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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

妻が寝取られたので、全力で復讐してみた。

作者: スクール H


妻が寝取られた。


エ◯漫画のように、A◯のように。


調べたところ、相手は妻の元彼だった。


綺麗な黒の長髪が特徴の妻は、見た目通りの清楚な女性だと思っていた。


俺とする時も恥じらい、そういうことには興味が無いと思っていた。


・・・でも違った。


仕込んでいた監視カメラには、全てが記録されていた。


どれだけ俺との行為が不満だったか、どれだけ元彼の”モノ”が立派か。



『旦那のよりも断然貴方の方がいいわ♡♡♡!!!』



その言葉が頭から離れない。


これまで頑張って妻のために尽くしてきた。


仕事は辛いけど妻がいたから挫けなかった。


だからこそ彼女を愛していた。


妻がいるのなら、俺は何だってできる。


それなのに、それなのに・・・・たった”モノ”の違いだけでそれら全てを奪われるなんて!



雌の顔をした妻が離婚届を出してきた。


『他に好きな人ができたから』と。


俺は知っている、そのお腹に元彼との子がいることを。


俺が妻を好きだろうが、人生を捧げる思いでこれまで尽くしてきただろうが関係ない。


妻はあの立派な太くて硬い”モノ”を選んだ。


俺を選ばなかった。


たった一年の結婚生活。


付き合っていた期間を合わせれば四年。


一瞬で崩れて、一人寂しく家に取り残された。



あの金髪クソ野郎に全てを奪われた。


俺は雄として負けたのだ。



離婚届を突きつけられたその晩、妻からとある動画が届く。


それは元彼との行為中の動画であり、妻は獣のように―――いや、思い出したくもない。


動画内では、妻は耳が痛くなるほど元彼の名前を叫んだ。


俺はそれを見ながら自慰をすることしかできなかった。


・・・情けない。



このまま一人悲しく死にたい。


何処か誰もいないところへ逃げたい。


でないと、どんどん俺の心は壊れてしまう。


もう俺は―――――



いや、それは違う気がする。


何で俺は泣き寝入りをしなくちゃいけないんだ?


どうして敗北を味わう必要がある?


俺はエ◯漫画やA◯の負け主人公とは違う。


確かに雄としては負けたかも知れない、でもこの社会ではまだ負け組ではない。


俺はその夜、復讐することを決心した。



妻と金髪クソ野郎は俺が素直に応じると思っているだろうが大間違いだ。


確かに雄として弱いかも知れないが、人間の社会は残念ながら弱くても生き残れるんだ。


俺はこれでも大手企業に勤めており、社会的地位はそれなりに高い。


妻―――元妻といた時は、そんな社会的ステータスなんて気にしていなかった。


彼女さえいれば良かったから。


でも、今は喜ばしい限りだ。



さて、まずは弁護士を雇って裁判を起こそうか。


もちろん離婚のであり、不倫の数々の証拠を持っている。


負ける理由が見つからない。



その次は、探偵を雇って金髪クソ野郎のことを調べてもらった。


どうやら小さな建設会社の社長の息子であり、跡取りだとか。


今の仕事はその会社の作業員。


そして裏ではキャバクラを経営しているらしい。


調べてもらった内容を聞いて、俺はほくそ笑んだ。



さて、まずは金髪クソ野郎の親の会社だ。


ここは俺が勤める会社の系列の会社の系列の会社の下請けらしい。


ほとんどの仕事がうちの会社からたらい回しにされたことをやっているようで、それが無くなると会社はたちまち潰れてしまう。


俺はもちろんその会社へと赴いて、脅した。


これでも三十代手前で課長に就任した俺は言わば出世組であり、それなりの力を持っている。


俺が名刺を渡して事情を説明すると、血相を変えて頭を下げる金髪クソ野郎の両親。


会社を潰さない代わりに金髪クソ野郎を解雇しろと脅したら、あっさりと応じた。


職権乱用?知らんな。


これが社会的強者の力だ。


俺は酷くない。


全ては、奪っていったあいつらが悪い。



さて、次に行ったのは奴が裏で経営しているキャバクラ店だ。


新宿でも多少は名が知れており、俺と付き合いのある人たちも常連だとか。


そこで、普段仲良くさせてもらっているその常連たちに事情を話した。


すると俺に同情してくれて、今後その店に通わないと約束してくれた。


噂が人から人へと伝わって、どんどんと客足が離れていく店。


更に追い打ちをかけるように、馴染みのあるキャバクラ店に引き抜きをしてもらった。


仕事の付き合いでそういうところへ連れてかれていた俺。


当時は妻がいるからと長居はしなかった。


だが、今後はいろいろな人を連れてくると約束したらあっさりと了承してくれた。


俺の職業を知っているからこそ、応じてくれたんだ。



同時に流していた金髪クソ野郎の悪い噂も広まって、遂にはキャバクラ店は倒産。


これで金髪クソ野郎は完全に無職になり、噂のせいで何処のバイトも断られてしまっているらしい。




そして裁判の日の前日。


元妻と金髪クソ野郎が俺の家に訪ねてきた。


金髪クソ野郎は入ってきていきなり土下座をした。


「す、すいやせんでした!ど、どうか、この女は返すんで、許してください!」


いきなり何を言い出すんだ、こいつは?


俺の大切だったものを奪ってあんな動画まで送り人の心を砕いておいて、謝って許されるとでも?


俺は漫画の主人公ではないから、甘いことなんてしない。


徹底的にこの寝取り野郎を地獄まで追い落とす。


「もういらないよ。お前は精々慰謝料を払うんだな」


絶望の表情を浮かべる金髪クソ野郎。


そうそう、その顔!俺が見たかったのはその顔だ!


お前は俺の絶望した顔を想像して優越感に浸っていたのだろうが、今は立場が逆転だな。


俺は隣で萎れている女に目を向ける。


かつて愛した女性であり、俺への愛より性欲を選んだどうしようもないクズ女。


手入れしていないのか少しボロボロの髪と虚ろな目。


「ご、ごめんなさい、◯◯君!わ、私が間違っていたの!!!」


平凡すぎるその言葉に俺は呆れた。


ここまで徹底的に追い込んだ俺が許すとでも思っているのだろうか。


何でこんな女と結婚したのか心底呆れる―――いや、確かにあの頃は本当に幸せで愛していたんだろうな。


「ふざけんな、このクソビッチ女。俺のよりもそっちの男のほうがいいんだろ?早く股を開いてヤッてろ!」


俺の言葉にシクシクと泣く元妻。



ここで二人を帰らせることは簡単だ。


縁が切れて清々するだろう。


でも、それだけじゃこの復讐は完了しない。


俺の怒りは収まらない。


「そうだ、お前らにいい仕事を紹介してやる」


俺はニヤリと笑みを浮かべて説明する。


「寝取られろよ」


ようは、金髪クソ野郎の目の前でどっかの男優に元妻を寝取らせ、それをA◯として売り出す。


寝取られる苦しみを味あわせてやる。


そうして得た収益を慰謝料に回させればいい。


ちなみに利益の配分は、もちろん千回出演しても払えないくらいの配分にしてやる。


そして契約書をかかせ、金髪クソ野郎は一生ヤれなく、自慰もさせないようにしてやる。


代わりに本当に酷い仕事を紹介してあげよう。



もっともっと苦しませてやる。


残りの人生で、罪を償ってもらおう!







深夜の賢者タイム中に書いた作品です。もし面白いと思っていただけたら、評価していただけるありがたいです。


普段は普通の小説を書いていますwww

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― 新着の感想 ―
ビッチにお優しいことで!(▽•;)(ビッチへの慰謝料請求が無い自転で、左手側玉蹴られスライディング土下寝取られを拗らせたサレ怨身幼児な奴。)
深夜の勢いを評価して星マックス。
俺はその夜、復習することを決心した。 もう一度送られてきた映像を見て、1人慰めるのですね 笑いました
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