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自治省の悪臣  作者: 雪 柳
21/52

第六章 自治省の救助部隊 その4 

某長官登場。お土産持参でやってきて、まずは食べ物で懐柔作戦。

それからあの手この手で…頑張っております。


今回はちょっとジャンル:恋愛になったかも、でございます。


しかし、後半、フローネ登場でミステリーに転調します。

リアンが身を起こすとその人は枕を追加して背もたれを作ってくれた。

甲斐甲斐しく紅茶を入れ、湯気の立ったカップを「気をつけて」と

言いながら、そうっと手渡してくれる。


(…長官だよね?)


火傷しないように、ゆっくりと紅茶を口に含みながら、リアンはまだ

一言も発することができずにいた。


クセのない黒髪。藍色の瞳。白絹の手。

自治省長官を個体識別する3要素は全て揃っている。


しかし…雰囲気が何か違うような気がする。

そう、髪を後ろ1本にきっちり縛り、細身の銀縁眼鏡を掛けている

…なんだか「できる行政官僚」ぽく見える。


グウタラ長官とは他人の空似の別人か。


「口を開けて下さい」

リアンが悩んでいるところに、銀の匙が突き付けられた。

いつの間にやら、相手は左手に硝子瓶、右手に匙を持っていた。


(えーと?)

薬だろうか。

それにしても怪我をしたのは頭であって、両手には全く支障ないのだが。


「ほら、早く。零れますよ」

匙には何やら乳白色のトロリとしたものが載っていた。

寝台に落ちると厄介だ。

それに…目の前の人には少しも威圧的なところがないのに、

何故か逆らってはいけない気がする。


おずおず口を開くと、銀の匙が慎重に差し入れられた。

舌の上に濃厚だが、しつこくない甘さが広がる。


「…これはナイカラ通り“八色カバ亭”のミルク・ジャム!」

「正解。好物だと言っていたでしょう?はい、もう一口」

別の匙がリアンの口に差し込まれる。

一度使った匙は瓶に戻すなと…昔注意した記憶がある。


「紅茶に溶かしても美味しいけれど、紅茶を飲みながら口に含む方が

 もっと美味しいと言っていましたね」

確かに言った。

でもそれは、隣国イサに留学していた時だ。

ナイカラ通り“八色カバ亭”はイサの首都にあるのだから。

リアンの脳裡にモジャ髪に丸眼鏡の青年が浮かび上がる。


「やっぱりイサでお会いしていますよね?」

「…会っている。一生懸命口説いて、真剣に求婚したのに、

 君は綺麗サッパリ忘れてしまった」

「求婚?」

さすがにそこまでされていれば、少しは記憶に残っているはずではないか。


「“二人の時が在る限り十二の月を一緒に見上げよう”」

「あれって求婚の言葉だったんですか!」

紅茶のカップを両手で支えながらワタワタする。知らなかった!!


「イサ国で一番正式、かつ最も人気ある求婚の決まり文句でしたが…」


3本目の匙をリアンに与えながら、藍の瞳が遠くを見た。


“二人の時が在る限り十二の月を一緒に見上げよう”

それは“二人が生きている限り一緒に夜を過ごそう”という意味。

これに応じる場合は“闇夜すら貴方と共に”、つまり

“どんな夜(=困難)も一緒に乗り越えましょう”となる。


ちなみに意味が理解できなかったリアンはその時、

「いやそれは難しいんじゃ…」と答えてしまっていた。

どうりで下宿先に戻って、その話をした彼女に仲間たちは

可哀そうな子を見るような目つきになったのだった。


留学時代の謎が今になって解き明かされる。


「君に断られたと思って一週間ほど引きこもりになった私は

 一体何だったんでしょうね…」


きゅっと硝子瓶の蓋を閉めて、寝台脇に置く。

ミルク・ジャムは三口まで、それ以上は口が甘々になってしまうから、

そんなことを言われたことまで彼は鮮明に覚えているのに。


引きこもりから立ち直って、ようやく再挑戦(チャレンジ)しようと思ったら、

愛しい姫は帰国していて…しかも彼女の家族が大変な事になっていた。


空になったカップを返しながら、リアンはまだ迷っていた。

目の前の人物がイサで会った男と同一人物だということは分かった。


しかし、それならば、長官であるはずはない。

王族出身のミルケーネ公爵が身分を隠し、変装までしてイサへ短期留学?

…ありえない。


いや、そもそもである。

自分は今、視察中でファネ国王都キサラを遠く離れているはずだ。

自治省長官がミルク・ジャムの瓶を持って現れるはず

…ないない、絶対ない。


「えーと、それで、恐れ入りますが、どちら様なのでしょうか?」

自治省政務次官として、できるだけ失礼のないよう、

お伺いしたつもりだが、瞬間的に凍土(ツンドラ)が出現した。

あまりの寒さにリアンは布団を両肩まで引き寄せた。


「…最初に聞くことがそれですか、リアン」


怖い。めちゃめちゃに怖い。


「少し雰囲気を変えただけで、もう自分の上司の顔が判らなくなりますか」

「やっぱり…長官ですよね?」


“三匹の子羊亭”で初めて見た内務省長官の(かお)よりも更に怖い。

リアンは涙目になりながら、じりじりと寝台を横に移動してキリルから

距離を取ろうとした。


「君の口にミルク・ジャムを運ぶ男が他にいるのか?」

咄嗟に布団をはね除け飛び起きるや、逃亡を図ろうとしたリアンだが、

がっちりと長官の両腕に捕まり、そのまま寝台に縫い止められた。


「…もう何から怒っていいのか分からないくらいだ」

「申し訳ありません、ごめんなさい」

とりあえずリアンはひたすら謝って、早く解放されることを願った。

長官の身体の重みがかかってきて、その綺麗すぎる顔までの距離が

指1本分くらいしかない。近すぎ、である。


「忘れる、約束を破る、誤解する、また約束を破る、

 君はどれだけひどい女性(ひと)なんだ。私を(もてあそ)んで楽しいか?」


仰る意味がワカリマセン、などと問い返す勇気はどこにもない。


「鈍すぎる頭でも理解できるよう、もう一度はっきり言うから魂に刻め」


“鈍すぎる頭”って。ちらりと反抗心が沸いたが、やはり口にはできず。


「リアン、君を愛している。

 君と結婚したい。他の誰でもなく、君と、だ。

 君以外誰も欲しくない。

 君と結婚できないなら、私も“生涯独身宣言”だ。そして神殿に入る」


これだけ言われれば…さすがにリアンにも相手の本気が分かった。


優しい口付けが降ってきて、次第に深くなってゆく。

凍土はたちまちに氷解し、身体中が熱く甘く花開いていく。


「長官、あの私…」

リアンは息継ぎのわずかの間に何とか言葉を紡ごうとした。

このままではいけない。流されそうになっている。


「王都に戻ったら直ぐに婚約を発表しよう…婚礼式は紅葉の綺麗な時期に。

 準備を急がせる」

やはり、ミルケーネ公爵サマ、内務省長官ドノである。

その頭にはすでに具体的計画が出来上がっているらしい。

しかし紅葉まで半年しかないではないか…いやいや、それ以前に。


「待ってください、長官!」(本人の承諾はどこへ行った!)

「待たない。遊びだの愛人だの酷い誤解はされるし、

 勝手に視察先変えて、またも危ないことをするし…もう待てない」


婚約の前にまずは事実婚だ、そんな妖しい言葉がリアンの耳元で囁かれた。

それが幻聴でないことを示すように、夜着が剥がれ下着が露になる。

アギール伯爵令嬢としては………非常に危機的状況に陥っていた。


意外なことにリアンの窮地を救ったのはヴァンサランだった。

赤毛の大男は外から扉をトントン、続いてドンドンと叩き、

長官が無視するのを見越して足でガンガン蹴り出した。


(あるじ)殿!お取り込み中、申し訳ありませんが、

 ちぃーとばかり出てきてください。お仕事です!」

そのまま扉を壊しかねない勢いである。


「今、行く!少し待っていろ」

キリルが心底嫌そうな顔をして、外に向かって怒鳴った。


(た、助かった~)

リアンはへなへなと力が抜けて、寝台の上にうずくまった。


しかし、ミルケーネ公爵は最後にとびきり強くリアンの喉元を吸い上げると、

簡単には消えない紅い花を残した。


リアンが固まったままでいるところに、何やら薄手の布を持ってきて

頭をグルグル巻きにする。


「少し留守にします。浴室に湯を張ってあるから、入ってらっしゃい。

 頭の布は絶対取らないように。

 せっかく傷を塞いだのに、濡れたらまた悪化してしまいます」

そう言い残すや部屋を出て行った。またも外から鍵をかけて。


独り残されたリアンはそのまま寝台にひっくり返り…何もかも忘れて

夢の中に現実逃避したくなった。しかし、がばりと再び起き上がる。

こんなことしている場合ではない。自治省次官として視察中ではないか!


それからリアンは浴室に飛び込むや、烏の行水を始めた。

まずは頭をしゃっきりさせ、次官としての職務を全うせねば。

入浴を済ませ、新しい服に着替えると、リアンは改めて鏡に映る自分の姿を観察した。

そろそろと頭の布を外す。軍が利用する防水布だったらしい。


金茶の髪はぐしゃぐしゃだが…想像したよりも酷くはない。

救援に現れたワグナ殿下には「どこの妖怪女だ」と罵られ、密かに覚悟していたのだが。

頭の傷は塞がっていて、随分と小さくなっているような気がする。

前日、早く治したいから縫ってくれと医官にお願いしたら、

泣いて嫌がられ、仕方ないので消毒と包帯だけの処置となったのだ。


腫れ上がっていた片頬もすっかり元通りになっている。


(何か異様に回復力が増しているような…?)

次官になってから良いものばかり食べているせいか。


しかしそうなってくると…ザラザラした髪が気になり出す。

(くし)(けず)るだけでは地肌の(かゆ)みが収まらない…。

イライラしたリアンは荷物の中からよく研いだ小刀を取り出すと自分の髪に当てた。


「何をしているっ!」

低い叫び声とともに、リアンの手にあった小刀がどこかに消えた。

キリルが本当に少しの留守で戻ってきてしまったのだ。


「髪が鬱陶(うっとう)しいので短く切ろうと思いまして」

次官はだいぶ普段の調子を取り戻していた。きちんと返答する。


「…勝手に切らないで下さい」

「私の髪です!痒くてイライラするんです。

 これから夏に向かいますし、バッサリ切って短髪にします」

「ダメです。そこに座りなさい。私が洗って差し上げます」

「結構ですっ!全力でお断りいたします!」

「…リアン、私を怒らせないうちに、素直に言うことを聞きなさい。

 さもなければ、また着替えが必要なことになりますよ」

「………」

自治省のグウタラ長官がなぜかここに来て、野生の肉食獣化している。

獅子か、虎か、はたまた豹か。そう、名前で言うと雪豹か。

とにかく密室状態から一刻も早く脱出するために、

リアンは無駄な抵抗を止めた。

防水布を頭の傷に当て、浴槽に背を向ける形で腰を下ろす。


「…短くしたら髪飾りが付けられなくなるじゃないですか」

ゆっくり丁寧に、金茶の髪を洗いこみながら、キリルが呟いた。

「私が立春祭に贈ったものと、ニム街で贈ったもの、どちらかでも

 視察に持ってきていますか?」

「…どちらも家に置いてきました」

「…贈りがいのない女性(ひと)だ」

リアンは途中で気付いていた。

キリルの銀縁眼鏡に取り付けられた鎖も、黒髪を束ねる瑠璃色の組紐も

自分が贈ったものだ。贈ったものを使ってもらえるのは確かに嬉しい。


「でも…」

「何です?」

「…何でもありません」

リアンは頭に当てた防水布で顔を隠すようにして口をつぐんだ。


優しい沈黙が落ちる。

長官の白絹の手は滑らかで、指先が適度な力を加えて、

髪にこびりついた汚れを落としていく。

それはまるでリアンの中に(こご)った悲しみの(おり)までも落とすかのように。


穏やかな時間が流れる。

そうしてリアンの中に新しい想いが少しずつ重ねられていく。


*** *** *** *** *** 


フッサール伯爵夫人フローネが軍官舎に戻ってきたのは、その日の夕方に

なってからのことであった。

彼女はすぐさま自治省政務次官の臨時執務室に通された。

そこで目にしたのは、内務省査察官ヒョウセツを名乗る、しかしどう見ても

自分の大叔父の、厳しい“行政指導”であった。


「はい、では次にこちらの名簿を点検して。

 それから予算書と決算書、要望書、嘆願書、帳簿の類。

 取りあえず被災した村々から運び出せるものは全部、

 国軍が回収しましたから、しっかり調べてください」

「ちょ、これ何千頁(ぺーじ)あると思って…」

「何ですか?お仕事したいと私に泣いて頼んだのは次官殿ですよね?

 しっかり働かないと、今回の災害で責任を問うべき連中が有り金持って

 逃げてしまいますよ」

「苛めだ…」

「人聞き悪い。ヴァンサラン補佐官も私の部下たちも隣室で頑張っています。

 まさか、これくらいの証拠調べで根を上げたりしませんよね?次官殿は」


(おめえもやれよ、自治省長官!)

部屋を別にしてリアンもヴァンサランも内心同じことを叫んでいた。


「内務省査察官殿、自治省次官殿をしばしお借りしたいのですが」

フローネは貴婦人の礼でキリルの前に膝を折った。


「フッサール伯爵夫人、見ての通り、災害対応で取り込み中です。

 自治省次官の外出は認められません」

「ちょっと勝手に決めないで」

リアンは書類片手に反抗した。ハル村から戻ってまだフローネとは

ちゃんと話せていないのだ。アジヤ家の様子も聞きたい。


「父が近くの別邸まで来ておりますので、次官殿とお引き合わせ

 したいのです。それほど長くはお時間をとらせませんので」

「許可できません」

フローネが丁寧にお願いするものを、キリルがにべもなく突っぱねる。


リアンは別にアジヤ侯爵とどうしても会いたいという理由はなかったが、

フローネが会わせてくれるというならば、行こかという気になる。


地縁は大事だ。とくに今後の災害対策を考えると。


しかし、本人を余所に、公爵サマと伯爵夫人は何やら交渉段階に入っていた。


「査察官殿、それでは交換条件とまいりましょう」

「ほう。私を頷かせるような好条件を提示できるというのですか」

「…こんなものでいかがでしょう?」

フローネが何やらキリルに耳打ちする。リアンには聞き取れなかった。

かたや王の姪、かたや王の叔父、その二人が自分をめぐって取引する

内容など…どうせロクなことではあるまい。


「ふむ、貴女もなかなかやるようになりましたね。まぁ、いいでしょう」

「…ありがとうございます」


そうして、いつの間にやら、自治省次官のアジヤ家別邸訪問が決定していた。


*** *** *** *** *** 


軍用車の中には、フッサール伯爵夫人と自治省次官、それに護衛として

ヴァンサラン補佐官と近衛騎士イェイルの2名が付き従った。


「それで、フローネ、何でまた私をアジヤ侯爵に会わせる気になったの?」


実は微妙な関係である。

フローネの母で、アジヤ侯爵の亡くなった妻が、現国王ソランサの姉にあたる

リウカ王女、つまりリアン父クロスに懸想をして、

リアン母ミアンとの仲を裂こうとした張本人だ。


“世紀のロマンス”カップルが駆け落ち婚した後、

リウカ王女は父キランサ王に命じられて、アジヤ侯爵に降嫁している。

二人の仲がどうだったのか…については、フローネに同い年の異母弟が

いることをもって推して知るべし、である。


「わたくし…ハル村から避難する途中で転落して、もしかしたら死ぬかもと

 少しだけ考えましたの」

フッサール伯爵夫人は少し思いつめた顔をして続けた。


「そうしたら、どうしても2つだけ、死ぬ前にやりたいことが浮かびました。

 一つは真実を尋ねること。もう一つは真実を告げること」


死にかけて、自分の気持ちにはっきり気づいたのだという。

しかし、次にフローネがした質問に、リアンは思いきり脱力した。


「ところで、

 ファネ国“愛の交わり八十八カ所巡り”って聞いたことありますかしら?」

「はぁあ?」

「“世紀のロマンス”カップルに仮託して、恋人たちでその八十八カ所を

 巡れば、来世まで続く契りができるという…まぁ、“王都薔薇色通信”が

 全国の色通信と共謀して作った観光戦略なのですけど」

「…そんなものあるんだ」

どうやら亡き両親は縁結び的な役割を担わされているらしい。


「八十八カ所巡って愛を交わす…というのは大嘘でも、

 お二人が熱愛夫婦だったというのは本当でしょう?」

「うん、それは、まぁ確かに」

娘が五つになっても、十になっても、十五になっても、二十になっても

つまり、ずううっと、周囲が恥ずかしくなるくらいの鴛鴦夫婦であった。

が、しかし。

フローネの“死に前にやりたい事二つ”にどう両親の熱愛が関わってくるのだ。


「それで子どもが貴女しかいない、というのは変だと思わなかったの?

 弟妹が5、6人いてもおかしくないでしょう?」

「それは…私の後に弟か妹が生まれるはずだったと聞いたことがある。

 でも、流れてしまって、その時、母も死にかけたって」


“愛の交わり八十八カ所巡り”の話が一転真剣(シリアス)なものに変わる。


「貴女の母が流産した十日後に…わたくしの母は亡くなったわ」


(事故か自殺か…それとも殺人か。真相は今も分からないまま)


手掛かりを握るのは父であるアジヤ侯爵。そしてもう一人、叔父である殿下。

フローネは真実と対峙する決心をようやくしたのである。

関係者であるアギール家の娘リアンを伴って。


ナイカラ通り“八色カバ亭”ミルク・ジャム

…キリルが内務省経由外務省の伝手を職権乱用して隣国からお取り寄せ

したものです。先日のルバーブ・ジャムに対抗している訳ですね。


ガラス片で手を切った時といい、投石で頭を打った時といい、

怪我の治りが早いのは、“物語”だからではありません…また別の章にて

ご紹介できればと思います。


次回「第六章 自治省の救助部隊 その5」

フローネ母の死因は? フローネとキリルの取引とは?

そして自治省は“救助部隊”として活躍できるのか?

盛りだくさんですが…章の最後を予定しております。

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