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異世界生徒会活動記  作者: もくすけ
初めての異世界学校生活
3/11

授業を受けよう1

学校を作る事になり、生徒全員でワタリさんから何が出来るかの説明を受けた。


この神域ならプリシバルから一部権限を借りたワタリさんはマギナを使う事により、ある程度好きにエリアの設定を変えられるそうだ。

 ある程度のエリアを区切る事で、景色の変更や時間の進み方も変えられるので、エリアを区切って色々な教室を作る事にした。

 教師はこの神域と下界の間にある天界という亡くなった人が魂を休める場所があるそうなので、協力してもらえるその道の専門家を集めて各教科の担当をしてもらう事になった。さらにワタリさんの能力で、元いた世界で生きている人をコピーのように呼び出す事で元の世界の方が進んでいる知識や技術について教えてもらえる事になった。

 神域にいる僕達は元いた世界の見た目のままの仮初の身体を与えられているけど、その状態ではお腹が空く事も眠くなる事も、トイレに行きたくなる事も無いらしい。

 非常に便利だけどあまりに長い間その状態だと流石に地上に降りた時にギャップがあり過ぎて、魂の定着にも影響が出ると言われたのでここにいる期間は多分限界であろう1年になった。

 ワタリさんもこちらに1年もいる訳にはいかないので、時間の経過速度を設定の上限の百倍にしてもらって地上の時間では4日弱を目途にここで勉強する事にした。ちなみに時間の経過はほぼこちらも同じとの事で非常に助かりました。

 そしてワタリさんと新旧生徒会の役員、各クラスの代表と部活や同好会の代表を集めて授業方向性を考えた結果が


1.知識系として国の位置や大きさやどういった人がいるのか、政治形態や技術や文化はどのようになっているか等


2.戦闘系として武器や魔法の使い方や敵対する魔物等の性質、武器の手入れ等


3.生産系として食べ物の採取や調理法、武器や装備等の原料の見分け方や採取方法、加工方法等


に決まった。まず全員で基礎知識を学び、後はそれぞれがここで生きていく為に必要な事を学ぶ為に覚えたい事を分けていく方法でいく事にした。


まず最初は体育館ぐらいの大きさのエリアを作り、そこでこの世界の事を聞くために人類の国で教師をしていた人をワタリさんが連れてきてくれたので、ここで皆に説明してもらえる事になった。


『死んでからも教師をやれるとは思わなかった。ワシはバニルというもんじゃ。

 とりあえずこれを見てみなさい。』


そう言った老人の前に地球儀に似た天体の映像が浮かんだ。そこには左向きの馬のような動物の形に似た大陸が映っていた。


『これがこの世界で最大のセヴァル大陸じゃ。動物のような形をしておるのでそれで覚えるのが簡単じゃな。

 頭から首にかけてはグロシス大森林、前足から胸の辺りはワシがいた人族の国のトルシ王国がある。

 背中側から腹にかけてセデント連峰という山々がありこの大陸を縦断する事で大きく2つに分けておる。腰回りには魔族が住むタイレル帝国がある。後ろ足の部分にも昔は人族の国があったのじゃが魔物の氾濫が原因でだいぶ前に滅んでしまったそうじゃ。

 尻尾のある場所の先の海を渡ると二つ程の大きい島があり、上の方をサリエ島、下をデソウス島と呼ばれておる。行った事は無いので詳しくは知らんがな。

 

 次は魔族についてじゃ。あいつらは魔法が得意な者が多いが力は弱く、人口は魔族の方は長寿じゃが繁殖力が低くて人数は人族よりずっと少ないらしいぞ。

 見分け方が頭に生えている小さい角と血行の悪そうな見た目ぐらいらしいが、生憎と生きていた頃に魔族は殆ど見た事がないのう。

 この広い大陸を進んでセデント連峰を超えて来る物好きもそうおらんので、魔族の大使館がある王都にそれなりにいるぐらいじゃな。


「ケモ耳は、獣人はいないのですかぁぁぁっ」


やけに熱意のある男子の声がする。女子ドン引きですが大丈夫ですか。

その悲痛な叫びを聞いたワタリさんが追加で説明をしてくれた


『君達の他に別の2つの世界から魂を呼ばれた者達だが一つは獣人族だ。各種族を網羅して呼んでいるそうだが君の希望通りの保証はない。それでも良ければ機会があったら会ってみるといい。』


「いよっしゃぁぁぁぁ、神様マジで神!!」

そりゃそうだろうよ。でも周りをよく見ようよ。女子の視線が冷たいぞ。


『獣人族は肉体強化系の魔法が得意で近接戦闘では相当強いだろう。

もう一つの世界からはエルフ族とドワーフ族、竜人族が呼ばれている。

魔法に優れたエルフ族と器用で力があるドワーフ族、高い防御力が自慢の竜人族が呼ばれて来ているね。

彼らが各5万人づづいるね。合わせると10万人だ。』


そりゃあ僕達に邪神相手にしろって言わないよね。


「エルフキターーーーー」

別の所からも歓声が上がった。エルフスキーさんやっぱりいたのね。

そしてまた女子の視線がヤバい。これは何かのスキルか魔法が発動してるのかってぐらいヤバい。

そしてその微妙な空気を察してくれたのか続けてワタリさんが


『望むならその種族が地上に降りた所の近くに君達を降ろす事もできるから自分達の降りる場所も後々考えておいてくれ。ちなみにデソウス島は竜の島と言われるぐらい竜種が多いのでお勧めはしない。

それと邪神が出現したのはセデント連峰のすぐ横の人族側の平地だ。その近隣にはこの世界の神々が張った結界があるのでそれ以外だな。』


解りました。なるべく邪神から離れた所に行きます。是非そうさせて下さい。

そんな話が終わった所で続けてワタリさんが魔族側の先生を連れてきてくれた。

さっきの話通り額の左右に小さな角がる以外は色白なオジさんという見た目の人だ。


『私は生前タイレル帝国の地理院におりましたセクレタと言います。人族の王都にも仕事で行った事はありますが随分昔の事ですので、人族の方をこんなに一度に見るのは久しぶりですね。

 私達のタイレル帝国は皇帝陛下の治世によって素晴らしい発展を遂げています。

 人族よりも高い魔力がある我ら魔族は数こそ少ないものの、魔道具も発達していますし屈強な魔導騎士団もあります。それらの活躍で魔物が住む森を近年いくつも開放しました。遠いですが人族とは友好的に付き合っておりますし、みなさんも是非帝国を訪れてみて下さい。』


本当に友好的だね。しかしどちらの種族も相手の悪口のような事を言ったりしないんだね。


呼んでくれた人がいましたらありがとうございます。

誤字脱字あるでしょうが、気になる場合はご指摘下さい。

続き頑張ろう

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