VSNo.2
「さあ、第2試験初戦は第1試験一位
ラプダス・リーディアス対するは前回二段
成績2位ロイハ・イルだ!」
「ラプダスは第1試験でダントツの成績
だったが、相手は二段実質1位のロイハ。
どちらが勝ってもおかしくない。」
「なるほど! それではお互い一礼して」
互いに礼をする
「よろしく」
「こちらこそ」
「それでは第2試験、スタートです!」
「最初から攻める!」
ラプダスによる先制攻撃
「ならこっちも!」
お互い攻撃を仕掛ける
「炎天!」
「Aラッシュ!」
ドカーン!
「決まりました! ロイハ選手のAラッシュ!」
「ゲホッ」
血を吐くラプダス
「どうした、まだ立てるよな」
「当たり前だ」
「ラプダス選手立っています」
「炎天柱」
「Bスラッシュ」
「炎火」
「Bラッシュ」
「凄まじい技の打ち合いです」
「ハアハア、お前本気出してねえだろ」
「お前もだろ」
「な、なんとまだお互い本気を出してなかったようです。」
「俺も本気出すからお前も本気でこい」
「ああ、もちろんだ」
「火神、カグツチ!」
「クラッシュナックル!」
ドカーン!!!
「凄い爆風です。
どちらが勝ったのでしょうか!」
「なかなか強かった」
「ウォォォォォ」
「立っているのはロハイだ! ロハイ、
ラプダスの昇段を阻止した!」
「お前は多分もうすぐ二段になれるよ、ただ
今じゃなかっだけだ」
「おい、こいつを治療室へ連れてけ」
「ハ、ハイ」
「ロハイ流石の強さでした。
それでは続いては2回戦にいきましょう……」
ラプダスは敗北するもそれは彼にとって意味のある敗北となった
「あそこまでしなくてもよかったんじゃ?」
「それじゃあ俺に負けろって言ってんのと同じたぜ。」
「そんなに強かったの?」
「なかなかだったよ、と言うかお前も二段に
なったらしいな、オユカリス。」
「そっちこそ一段受けなかったの?」
「あいつが一段になったらしい」
「!!」
「俺はまだあいつと差を感じてる、俺はまだ
あいつと同じ土俵には立てない」
「……」
「……良い仲間を持ったな」
「ありがとう、最高のパーティーだもん。」
このときその最高のパーティー1番の危機が
訪れることをまだ知らない。