異世界でも部活が出来た件について
部活を始めてみました。
スキルをポイントで何て話をしてから体感時間で2か月ぐらい経った。トータルで3か月を超えた辺りだと思う。今は大まかに生産系と戦闘系とその他に分れての勉強や訓練の時間が増えた。人数の分布は大体7:2:1って感じだったので理想的なバランスになったかなと思っている。
生産系は多種多様なので農業系・土木建築系・工業生産系・被服系と衣食住とライフラインの確保が出来そうな感じにまとまったかな?
戦闘系は魔法系と武器系で分れていてそれぞれ魔法の属性や剣術・槍術・弓なんかで分れてそれぞれの先生にしごかれている。
その他は医療や情報収集・分析の勉強をしている。これも魔法を使ったりその他の座学的な勉強が必要なので大変そうだ。
他人事みたいに言っているけど、僕達生徒会も好きな事を勉強しつつ各代表と意見交換をして忙しい日々を過ごしている
。
ちなみに僕は生産系で鉱物の採取方法や精製方法を教えてもらったり、武器の作り方を教えてもらっている事が多いかな。主に鍛冶関連を勉強しています。ちなみに地球の武器や道具を再現しようとしている班があったけどマニアック過ぎて軽く覗いて諦めました。異世界モノに銃は定番だけど1年で開発の目途が立つのか不明だし、魔物に効果がどれだけあるかも不明。
人数が最も多いのは農業の育成部だけど彼らは土魔法の習得で戦闘系の土魔法系の人達とも組んで土魔法研究会も立ち上げていたり農業器具の開発を木工部や生活鍛冶部なんかとも研究している。まぁこの世界の人数と文化レベルを見ると機械が発達していない分、日々の生活の利便性の向上は魔法が占める割合が高いらしい。僕達には馴染みが無い分そこら辺をしっかりしないとダメなんで頑張ってもらいたいな。
そして飲食系は地球食再現部なる皆の期待を一身に背負った部が花形として創部されたけど、調味料の再現に非常に苦労している。大豆っぽい豆があり醤油と味噌の開発の研究をしているけど実際地上で行う場合の雑菌の繁殖や温度・湿度の管理等予定通りにいけるかが鍵だそうだ。そんな苦労もあり、以外と人数が集まらなかった。部長が言うには実際地球の味が恋しくなる頃には人数が増えるんじゃないかな?って事です。
ちなみにこの世界にも米や小麦なんかもあり、地球と植物が似ているって話をしたら隣接世界ではさほど差異は無いそうだ。でも魔力がある世界だと変異種が出来やすく、知っている植物だと思っても毒性がある可能性もあるので注意した方が良いとアドバイスをされ、その研究の為に園芸部も創設される事になった。
部活動については最低5名の構成で部長と副部長を決めて、その分野の事を教えられるエキスパートを目指す人と、他の部と共同研究する人に必ず別れるようにだけ指示をした。最終的に皆が2つか3つぐらいのそれなりの専門知識を持てれば多少なりともこの世界での生活に満足出来そうな気がしている。
本当は文科系もやらないとダメだと思うので後々楽器類の開発もできればいいと思うので、その分野も後で出来そうな人に習得をお願いしないとね。
そろそろ地上編にしようっと




