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ありふれた気持ち

作者: Soraきた
掲載日:2026/11/04

たったひとつの愛を

大事にしてきた

ありふれた愛に

戸惑いを見せたことも

あったけど

あなたに伝えた、すべてのこと

わたしは振り返り

やさしく受け止めた


髪をかき上げるしぐさのたび

ドキドキしたこともあった

あなたの一瞬の沈黙は

わたしを臆病者にさせた

あとでそれは

勘違いだと気づいたけれど


この夢はあきらめない

まだ、ずいぶん先のことであっても

たとえ、ふたりで

追いかけること

できなくても


書きかけのレター

次の文字をうまく選べない

ふたつある意味のうち

どちらかを選ぶとしたら

わたしは

迷いながら

つい、

あなたのしぐさの真似をした

髪をかき上げるしぐさのように

ありふれた愛に

気づいたときのように







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