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年度初めの今、希望を見出だせるかもしれない話。

作者: 青

2022年4月頃に思いついてメモしておいた言葉です。

卒業式の後、皆で集まる最後の時間。中二病気味の担任教師が語りだす。

「旅立ちは、むしろ喜んでほしい。外の世界を見に行って、自由に動けるようになる。皆の知恵と行動が、この世界を広くするんだ。


心が綺麗なあんたらは、綺麗な世界を作るんだろうな。やんちゃで意地っ張りな私には難しい、未知の領域をさ。どんな分野でもいいよ。もともと物知りな私なら、多少変わってたっていけるはず。皆の先生になってから、そこには自信がつきました。


素直に生きるあんたらを、豊かな未来へ導いてみたい。そんな考えが、だらしない私を先生にしたんだよ。子供の頃、チャリをバイクと呼んで、町内を暴走してたような人をね。何だってアリだよこの世界、簡単に予測できないさ。その世界への道のりに、ムダなものなど一つもなかった…。


最後に呼びかけよう。こんな私にとらわれず、ワクワクを追いかけてみてはどうですか。そして、行ける所まで行ってみるのはどうでしょう。私との別れで泣いてる人がいますけど、大丈夫だよ。私が近くにいなくても、あんたらには、何とかする力がある。それに、お互いどこかで学び続けてれば、世界を共有できますからね。


今までありがとう。じゃあね、これからもお元気で。」

最後まで読んでくださりありがとうございました。

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