表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

貧民不幸

作者: 藤乃花

『家ならセーフ』

『天ぷらの死』

『壊れた幸せ』

『天ぷら……』

『夕暮れの災難』

『天ぷらさがった』

『他に何も無い』

『天ぷらサラバ』

作品タイトル無数に生まれました

私、つい先ほど十分くらい前、悲しい出来事がありました。


読んで下さいますか?


「読みたあい!」


「読ませてえ!」


定期的に買い物に行かせていただいているスーパーマーケットで会計を済ませて、商品を袋に詰めている最中、お総菜が入っている天ぷらのパックが突然開いてしまい、中身の天ぷらが床に落ちてしまったんです。


「カワイソウ~!」


「えええ?」


「がんばってえええ!」


天ぷらは揚げ物の中でかなり好きな物ですし、只今貧民中の私にすれば、本当に悲しい瞬間です。


外のコロモを剥がして食べようか考えましたが、恐らく汚れが浸透していますから袋に入れて棄てる予定です。


(108円……節約しながら、好きな物を食べたいのに……)


貧民族にとって百円とは、一般人の皆さまからすれば百万円と同じくらいの価値があるわけです。


今日無駄にした百円を取り戻すべく、夢を実らせて小説で成功させ藻屑と化した分の金額を手に入れて見せます!


ふざけているような文面ですが、悔しくて堪りません‼











百万円を無駄にしました

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ