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ダンジョン配信に憑りつかれた男の娘~何万回死んでも潜り続ける、そこにダンジョンがあるから~  作者: プラン9


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第11話:配信アーカイブ#305

:城を抜けて裏門抜けた先にある森の中に…手間かかるなあ病消し草

:そろそろ城まで着いたかなーって覗いてみたらまた森か!また森か!

:神秘的で綺麗な森だからノーカンってか!?

:というかガーデン内に病消し草あったけどあれじゃ駄目なの?


「城の敷地内に生えている病消し草は三層のと効果同じなんだよねぇ」


:こんなところに生えているのが三層に生えているのが凄いのか、それとも三層に生えているのをわざわざここに生やしているのか。。。

:はえー。これ絶対引っかかるやつやん

:だから道草食わないといけないんだよな本命の病消し草採るためには


「その為に二日くらい歩かなきゃいけないのは勘弁してほしいけどね、本当」


:まあ普通ノンストップでやるもんじゃねえからなダンジョン攻略って

:一階層ごとに休憩時間も含めて五日間なところ駆け抜けてるからなこいつ

:じっくり攻略していくのはあれはあれでまた体力奪われるのよね


「ノンストップは流石に僕でも無理だよー。ちゃんと寝たしご飯も食べたし」


:飯はともかく睡眠時間は。。。

:4時間睡眠であんなピンピン動けるのはお前だけ定期

:そもそもソロで睡眠必要な深さまで潜ろうとするのがおかしいのよ?


「死んでも生き返らない訳じゃないしみんなやればいいのに……っと、ついたついた」


:死ぬときの恐怖心は残り続けるんですー!それで引退した冒険者山ほどいるんですー!!

:というか睡眠は? この階層についてから寝てないよなこの人

:4時間睡眠で2日動けるのがAだからな

:途中10分くらい休憩挟んでいったとはいえマジで2日で奥地までたどり着きやがった……

:なんかちょっと開けたところがこんもりちっちゃい山みたいになってる

:あれが特別な病消し草……普通のと違って葉っぱ紫色なのね


「ぶっちゃけ毒の色だよね紫って」


:それはそう

:まあ海外じゃ毒の色のイメージは緑だしその感想が出るのはお国柄よお国柄

:面白い話がありまして、この階層の病消し草を絞った汁で魔物を傷つけるとまるで毒でも受けたように苦しみだすんですよね

:道は覚えたがこれ無事にたどり着けなさそうだな俺

:あー魔物にとっての毒なのかここの病消し草は


「へー、初めて知った……とりあえず回収、っと」


:稲刈りの要領で刈っていくもんなんだ

:根っこから上の方を切っておけばまた生えますからね。ネギと同じような感じです。ダンジョンでしか育ちませんが

:採り過ぎたら次が生えなくなるからね、必要な分だけ頂くのがマタギの流儀よ

:一本あたり最高級ネギ…

:一本辺り200万円の最高級ネギ…


「どっちかというと味は紫蘇だよ」


:マジかよ梅干し作れんのかこれで

:こんな高級品紫蘇として使えねぇよ

:成分は全然違うのですが味は似通うのですか…面白い

:病消し草食べたことないから味なんて知らねぇよ

:使う時も基本薬効抽出してだからなあ


「機会があったら一度食べてみるといいよー……よし、納品と……あとお小遣い程度に三本くらい拝借して、と」


:これだけで俺の月収分くらい稼げるから凄いよねダンジョン下層

:冒険者がやけに羽振りいいのも納得だわ

:なんだこの鎧の音

:研究者曰く六層もまだまだ上層も上層、チュートリアルくらいらしいけどな

:あれっ、なんか足音聞こえない?


「……待っていてくれてありがとう」


:なんだあいつ

:A最初から気付いてたの!?あれがいることに!?

:真っ黒なフルプレートの騎士…?

:ロングソードに左腕に付けられたバックラー…見たことないな

:情報に無い魔物ですね。


「僕に何か用かな?」

「──」

「……ふぅん」


;剣構えたぞ

:不意打ち上等な他の魔物とはなんか違うな

:決闘、ってやつかしら

:バックラーなのが少し異色だけど比較的スマートな装備に対してAの装備よ

:謎の黒騎士と見比べるとAの装備の落差が凄い

:ナイフと大腿骨だからな

:まさか霊王もここまで大腿骨を使われるとは思うまい


「後は死ぬだけだし、相手してあげる」


:後は死ぬだけだし

:まあ鬼還の腕輪つけてるからなAは

:あたしの死ぬ恐怖分けてほしいわ


「……来なよ」

「──!!」


:早い!

:鎧着てるってのにあっという間に距離詰めた!!五十メートルは離れてたぞ!!

:なんだあの軽い身のこなし


「人間、っぽいねえ」


:あれ受け止めてたら死んでたな

:地面が斬れる敵は何度か見たことあるけど、土がガラスにするような敵なんて始めて見た

:なんてその攻撃避けられてるのAは


「……人間じゃないねこれ、は!」


:大腿骨の一撃を小盾で防いだ!?

:嘘だろ完全死角から行ってたぞ!?

:しかも一歩も動いてないし


「……うっそぉ」


:Aってパワー自体は無いからなあ

:おもいっきり蹴り上げられたぁ!!

:見切るのに特化してるタイプだからねAは

:いやでもギリで手刺しこんで致命傷は免れたか…?


「げほっ、おえっ……殺すなら楽に殺してほしい、なっ!!」


:近付いてきた相手に飛びかかってナイフで攻撃…いやでも鎧だぞ?

:曲線の集合体だからな鎧って、そりゃ弾かれる

:やっぱパワーが無いと無理な敵だってこれ

:いや違う! 黒騎士の肩に手を付いて後ろ取った!!


「揺らして吐け!!」


:振り向きざまに大腿骨で頭揺らした!

:これ脳みそ揺れてまともに立てなくなったろ!!

:いや、あの……兜飛んだけど中身……


「えっ、うっそ……」


:中身が無いってことは、リビングアーマー……脳みそが無い敵……

:魔法でもない限り勝てない奴じゃん!!

:あっAの頭掴まれた!!

:あれっ、なんだ……リビングアーマーの腕周りに魔方陣が……

:配信見ててよかった


「──」


:あれっ画面が暗転した?

:死んだか?いや死んだら放送終了って出るし…

:なんか暗いというか……岩肌?みたいなのが見える?

:あっ、A見つけた。ようやっと映ったか


「……あれ、ここって……どこ?」


:見たことない場所

:どっかに転移されちゃったねこれは

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