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登場人物紹介

決戦前に挟む予定だったのですがすっかり忘れてました。

現状の再確認といった感じの内容になっています。

なのでこの作品を未読な方にはネタバレありな内容となっております。

港町の近隣に浮かぶ島にある遺跡。それが今回の戦いのきっかけである。

港町付近の森から出てくる魔物達は、遺跡を狙って港町の人間を倒そうとしている。

しかし、港町には遺跡調査の為に歴戦の剣士達が常駐していた。

両者の戦いが起きていることを遠巻きに聞きながら、イチヨウの冒険は始まる。



イチヨウ/15歳/村の少年/天眼流


冒険にでることを夢見ていた村の少年。

記憶喪失の少女、ハクを守るという誓いを立て、それが遠因となり旅に出ることになる。

先輩であるシホやジンに見守られながら、ハクとの交流を深め、山の花畑ではついにキスをする。

しかし、ハクが魔の側の存在だと気がついた時に、ジンの制止を振り切ってハクについていくと決める。

剣術の腕は、ジンに言わせれば化け物のような伸びの良さ。元々村一番の剣士だったが、ジンに鍛えられた今では王都の近衛兵相手にも戦えるようになっている。

ジンとシホを両親のように慕っていた。



ハク(アリシラ)/???歳/思念の集合体

イチヨウの村に落ちてきた竜に乗った少女。記憶を失い、竜を扱えるということすら忘れてしまっている。

熟練の冒険者であるジンとシホによって、王都まで護衛されることになった。

その正体は人間によって滅ぼされたり、苦境に立たされた生物達の念の集合体。ただ、人間そのものの念や人間と共存した生物の念も中に混在しているらしい。

後者が表に出た時はハクとなり、前者が表に出た時はアリシラとなる。

その目的は、港町の遺跡の地下にある大魔方陣。

それを使い、人間から気力や向上心を奪い、無気力化させることで、その縄張りも数も適正化させようとしている。



ジン/27歳前後/熟練の冒険者

魔術を使える剣士。

イチヨウの良い師匠。

気を許した人間にはぶっきらぼうになるという悪癖がある。

かつて、大魔方陣を破壊した過去がある。なので、再度その魔方陣を引きずり出そうとするアリシラとは自然と敵対関係になる。

何かとイッテツの弟子であるということをアピールするが、イッテツは故人である。亡き師を持ち上げようとすることで恩返しをしようとしているのかもしれない。

昔のパートナーとの間に子供が出来ていたが、そのことを知らずに旅を続けていたため、現在トラブルに巻き込まれている。

弟子として育て、息子のようにすら思ったイチヨウと戦う覚悟を胸に、決戦の日を待つ。



マリ/24歳前後/祈りを力に変える女性

滅ぼされた村で一人生き残った少女。死んだ魔術師達の念が彼女に流れ込み、強い力を形成した。

普段は封印しているが、身体能力は作中随一。

前作で、気の迷いでジンと一夜を共にした結果、子供が一人いる。しかし、ジンを父親として認めるつもりはない。

その理由は、不安を抱えながらも子供を産んで育てている最中にジンから届いた手紙が「良かったな、おめでとう」の一文だけだったから。(ジンは自分の子供と思っていなかった。それがまたマリを苛立たせた)

その一文で心を折られたマリは、それからしばらくジンとの間に罵りあいの文通を繰り広げるのであった。



シホ/三十路手前/魔術師

ジンの幼馴染の女性。

贖罪の意味もあって、ジンの遺跡調査に付き合っている。

ハクやイチヨウにとっては良いお母さん代わり。

イチヨウをけしかけたり、ハクをけしかけたり、二人がくっつくのを微笑ましく見守っていた。

願望の世界で、マリの立場に立ちたいと気がついた自分を浅ましいと一蹴した。

敵となったイチヨウやハクを倒す覚悟は既についているのだろうか。



ハクア/28歳(外見16歳)/神術師

国規模の呪いを受けて不老不死となった少女。

ただ、友達と一緒に老いて死にたいという思いから、遺跡に眠っているかもしれない聖なる泉を求めて剣士隊に参加する。

戦いの中で、自身が受けている呪いを他者への治療の神術として活用する術を覚える。

ヒーラーとしては作中最高の性能を身につけた。

味方が派手にやられてもハクアのおかげで乗り切ることが出来たのだが、後方支援役だったのが災いしてか今ひとつ地味だった。

その蘇生すら可能にしそうな能力はストーリーのキーともなりうる。


容姿は若い頃のシホとうり二つ。

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