場所を頼む。後は会計や必要なことも」


「ええ!ラムちゃん、こっちよ」


「わかりました」


 ラムとユリアは表のダーラス店へ。展示されている品物の会計、お金が置いてあるレジへ案内される。

 レジには小銭とノート、脇にはピンク、白、月光草等の花、青、空、星空等様々な包装紙がある。

 

「品物は売れたらこのノートにメモしてね。ムスはストラップ、うさぎ、花束もちのように、売れた品物の分類とモチーフ、後は飾りをいれてくれればわかるわ。お金はタグがついてるから、それを見れば大丈夫。売れたら品物に着いてるタグを外すのを忘れずに。リングになってるから、簡単に外れるから、外して紙袋か包装してくれて。紙袋は茶色のこっちね。包装は贈り物用よ。包装紙の見本はこれにリストあるわ。見せながら、選んで貰って包んで。リボンは私がするから安心して。とにかく、ラムちゃんは包装紙に包んでほしいわ。贈り物が多くなるからね」


「わかりました」


(星夜祭は恋人や家族、子供に贈り物をする習慣がある。包装はかなりの数になるだろう)


「予約もあるの。予約は既に出来上がっていて後ろのバックスペースにあるわ。包装は聞いてからするの。取り違えないようにタグがあるから。ぬいぐるみが多いかしらねー」


 ラムはユリアがあけたのは作業場の扉。一番近いテーブルには山のようなぬいぐるみと、アクセサリーがあった。


「え」


(ものすごい量!?ムス、こんなに受けてたの!?いつ、作ったの!?)


 ラムは目を丸くする。


「あの子、暇さえあると作るから割と多いのよ。ぬいぐるみはお得意様か常連さんだけね。ぬいぐるみは時間がかかるから受けないの。予約だけ受けてるわ。可愛いって評判がいいから年々増えてるわねー。だから、包むの大変だからラムちゃん、よろしくね」


「わかりました」


(ムスは作るの大好きだから、作るのは大丈夫か)


「じゃあ、そろそろだから梱包の仕方を教えるわ」


 ユリアは包装のお手本の本をレジの下から出して、ラムに見せながら説明する。

 ラムは頷きながら、練習箱で練習する。そうすると開店の時間になったのだった。

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