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『人気アイドル雀士』  作者: AQUARIUM【RIKUYA】
【プロローグ⑴】
1/35

プロローグ



東京・中目黒。

午後の光が落ち着いた街並みに差し込む頃、小さなビルの一室――GRT48のレッスンスタジオ前に、ひとりの女性の姿があった。


「……理恵、今日の練習は何時に終わるの?」


スマートフォンを耳に当てたその女性の名は――安川知恵やすかわ・ちえ、30歳。


かつて、GRT48の3期メンバーとして注目され、同時に“プロ雀士”としての実力も持ち合わせた異色のアイドル。

いつしかファンの間ではこう呼ばれていた――**『人気アイドル雀士』**と。


あれから数年。

アイドルとしての活動は一区切りを迎えたものの、プロ雀士としての活動は今も続いている。

そして今は、妹であり現役アイドル・安川理恵の“マネージャー兼姉”として、ステージの裏で支える日々を送っている。


スタジオの扉が開き、汗だくの妹が顔を出した。


「ねえお姉ちゃん、今度のイベント…雀荘でやるって聞いたんだけど、それって……あり?」


「むしろ得意分野よ?」


いたずらっぽく笑う知恵の目には、かつてステージでファンを魅了したあの輝きが戻っていた。

彼女の“再始動”は、まだ誰も知らない。


――これは、ステージと卓上。二つの世界を行き来する一人の女性と、その家族の物語。

“勝負”とは何か、“夢”とは何か、そして“守りたい人”のために、再び彼女は牌を握る――。



最後まで読んでくださり、ありがとうございます!

もしこの物語に少しでも「面白い!」と感じていただけたなら——


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その一つひとつが、次の章を書き進める力になります。

読者の皆さまの応援が、物語の未来を動かします。


「続きが気になる!」と思った方は、ぜひ、見逃さないようブックマークを!

皆さまの応援がある限り、次の物語はまだまだ紡がれていきます。


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