表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

19/35

再会のチャイム――学び舎に集う「七天候」

翌朝。あおこは久しぶりに袖を通す制服の窮屈さに苦戦しながらも、校門を潜った。隣には、俺(華麗うどん)特製の弁当を抱えた少年の華麗うどんと、ピンクのロングヘアをなびかせるヒストリムがいる。


「あおこ! 久しぶりだね!」


廊下を歩いていると、一つ下の学年のフロアから勢いよく飛び出してきた少年がいた。七天候・嵐の颯斗だ。彼は嵐魔法と剣術のダブルスキルを持つ若き天才だが、学校では人懐っこい後輩の顔を見せる。


「颯斗か、相変わらず元気そうだな」


「当然ですよ! また放課後、剣の稽古つけてくださいね!」


挿絵(By みてみん)


そんな賑やかなやり取りを、教職員室の前で二人の男が静かに見守っていた。


「やあ、あおこ君。無事に戻ってきたようだね」


穏やかな光を纏うような微笑みを浮かべるのは、七天候・晴の森クマ。普段は温厚な教師として教壇に立つが、その正体は最強の光魔法使いだ。そしてその隣で、鋭い眼光を崩さないのが七天候・雨の辻褄だった。


「……修行の成果か。少しは面構えが変わったな」


辻褄は雨魔法と剣を操る凄腕の戦士であり、この学校の教師でもある。彼の厳しい言葉の裏には、教え子の無事を喜ぶ確かな温かさがあった。


「森クマ先生に、辻褄先生……。へへ、ただいま戻りました!」


校舎に響く予鈴の音。戦場を共にする仲間たちが「日常」の姿で集うこの場所で、あおこの新たな日々が始まろうとしていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ