第10話-パーティ完成-
ついに第10話です。
《そういや俺の【タレント】は?》
《私には知らされてませんよ?多分自分で見つけるんでしょうね。普通は自分で気づくものですからね。》
そういうもんなのか。
《ありがとうシーア。》
ふむ。すごい【タレント】ねぇ。
「カティはどんな【タレント】なんだ?」
「!?…え、えっと…」
…?なんか思ってた反応と違うぞ?
《あ、カケル?他人に軽々しく【タレント】を聞いてはダメですよ?【タレント】とはつまりその人の唯一無二の能力な訳です。一種の個人情報な訳ですから気をつけてくださいね。》
やっちまったーー!!
「ご、ごめん…デリカシー(?)無かったよな…」
「い、いえ…パーティに入るならどうせ必要ですし…」
お、パーティに入ってくれるのか。
「カケル!ナイス!!」
なんでニーダは小声で話しかけてくるんだろう?しかもナイスって…俺なにかしたかな?
「それで私の【タレント】なんですけど…私のは【治癒】なんです。」
治癒かー。治癒って魔法とかのなかなら結構よくあるやつじゃないのか?
まあ隣でニーナがドヤ顔してるし結構すごいんだろうな。
「どうよ!!驚いて言葉もでない?」
「お前が威張ることじゃねーけどな。」
それにはニーダに同感だな。
「じゃあカティが【タレント】紹介してくれたしそれぞれ紹介していこうよ。あたしの【タレント】は【重力操作】…って言ってもそんなに強いもんじゃないんだけどね。あたしかあたしが飛ばした魔法から半径5メートル位を少し重力を強くしたり弱くしたりするくらいでそんな広範囲を潰したりとかはできないよ。」
笑いながら言ってるけど相当すごくないかそれ?
「そういや自分にその重力の影響はないのか?」
「ないよー。なんでかは知らないけど。」
自分に影響ないならかなり使い勝手良さそうだな。
「んじゃ次は俺のを説明するぞ。俺のは【質量操作】だ。俺自身、あと俺が触れているものの質量を変えることが出来る。まあ自分自身に使うのは少し難しいんだけどな。あ、あと触れているものって言ったけど離れてから5秒くらいは効果は続くぞ。」
兄妹だからか似たような【タレント】だな。どっちも使いやすそうだな。
「質量が変わればやっぱり耐久力とかは落ちたり上がったりするんですか?」
「いや、なぜかは知らないがほぼ変わらないぜ。」
このあたりはあの女神が上手いこと調整してるんだろうなぁ。それにしても耐久力が変わんないなら物とか持ち運ぶとき無茶苦茶楽そうだな。
「………」
「……おーい。カケル?あとはお前だけだぞ?」
え、俺もか。いや、みんな個人情報公開したと考えれば当然か。
「俺はまだ見つけてないんだ。ごめんな。」
「「「え?」」」
え、そこまでおかしいこと言ったっけ?【タレント】って自分で気づくものなんだろ?
「高校生になって【タレント】見つけてないやつ初めて見たよ…」
「なあカケル。お前魔法も知らなかったうえ【タレント】も未覚醒ってマジ?」
「さすがに驚きました…」
ああ!!みんなが少し、いや結構引いてる!!
でもフォローのしようがないしな…しばらくはこのまま見つけてない体で勧めていくしかないか…
次の次くらいからはそこそこ動くようになると思います




