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自治省の悪臣  作者: 雪 柳
4/52

第二章 自治省の美貌小姑 その2

新年明けましておめでとうございます。


予告通り、何とか元旦に更新できました。やれやれ。


本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。




ワタシの常識は世界の常識ではない、かもしれない。

ファネ王国の常識はイサ共和国の常識とは一致しない。

留学時代にそれを実感することしばしば。


しかしそれ以前に…同じファネ国人であっても。

ワタシとこの公爵様の常識は全然違う、のかもしれない。


「ええと、長官?長官も王妃様のお茶会に?」

「…誰が貴女を王妃様に紹介すると思ったのですか」


いや、冬季休業期間中なんですけど。非公式茶会なんですけど。

そして何より、今朝突然呼び出されたんですけど?

要注意人物その1の伯爵夫人に。

そういえば、胸も尻も立派だったな…と一瞬、リアンは現実逃避。


「新年を祝う晴れ着を何か持っていないのですか?」

「…そんなものありませんよ」

間合いを詰めてくるキリルが怖いわけではないのだが、

何となく一歩後退。ああ、見ているのが恥ずかしい。

似合ってますよ、似合ってますけど。

貴方は、ファネ神話に出てくる

月の神ですか、氷の神ですか、鏡の神ですか。

首に架けられているのは重そうなサファイヤ、鎖は白金(プラチナ)

白絹の手と藍の袖の間に何やらキラキラ輝いて…水晶ですか、それ。

長官殿、貴方のお召し物と装飾品は今一体お幾らですか?


「ハリドやクロンが伯爵邸に何枚でもドレスを用意していそうですが」

「…就任以来、帰っていませんので。それに、

当日の呼び出しで、非公式茶会に、“次官”が着飾ってゆくのはおかしな

話です」

「…貴女はそう考えるのですね。まぁ良いでしょう」


行きますよ、ミルケーネ公爵が身を翻すと、ふわりと香の匂いが微かに

聞こえた。

シダー系の常緑樹の香り。甘くない。嫌味じゃない。

冬の森の清浄な空気。


てっきり自治省の在る旧カリン宮・正面玄関から出て、中央道を北進し、

王妃のおはしますエリエ宮に向かうのかと思っていたら、

キリルが足を踏み入れたのは地下通路であった。

(これって、王族と一部の長官クラスしか使えない、というか、

知らない通路なんじゃ?)

曲がりくねった通路は幾度も幾重にも枝分かれしている。

一定間隔に灯りが置かれていて視界はきくものの、案内板のような

ものは全くない。

何度か曲がる内にリアンは方向がわからなくなった。


外に出なくて良い分、雪にも氷にも晒されず、コート不要で快適。

そしてたぶん、エリエ宮までの最短ルートで進んでいる。

いちいち門衛に誰何され、その度に用向きを説明する煩わしさもない。


随分と、茶会に行くための手間が軽減されている。

(これは長官に感謝しなければいけない所なのだろうけど…)


一定距離を保とうとするあまり、地下道で見失いそうになったところ、

戻って来たキリルに腕をつかまれた。

そのまま小さな子どものように手をひかれたまま、会話らしい会話もなく

目的地に向かう。


(何か気まずいよ、空気重いよ、帰りたいよ)

能面を被る努力をしつつ、傍らの麗人をちらりと見やれば、相手はなぜか

機嫌良さそうだ。王妃様の茶会が楽しみなのだろうか。


「ここからエリエ宮ですよ」

重たい石造りの門を押し開けば、眼前には螺旋階段が伸びている。

「あと少しです」

ぐるぐると、3階分だか4階分だかを上った頃に、長官がまた声をかける。

体力的には自信のあるリアンだが、ここまでで何というか、精神的に

疲労した。もうお茶会やめて帰りたい。


キリルの足が止まった。彫刻が施された樫の扉の向こうから眩い光が

漏れている。この向こうはもう、エリエ宮の“表”だ。

「少しお待ちなさい」

キリルの手がリアンから離れたが、ほっとする間もなかった。

そのまま首の後ろに手が伸びて、あっというまもなく金茶の髪を

ほどかれてしまう。

「衣服はともかく、あまりガチガチなのも野暮ですよ」

「…田舎者ですので、お構いなく」

一応反論したが、長官は聞き入れず、金茶の髪を背中に流すように

手で梳くと、今度は両横の髪だけをすくって軽く編みこみ、懐から出した

髪飾りで留める。この間、ものの1分もかかっていない。

「よくお似合いですよ」

そう言われても鏡がないのでよく分からない。

手で触れてみて、なんとなく編みこみと髪飾りを感じるだけだ。

「長官…なにか手馴れていらっしゃいますね」

「…まぁ、年齢問わず女性のお相手をするのは慣れていますので」


今サラリと凄いことを言った。

リアンはどう言葉を返してよいか分からない。

しかも「年齢問わず」ってナニ?


「行きますよ」

キリルが扉を開く。眩い光に包まれて、リアンは目を伏せた。


*** *** *** *** *** *** 


案内された部屋はさほど広くない客間であった。

エリエ宮の中で王妃がごく私的な内輪の催しを行う際に使用する

小サロンのようだ。

橙色の壁には金色の格子模様が入っているが、けして派手ではなく

落ち着いた趣を醸し出している。心地よい暖かさが室内を包む。

そこかしこに王妃の趣味の良さと気配りが感じられた。


「お会いできて嬉しいわ、リアンさん」

絹張りの長椅子に腰掛けるや、王妃は新任の政務次官に向かって気さくに

声をかけた。それからちらりとリアンの傍らに目を走らす。

「公爵…貴方もいらしたの。新年のお客様で忙しいでしょうに。

 心配しなくても新任次官を苛めたりしませんよ」

その言葉で、キリルが王妃の非公式茶会に招待されていなかったことを

リアンは知る。

(そういえばミルケーネ公爵…大貴族様のお屋敷って正月三が日の間は

新年祝賀の来客がひっきりなしで、応対に多忙を極めるんじゃなかった?)


神代の衣装も突然の非公式茶会のためではなく、公爵家参賀の返礼用と考え

ればうなずける。どう見ても公爵の方が、王妃より豪華な装いだ。

王妃シャララは襟元までしっかり止まったブラウスと(くるぶし)まである長い

スカートというシンプルな出で立ち。

ただし、ブラウスには流行の花鳥文様手編みレースが胸元と袖に

たっぷりあしらわれ、ルビーのブローチがアクセントになっている。

「リアン・パルマローザ・アギール伯爵令嬢を王妃様に紹介するのに

上司である私が出向かないわけにはいかないでしょう」

(いや、誰も頼んでいないんですけど…)

しかし、グウタラ長官だと思っていたが、意外に面倒見が良いのか?

リアンは就任初日に行った、抜き打ちテスト、もとい、アンケートの

回答内容をおぼろに思い出した。長官の趣味は“全国各地の地酒収集”。

(今度、就任挨拶と新年挨拶を兼ねて一本持参するか…)

自身はとりたてて酒飲みではないリアンである。

ただ、留学時代に入手した

美酒を若干手元に保存していた…それほど高価なものはないのだが。


その時、強い視線を感じてリアンは慌てて挨拶のために口を開いた。

王妃の後ろで女官の一人が睨んでいる。言わずと知れたフローネである。

「この度、自治省政務次官を拝命しましたリアンと申します。

 王妃様にお目にかかれて光栄に存じます。」


正直なところ、挨拶を済ませ、茶の一杯も飲み干したらさっさと執務室に

戻りたいのが本音なのだが。


王妃様は悪い方ではない。それどころか偉ぶらず、思いやりのある貴婦人の

ように見受けられる。その女官の方がよっぽど態度がデカかった。

しかし、新人次官のリアンはここでいつまでも油を売っている暇はないのだ。

明日から自治省の仕事が本格スタートしてしまうというのに!


王妃が手ずからいれた花茶を、リアンとキリルはご馳走になった。

貴人がふるまう名茶をいただけるのは臣下の(ほま)れ。

茶会の正式な作法は一通り母ミアンに習ってはいた。

が、あまり興味もなかったので、リアンには今、自分が喫した花茶が

どのような由緒のもとか皆目分からない。


隣のミルケーネ公爵、元王族出身の彼は一口で分かったが、

わざわざ部下に説明するようなことはしない。

ただ、その茶を王妃がリアンに出したという事実に一人満足していた。


「大層香り高い、美味しいお茶をありがとうございました。

 私もここに心ばかりのものをお持ちいたしました」

(さぁ、ここからが一勝負)

リアンは持参した包みを解いて、青磁の小さな壺を卓の上に置いた。

「…田舎育ちゆえ、不調法をお許しください。わたくしが昔、母から学んだ

 ことを間違って記憶していなければ、返礼として客も持参した茶を入れて

 差し上げる習わしとか…お許しいただけましか」

「王妃様!外からの物を軽々に口にしてはなりませんわっ!」

たちまちフローネが血相を変えて、飛び出してきた。

早速、リアンを毒殺犯扱いだ。

「これは失礼しました。ご無礼をお許しくさい。それではこれは持ち帰ります」

(ま、当然だろうな…)

リアンは大人しく引き下がろうとした。


王家にとってアギール家の存在は苦々しいものだ。

何せリアンの父を追いかけた王女は若くして亡くなり、

リアンの母を追いかけた王子は生涯独身を貫く宣言をしている。


王女は現国王の姉にあたり、王子は弟にあたる。

国王陛下にあらせられては、お二人の間で気苦労が多かった

ことであろう。王妃様にあらせられても、また然り。


「折角、アギール伯令嬢が持参してくれたのだ。いただこうではないか」


ここが潮時と、御前を辞すために立ち上がったリアンを制止する声が響く。

王妃の座す背後の扉(恐らく別の隠し扉)から新たに現われた人物。

これほど近距離で対面することは初めてだが、ファネ国の者であれば

誰もが知るその姿。


ファネ国第12代国王ソランサその人であった。


(何か王様まで出てきちゃったよ…)

青磁の壺を両手に持ったまま、リアンは深く(こうべ)を垂れた。

ソランサ王はミルケーネ公爵と身にまとう色彩がよく似ていた。

くせのない黒髪。キリルに比べるとぐっと短く切りそろえているが。

藍色の双眸。しかし、キリルに比べると少し、明るい色合いが。


御年43歳。

ミルケーネ公爵が中年になったらこんな感じになるのかと想像して、

リアンは我に返る。恐れ多くも国王を長官と見比べてしまっていた。


「茶道具と湯沸しを次官殿に」

国王に命ぜられて、女官たちがリアンの前に道具類を並べ始める。

フローネだけは王妃の傍らを動かず、立ち尽くしていた。

相変わらず薄紫の瞳からは憎悪が溢れている。


自治省長官は部下の邪魔にならぬよう、席を立つや、やや斜め

後方に下がった。

彼の動きで、またも高貴な香がくゆったが、リアンは気づかない。


(この展開は予想していなかった…茶を喫す作法はともかく、点てる

 作法は、随分さぼっていたからな…あんまり自信ない)

母上様ごめんなさい、口の中で謝りながら、リアンは茶壺の蓋に手を

かけた。


国王と王妃、元王子の公爵に母が王女という伯爵夫人。

これほど身分の高い方々に囲まれて、一挙一動を見つめられて、

茶を入れなければならぬというのは、ひどく緊張することだ。


湯の量、適温、茶葉の量、蒸らし時間。

最高のものを点てるためには、少しのミスも許されない

もっとも、リアンにとって有利な条件は、持参した茶があまり国内で

出回っていないものだという点だ。

しかし、だからこそ最高の状態でお出ししたい、とも思う。


最初の碗に茶が注がれる。天上人に供する場合の作法。

まずは入れた本人が静かに飲み干す…害意のないことを示すために。


「では次の碗は私が」

2碗目をミルケーネ公爵がゆっくりと何口かにわけて飲み干す。

この場では彼がリアンの後見役だ。

次官が粗相をした場合、咎は上司である長官にもかかることになる。


「こちらからは私が(あらた)めましょう…」

フッサール伯爵夫人フローネが動こうとしなかったため、

別の女官が3碗目を取った。

初老の婦人で、恐らく王妃付きの女官長であろう。


こうして3名が飲み終わったところで、茶葉と湯を新たにし、いよいよ

国王と王妃のための茶が点てられる。二人は同時に茶碗に口をつけた。


「これは…?一口目は苦く感じられるが、後味が甘い」

「異国のお茶でしょうか?初めて味わいました」

国王に次いで、王妃が感想を述べた。二人とも美味しい、とは言わない。


「西域リウムに産する(にが)茶というものです。毎日飲むのであれば緑茶や

紅茶が相応しいですが、たまに飲むのであればこのようなものも

よろしいかと。

独特の苦みと甘みが面白く、しかも、健康に良いと

言われております。

胃の腑が弱っている時や、御酒を召され過ぎた時などは特に…」

陛下の御代が長く平安に続きますように、とリアンは締めくくった。

背後からはキリルが彼女を暖かく見守っている。

リアンは気づかないが国王はミルケーネ公爵の気持ちを察していた。


「珍しい西方のお茶をありがとう」

王妃がお礼を述べ、リアンは受け礼をして、青磁の壺を初老の女官に

手渡した。


これにて無事茶会終了という、まさにその時…思いがけぬ国王の言葉が

新人次官の心を切り裂いた。

「父上と母上はお気の毒なことであった」


何を…

この御方は。この時機(タイミング)で何を仰せになるのか。

リアンはまだ片づけられていなかった急須を国王に向けて投げつけて

やりたくなった。

王は、知っていたのだ。当然か。地方都市にも王の耳や目がある。

“世紀のロマンス”と持て囃された超有名・駆け落ちカップルが

急死すれば、彼の元にも時をおかず知らせが届けられるであろう。


「2年前になるか…ご両親はルーマ市を襲った集中豪雨で亡くなったと

 聞いている」

「…お気遣い痛みいります。

亡くなる時も二人、手を携えて共に逝ったので、不幸ではなかったと

思います」

イサに留学中のリアンに突然舞い込んだ訃報。

急きょ帰国して両親の遺体を探しまわり、土石流の中に二人を見つけた時、

リアンの人生は大きく変わってしまった。

嵐の中で相当揉まれたであろうに、二人の手は死しても固く握られていた。


父クロスの懐中からはボロボロになった時計が出てきた。

時計の内蓋には「ごめん、リアン。愛しる」と小さく刻まれていた。


その後の数か月をルーマでどう過ごしたのかリアンはよく覚えていない。

救援部隊の中で働いていたはずだが、正直自分が役に立っていたのか

分からない。


「では、私たちはこれにて」

リアンの心が現在と2年前を彷徨いはじめたのを傍らで察して、

キリルは急いで辞去の礼をした。

ぼんやりしたリアンの手を引き、部屋を出る。


フローネが追ってきた。

しかし、薄紫の瞳に浮かぶのは憎しみではなく戸惑い。

「二人とも…亡くなっていたの?」

キリルが代わりに頷いた。

王と王妃、公爵は知っていたことだが、伯爵夫人は知らなかった。

フローネはそれ以上何も言えず二人を見送った。


*** *** *** *** *** *** 


気がつけば、リアンは自治省政務次官執務室に戻っていた。

何だか身体が暖かくて、心地よい。

王妃様に花茶をいただいたせいか。


「大丈夫か、リアン?」

え、と顔を上げれば目の前に藍色の瞳。

神代の衣装を纏った御方の両腕が背中に回されている。

暖かいのは体温が伝わるから…そこまで思い至ってギョッする。


(これって、長官に、だ、だ、抱きしめられているの、私??)

どうやら帰りも地下通路を使い、

キリルに手を引かれて戻ってきたらしい。

そして、何がどうなって、この状況…リアンの心臓は早鐘を打った。


「長官、申し訳ありません、私、あのその、少し呆けてしまいました。」

慌てて身を離し、数歩後ずさる。

キリルは一瞬不満そうな顔をしたが、リアンを引き留めはしなかった。


「なんだか、茶会で思ったよりも緊張したみたいで

…思いがけず国王陛下もお出ましになりましたし。

本当にご迷惑をおかけしました」

「もう大丈夫…?」

「大丈夫です。いつも通り元気です…どうぞ公爵邸にお戻りを。

 貴重なお時間を割いていただき、ありがとうございました」

長官と二人きりといいうのは何故か心臓に悪い。

グウタラ上司で構わないから早く、屋敷に帰って欲しい、

リアンは切に切にそう願った。


しかし、キリルは自分のペースを崩さない。

「フローネに目をつけられたようだね」

「…あの方が、私を毛嫌いするのは分かります」


リアンは一つ気になっていたことを長官に尋ねてみた。

「あの、長官。フローネ様はご家族の方とは…うまくいってないのですか?」

白絹の両手が伸びてきて、リアンの頬を包む。

答える代わりに触れさせろ…というわけではないだろうが、

吐息が感じられる近さに、本当に本当にリアンは困ってしまう。

先ほどはするりと抜け出せたのに、今はなぜか動けない。


「フローネの母リウカが早くに亡くなったことは聞き及んでいるだろう。

 父君にあたるアジヤ侯爵は…悪い方ではないよ。

フローネのことを気にかけている。

ただし、フローネにとって母親違いで同い年の弟がいるというのは

許せないことなのだろうね。

夫君のフッサール伯は、ちょっと歳が離れているけれど、温厚な人物だ。

王都ではなく、ご領地で過ごされることが多いが」

つまりは王都で暮らす夫人とは別居中。


(“私たちは”仲良し家族なので)(“貴女たち”の家族と違って…)

リアンが意図せず口にした言葉は、

フローネにとって猛毒となってしまったようだ。

彼女の蒼白の顔が思い出される。

「彼女が気になる?」

「仕掛けてきたのはあちらですが、私も酷いことを言ってしまいました」

「私のことは気にならない?」

「はぁ…?」

キリルの顔が更に迫ってきた。

(近い、近い、近い…またもセクハラですか、パワハラですか)

「今度、釣り書き持ってくるからしっかり目を通すように」

「釣り書き?」

「間違った。個人調書。自分の上司のことくらいしっかり把握して

 おきなさい」

額に微かに触れる唇。固まるリアン。

よろしくね、と綺麗に微笑んで、自治省長官はリアンの部屋を出て行った。


”世紀のカップル”実は…の展開で申し訳ない。

しかし二人は幸せでしたよ、間違いなく。


次章、リアンの叔父クロン認定・要注意人物その2が登場します。

キリルとその人物の間で大舌戦が繰り広げられる…予定。

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