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ダンジョン配信に憑りつかれた男の娘~何万回死んでも潜り続ける、そこにダンジョンがあるから~  作者: プラン9


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第46話:【初コラボ】スタンピードをぶち潰す#5

「エリスちゃんのお陰で徐々にではあるけど僕たち側が優勢になりつつあるけど……逃げられたらまたやり直しだからなあ」

「うわっマジかよ……お前との共同作戦なんざこれ以上やってたまるか……胃が痛ぇ」

「えーっ!? Aの動き面白いし楽しいんだけどー? 兄貴みたいなマンネリな戦い方じゃないしー」


:チカちゃんずっとお腹押さえてるね

:Aと共闘するのがそんなにストレスか

:別に味方殺しなんてありふれてるのに……抱え込み過ぎじゃないかチカちゃん。つうかお前も味方殺してたろチカちゃん

:妹ちゃんからの評価は高いのにね

:妹ちゃんが冒険者になったの、チカちゃんがAに目玉穿り返されて殺されてからだから……

:アイスピックしか手元にない状態の時だったから仕方ないんだ、仕方ない……

:というかそうか。いくらこの場で押し返すことできても、首謀者がいるってことはまた同じことが起きるって事か

:3年後か6年後かはわからんが、そのくらいの期間あったらこの数を揃え直すことも不可能ではないだろうからな


「うーん……んじゃ久しぶりに一緒に戦おっか。背中から斬ったりしないから安心して……ね?」

「理屈じゃねえんだよ恐怖ってのはよぉ!!」

「でもここであの敵倒さないと、またAと闘うことになるわよ? それにあーし様もまた同じことするのやだし……飲み過ぎて気持ち悪い……」


:それはそう

:Aとの共闘をこれ以上したくないなら今この瞬間に仕留めなきゃだねチカちゃん!!

:エリスちゃん、やっぱ嫌々来たんだ……まあそうよね

:ちょっとお小遣い稼いでーってタイプだもんね、エリスちゃん

:うわあ、チカちゃんすっごい顔してる…苦虫丸め固めた団子でもかみ砕いた?


「ぐぎぎぎっ……やり、たくないけど……今我慢しねぇと、Aとまた一緒に……」

「そこまで嫌われたら流石の僕も傷つくんだけどー?」

「そうよそうよー! Aの気持ちも考えてやれよ馬鹿兄貴―!」


:エリスちゃんすっごい楽しそう

:兄妹仲あんまよろしくないからね

:単純にエリスちゃん、他人が苦しんでるところ見るのが好きってのもあるからね


「……本当に嫌だけど、癪だけど……てめぇに背中預けてやる……で、どうやって敵の本願のところまで行くってんだ?」

「うーん……チチェロ持ってきて斬り進んでもらう?」

「力押ししか思いつかないのね……仕方ないわねぇ。あーし様が運んであげるわ」

「運ぶ、だ……だぁ!?」

「おっ、ありがとねエリスちゃん」


:チカちゃんがガーゴイルにさらわれた!!

:首無かったからエリスちゃんが管轄しとる魔物だな

:対するAはスカイドラゴンの上に乗って……扱いにとんでもなく差がある……

:もうぼろっぼろで臓器でろんでろん揺れてるけどこれ大丈夫なんか?

:よく飛べるなこんな状態で……

:一応ガス漏れは起きてないっぽいが…


「これで一気に空中を突っ切って! 投下する!! どうよあーし様の完璧な作戦!!」

「待ててめっこらえり──」

「GO!!」


:今本名で呼ぼうとしなかった!?

:うわあ痛そう…口から血が出てる…

:そりゃ喋ってる途中で急加速したら舌噛み切っちゃうわ

:つうか作戦が思ってた以上に脳筋だった

:いやこれこの高さから落とされて生きてられんの!?

:冒険者って体の作りが俺達と違うからある程度の高所から落とされても生きてるとはいえこれは……


「あああああああ!! 恨んでやるぞAもエリスもおおおおお!!!!」

「気楽にやろうよチカちゃん」


:すっげぇ加速してる

:このままガーゴイルの壁に突っ込むのか!?

:それなりの数落としたはずなのにまだまだうようよいやがる!


「おいなんでここで降ろした!? おいなんでここで降ろした!?」

「狭いんだから暴れないでよーチカちゃーん」


:ガーゴイルさん!?

:スカイドラゴンの頭に降ろしやがった!

:そのままガーゴイルさんは離脱して…

:ガーゴイルさぁーん!!!!

:ば、爆発した……大勢のガーゴイルを巻き込んで……

:あっぱれであった

:勲章ものだな


「じ、蕁麻疹が……クソッ、こんな仕事早く終わらせてやる!!」

「んじゃチカちゃん、敵晴らし適当によろしくねー。その隙間を僕が一気に突っ込むから」

「どうせならそのまま死んでくれてもいいんだぜ。首謀者巻き添えにしてな」


:Aに慣れてきたか?

:いやもうこれやけっぱちになってるだけじゃ…

:おっ、炎…いやなんだこの黒いの

:チカちゃんの手から黒いもやが…?

:出るかチカちゃんの強化付与魔法!!厳密に言うと魔法じゃねえけど!!


強化付与呪(エンチャントカースド):漆獄蛇……伏せるなよA」

「あははっ、相変わらず禍々しいねえチカちゃんの技って!!」


:うわあ、剣に蛇みたいなのがまとわりついてる…気持ち悪い…

:射程アップ、威力増加と普通の強化付与よりメリット多いんだけどね…

:強化付与の呪い……そういやチカちゃん、こんなんも出来るんだった

:強化付与魔法と何が違うんだ?

:控えめに言って敵側の技なんだよなあ

:強化付与魔法と違って呪の方は使用者にダメージを与えるんだよな

:そういや黒い蛇みたいなの、チカちゃんの腕まで伸びて巻いて貫いてるように見える

:ああ、何か垂れてると思ったら血かあれ

:まあリスクある分、威力も半端ないんだけどね


「それじゃあ、一気になぎはら」

「っっっっっらあ!!!!」


:えっなんか画面が一瞬黒くなったんだけど

:空に黒い線が引かれてる……

:うわあ、広がっていって……うわあ

:ぶち当たったガーゴイル共が車に轢かれたみたいにひしゃげて落ちていく……

:切れ味と代償に打撃力を上げる魔法だからな、チカちゃん

:もう隙間じゃねえよ! 上半分全部一掃されてるよ!!


「チッ、伏せるなよ殺せねぇじゃねえか」

「言わなきゃいいのに」

「言わなくても当たらねぇから言ったんだっつうのボケ……とっとと行ってこい」


:ツンデレ?

:いやデレではない

:あれ本気で殺意あったよ

;ガチ殺意なんだよなあ

:Aが生きてるって判明した時凄い露骨にガッカリしてたしな

:あの攻撃、ほぼ呼び動作無しというか……なんであれ避けられたんだA

:Aだぞ

:Aだからな

:背中にも目を付けるんだ!!


「んじゃねチカちゃん、ありがとね」

「二度と会いたくねぇ」


:露骨に嫌そうな顔するじゃんチカちゃん

:ぶっちゃけここまで一方的に嫌ってるのはCP的に結構美味しい

:敵対カプは王道だもんね

:矢印があるからな

:というかあの、一切躊躇なく飛び降りたんだけどあの…生きてる?

:このくらいの高さなら生きてる

:マンション7階くらいの高さなら落ちても生きてるからな冒険者って

:何階で死ぬんだ一体


「……やっと消えてくれた……あん?」


:なんか、高度落ちてない?

:ぼろっぼろ内臓零れ落ちてるじゃんスカイドラゴン

:あっ、骨も落ちた

:血も一緒に垂れ落ちてるねえ

:……もしかして、切っちゃった?ガス詰め込んでるところ


「なんっ、なっ嘘だろ!?」


:墜落してるー!!

:メーデー!メーデー!!

:もう助からないぞ

:というかなんか光ってんだけどスカイドラゴン!?

:これ爆発させるつもりだなエリスちゃん

:確かに敵のど真ん中でこのサイズが自爆したらかなりのダメージ与えられるが


「あのくそ女あああああああああ!!!!」

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