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幼児期 第0話 『何処にでも有る言い伝え』
始めましてなろう読者の方々江間吉と申します。
私異世界物と歴史物、戦記物が好きでして、至らぬ所は有りますが自分でそう言う物語を皆様に楽しんで戴けたら良いなぁと思っています。0話はそんなに重要では無いので飛ばし読みして良いです。
昔、この世界は神達の楽園であった。神達は膨大な知識を有しており、世界に火や水を与えた。
やがて神達は生きるモノを創り、役割を与えた。それは神の暇潰しであった。或る神は人を創り、或る神は獣を創った。また或る神は獣と人を合わせた生きモノを創った。しかしながら神もまた意思を持っているモノで或った。その意思とは必ずしも良い物だけでは無かった。邪の心を持つ神〈邪神〉の手により楽園は壊され、神達は邪神を抑える代償として力を失った。そして世界は争いに飲み込まれた。邪神の創った魔族との争いだけでは無くモノ同士でもだ。
この世界は未だ混沌としている。
『スエイ・リトスキー著 世界の産まれ 帝国暦1280年』
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