表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
26/51

最後の女になってくれ

 最後の女になってくれ


 バツイチ女子Yの面白勝手なひとり言㉚


 Yのつぶやき


愛されたあとの


余韻で眠る


あなたからみたわたしは


子供のような寝顔


爪をわたしに立ててなぞってくる


まだ深い眠りではないのか


ときおり ヒクリと うごく


浅き夢と現実の狭間でゆれる


かもの腹にまた しのびこむ


ふたたびにてまた花を散らして候う






 Yのつぶやき


二人で見つけた


海沿いの部屋


白い波が夕日を浴びて輝き


海鳥は山へと急ぎ早に飛び交える



サングラスを投げ捨て


わたしの目をジッと見て呟いた


最後の女になってくれ


私は一筋の涙で 頷いた



やがて陽は沈み海は黒く染まり


部屋の灯りだけが二人を照らし


結ばれても後悔は無いかと


一言を言いながら抱き寄せて


髪を優しく撫でて初めての


キスを交わす シャイな二人は


照れ合いながら


時計の針が 21時を告げた頃


二人は一つになり


波の音と月の光に照らされて


深く沈むように愛しあった


汗は雫になり


ずっと………そのまま







    Yのつぶやき



 満 た し 微 わ ま 男

 ち だ だ か た る の

 て の い に し で 唇

 ゆ 一 に 這 の 別 と

 く 個 わ い か の 指

 潮 の た ま ら 生 は

 に 肉 し わ だ き 

 は 体 は る を も

 こ に       の

 ば な       の

 れ っ       様

 る て       に







 Yのつぶやき


あなたの呼吸は


わたしの首筋を這う


このままじゃ息つく事ができない


よじれながら苦痛が漏れて揺れる


遠くに聞こえる列車のシグナル音


呼吸に合わせ


一つに結びつけられる


心と………心


身体と………体


止めること無い二つの吐息


呼吸




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ