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16 君と二人で

 長かった夏休みも残すところ一週間となった夜のことだ。

 すべての課題を終わらせてしまって何をするでもなく、ぼんやり机に頬杖をついているとスマホが鳴った。しばらく鳴り続けてくれる着信音と違って一瞬の通知音なので正確な場所はわからず、どこにしまったか忘れたスマホを探して右往左往して、事件現場にやってきた警察になった気分で大捜索したところで壁のハンガーにかけていたズボンのポケットにそれを見つけた。

 時間としては、たかが三十秒くらい。

 たぶん大野先輩だろう。幽霊部員を卒業した彼は新聞部員としてやる気を取り戻したらしく、先輩風を吹かせて新人の俺にどうでもいいアドバイスや情報を頻繁に教えてくれるようになったのだ。

 ちょっとくらい返信が遅れたって別にいいだろうと思いつつ取り出して画面を確認すると、それはエミさんからのメッセージだった。


 ――会いたい。


 もうずっと会っていない気がする彼女からの久しぶりの言葉は、たったそれだけの四文字で収まる言葉。

 だけどそこにはすごく感情がある。

 でもすぐに削除されてしまった。

 聞かなかったことにして、と言われたみたいに。


 ――どこ?


 文章を丁寧に組み立てる精神的余裕もなく、慌てて送った質問に対する返信はない。

 いつまで待っても既読にはならず、こちらのメッセージにエミさんが気づいたのかもわからない。

 だけど俺はあてもなく家を飛び出し、会いたいと言ってくれた彼女の姿を探すことにした。

 なんとなくだけど、それは、夜のどこかで彼女が寂しがっていると思えたから。


「……ん?」


 と、転びそうになりながらも靴に履き替えて玄関の扉を開けたばかりのところで右手に握っていたスマホから通知音が鳴った。

 期待して画面を見てみるものの、メッセージの送り主はエミさんではない。

 ダメもとで送った孝之さんからの返信だ。


 ――みんなで楽しく食べてたのに、あいつどっか逃げたぞ。


 ――どこですか!


 ――いつものファミレス。


 いつものといえば、あの駅前の近くにあるファミレスか。バンドの行きつけであり、俺にとっても馴染みの場所になったファミレス。これまでに何度となく入ったことがあるので、今さら案内されずとも道順はよくわかる。

 どれほど急いで駆けつけたくても、あいにく電車やタクシーを使うお金は余っていない。なので自転車にまたがって頼りない光度のライトをつけると、パトロール中の警察官に見つかっても止められない程度の速度で安全運転に気を付けながら急いでファミレスへ向かう。

 どっかに逃げたというのが事実なら、きっとファミレスの中にエミさんはいない。

 だとすれば外。

 そう考えた後は迷うことなく、まっすぐに向かったのはファミレス近くにある駅前のロータリー。

 その片隅にある目立たない柱に、いつかの俺と同じように寄りかかって立っている人影を見つけた。

 スマホでの文字のやり取りとは違って、ぜえはあと息が上がっている状態ではまともに会話できないだろう。すぐには逃げそうな気配もないので、自転車を駐輪場に停めた後でいったん心を落ち着かせる。

 いきなり近づいて相手を驚かせないように気を付けつつも、たったったっと駆け寄って、現状の全財産をはたいて近くの自販機で買った缶コーヒーを手渡す。

 恐れと不安と緊張感は隠せないけれど、無理をして笑顔を意識しながら。


「はい」


 と言えば、なんとか震えずに出せた声に反応した彼女がこちらを見た。

 そして首をかしげながら、控えめに自分の顔を指さす。


「これを……私に?」


「うん。寒いかと思って」


「ありがとう。夏でもやっぱり夜は寒く感じるものなんだね」


 そう言って両手で缶コーヒーを受け取り、エミさんは微笑んでくれた。

 こうして顔を合わせて話すのは、あの公園での出来事があってから初めてだ。

 自分と同じ熱量で恋心を共有していると勘違いして先走った俺が、彼女にキスをして泣かせてしまったあの日以来。

 いろんな感情があふれてきて、何をどう言えばいいのかわからない。

 何を言っても言い訳になる。

 迷った挙句、愚直に頭を下げるしかなかった。


「……ごめん」


「なんで謝るの?」


「だって、君を、傷つけたから」


「傷つけたっていうなら、それは私だよ。君は悪くない。ごめん」


 こうして謝り合うことになった直接的な原因には触れないまま、お互いに頭を下げ合う。

 あの日のことを具体的に口にしてしまったせいで、友達としての関係性が壊れてしまうことを恐れて。

 あるいは、何事もなかったように友達としての関係性をやり直すために。

 ……とはいえ、本当にやり直せるのだろうか。

 やり直しても、いいんだろうか。

 彼女からの返事や反応を待つまでの間に不安になって、やや早口になって沈黙を埋める。


「それ、よかったら飲んで。せめてもの謝罪の気持ちだから。ひょっとしたら缶コーヒー程度の謝罪かよって思うかもしれないけど、あいにくお金がなくてさ、それが今の俺の精一杯で……」


 たかだか百円ちょっと。バイトもやっておらず、お小遣いの少ない高校生としては決して小さくない金額だが、一年前に同じようなやり取りをしていた中学生の時とは違い、さすがにあきれられてしまうかもしれない。

 だけど今の俺には他に何も用意できなかった。

 それに、謝罪のために必要なのは形よりも誠意だ。

 何度目かの「ごめん」を口にしながら頭を下げていると、ふふ、と彼女が笑った。


「大丈夫。すごく伝わってくるから。ありがとね。缶コーヒー。すごく甘いやつ」


「それがいいかと思って。今までで一番おいしくて、一番心があったかくなったから」


「……うん。じゃあ、飲ませてもらうね」


「ゆっくりでいいよ。エミさんが飲み終えるまで、いつまでも待ってるから」


 そう、きっと俺はいつまでも待つ。

 エミさんの隣にいられるなら、飲み終えた後だって、ずっと。

 時間を忘れて眺めそうになる幻想的な夏の星空の下、付近は静寂に包まれていた。夜といっても深夜ではなく、終電までは時間がある駅のロータリー。まったく人の姿がないわけでもないし、目の前の道路にはエンジン音を響かせながら車が通るし、どこかから夏の虫たちが鳴いている声だって響いてくるけれど、それでも静かさを感じられた。

 缶コーヒーを一本飲み終えるころには精神的にも落ち着いてきたのか、胸の前で空になった缶をくるくる回しつつ、エミさんは目を伏せたまま言った。


「……ごめんね、スマホ。すぐに消したんだけど、やっぱり心配させちゃったよね」


「大丈夫だよ。全然気にしなくていい。むしろ嬉しかったんだ」


「嬉しかった?」


「うん。だって俺は……」


 君のことが好きだから、とは思っていても口にすることができなかった。

 言ってしまうことで、また何か彼女を傷つけてしまうんじゃないかと思えたから。

 代わりに、彼女が両手で握っている缶コーヒーを指さす。


「その空き缶、いらないなら渡してよ。あっちにあるゴミ箱まで行って捨ててくるから」


「ありがとう。でも、いいよ。なんだか大切なものに感じるからさ、持って帰って洗って、大事に取っておくことにする」


「そこまでしなくても……」


「いいんだ。なんにしても吉永君にもらったものだからさ」


 そう言うと、その場でしゃがんだ彼女は足元に置いていた小さなカバンに空き缶をしまった。ゴミでしかないと思えるのに、本当に持って帰るつもりらしい。

 ともかく、ちょっぴり膨らんだ気のするカバンは置いたまま、ゆっくりと立ち上がって口を開く。


「……なんでだろね。嫌われたんじゃないかってすごく不安でさ、ずっと顔も合わせられなくてさ、スマホにも連絡を入れられなくて、もう君の前には顔なんて出せないと思ってたのに、やっぱりすごく会いたくなったんだ」


 すごく会いたくなった。その言葉が彼女の口から出てきて俺は本当に嬉しかった。

 失敗したとしても、致命的なまでには嫌われてはいない。

 俺の顔を見たくないほど軽蔑されてもいない。

 たとえ彼女を傷つけてしまったとしても、罪滅ぼしや挽回のチャンスが残されている。

 もしかしたら俺はまだ、友達としてなら彼女に必要とされているのかもしれない。

 そばにいることを許されているのかもしれない。

 俺も会いたかった、とだけ伝えてから彼女へ顔を向ける。


「教えられる範囲でいいんだ。何か悩んでいて相談したいことがあるなら俺に聞かせてくれる? 君の力になりたい」


「うん、ありがとう。……小さな声になるけど、それでもいいなら」


「大丈夫、君の声は聞き逃さないよ」


「……ん、そっか」


 それからエミさんはゆっくり教えてくれた。

 この二週間で孝之さんと岸村さんの決裂が決定的となり、彼女の居場所だったバンドが解散したことを。

 エミさんが本気で頼むなら今のバンドを続ける。あの岸村さんが言うことだから、その言葉は嘘ではなかったに違いない。

 けれど結局のところエミさんは岸村さんに頼むことをしなかった。

 その理由を改めてはっきりと口にすることはなかったけど、本気では頼めないから、ということなのだろう。


「それでね、お兄ちゃんに誘われてさ、ボーカルとして新しいバンドに入ることになったんだ」


「うん」


「でね、さっきまでそのバンドの人たちと一緒にいたんだけどさ……」


 そんなこんなで新しいバンドの親睦会に参加することになったエミさん。しかしそこは兄以外には知らない男子大学生ばかりの席で、しかもボーカルはすでに一人いた。エミさんがやりたいと言うなら今後はボーカルを彼女に任せてもいいとのことだが、それは孝之さんが陰ながら頭を下げてお願いしていたことでしかなく、言葉ほど彼らが乗り気には見えなかった。

 それがわかるから、どこにも居場所がなく感じて抜け出してきたという。


「もうバンドはいいかなって。私さ、もうボーカルはやめるんだ」


 最後にそう結論付けたエミさんは、それきり喋ってくれなくなった。

 おびえるように自分の体を抱きしめて小さく震えていた。

 だからそれが本心から出てきた結論ではないように思えてならなかった。


「やりたくないなら、やらなくてもいいと思う」


「うん」


「だけど、それがもしも本当の答えじゃないなら、俺は力になりたい。君の、エミさんの勇気に……」


 かつて同じ場所でプレゼントした俺のつたないファンレターが、わずかにでも彼女の勇気になっていたのなら。

 もしもそれで、ほんのちょっとでも彼女が歌うことに前向きになってくれるのなら。

 くじけることなく俺は何度でも言う。


「俺はエミさんの歌が好きだよ。泣いてしまうくらいに感動して、死にそうなくらい絶望していた俺は君に救われたんだ。君という存在に。だからさ……」


 ボーカルを続けよう、そう言いたかった。

 けれど俺は結局、その言葉を続けることができなかった。

 その言葉はこちらから押し付けるべきものではなく、やっぱり彼女の口から出てくるのを待つべきだと思えたから。

 気がつけばエミさんの震えは止まっていて、自分の体を抱きしめる代わりに俺のシャツの裾を握り締めた。


「……ごめん。弱気になってやめるって言ったけど、本当はやめたくない。やめたくないんだ」


「うん、だったらやめないでほしい。少なくとも、本当はやりたいのにやめるのは」


 こちらの願いを伝えると、まるで引っ張られるようにしてシャツをつかむ手に力が入る。


「でも居場所がないんだ。どんなに歌うことが好きだって、ボーカルは一人じゃ歌えない。かといってバンドに入るなら、みんなに認めてもらって必要とされなきゃ歌えない。けど、私は駄目なんだ。もう誰とも一緒にバンドなんてやれない。怖くてさ、不安でさ、居場所がないんだよ」


「エミさん……」


「お兄ちゃんのバンドにもさ、岸村さんのそばにもさ、もう私はいられないんだ。だから歌えないんだ。一人じゃ、とても……」


 俺のシャツを握る手が震えている。

 それは、直接的には彼女の願いを表現しているわけではないのかもしれない。

 なのに、それでも俺は彼女に友達として頼られているように感じられた。

 声にならない声で名前を呼ばれて、彼女にとっての居場所として求められているように感じた。

 一人じゃ歌えない。

 歌いたいのに、誰にも必要とされないのならボーカルなんて続けられない。


「もし、もしもさ……」


 ……だったら、二人だったら。

 どこかの誰かが彼女をボーカルとして必要とするのなら。

 その時には、ひょっとしたらエミさんは自信をもって歌えるようになるのかもしれない。


「もし、もしもエミさんさえよければ……」


 あの日、あの公園で、あんなことをやってしまったんだ。俺には彼女に何かをする権利もない。何を言ったって、きつく責められて当然だ。こちらからの提案を彼女が快く受け入れてくれるとも思えない。

 だけど、ここで言わなければ一生後悔する。

 勇気を出して誘わなければ、生涯ずっと苦しむほどの悔いが残る。

 今度こそ明確に拒絶されてもいい。

 涙ながらに拒絶されても、それは俺の過ちだと受け入れる。

 最悪の場合、縁を切られたって。

 けれども、もしも、たとえほんの少しであったとしても、万が一にも俺で彼女の力になれる可能性があるのなら。

 俺は言う。

 ごくりとつばを飲み込んで、震えそうになる声を絞り出す。


「俺と……俺とでよければ」


 聞こえるか、聞こえないかくらいの声。

 一緒にやってみたいという熱く燃えるような願望はありつつも、どんな反応がくるか怖くて自信なく言うと、しっかり聞こえていたらしく驚いたエミさんが顔を上げた。


「……え?」


 そして目を丸くする。

 信じられない言葉を聞いたみたいに、すぐ近くから俺の目を見て問い返してくる。


「俺とでよければって、もしかして吉永君と? 私が……君と?」


「うん。駄目かな?」


 あっ、もちろん! と慌てて釈明する。


「もちろん断ってくれてもいい。何を言ってるんだって怒っても当然だと思う。だけどエミさんさえよければ、こんな俺とでもよければ、二人で一緒に、俺と君との二人でバンドをやりたいんだ」


 恥ずかしくて、怖くて、彼女の顔がちゃんと見れなくなる。

 とはいえ、誘っておきながら自信なさげに顔をそらしているわけにはいかない。何か他意があるんじゃないかと不安がらせないように、しっかりと自分の意思を伝える。


「好きだとかそういうことじゃない。恋人じゃなくていいんだ。もう恋をしようなんて思わない。自分本位の感情をぶつけて、優しい君を傷つけたりしない。ただ、友達として一緒にいたい。これからもエミさんと一緒にいたいだけなんだ」


「……だけど、楽器は?」


 当然の疑問。ただそばで立っているだけならバンドの仲間ではなくファンの一人だ。

 今まではそれでもよかった。

 でもこれからは違う。

 みっともなさがあっても、うまくいかなかった努力をさらけ出すことになっても、本当の意味で彼女の勇気になりたいのなら、まずは自分が勇気をもって前に踏み出さなければ。未練がましく臆病なままでいては、そばにいたって彼女の足を引っ張るだけだから。


「実はギターの練習をしたことがあって、ちょっとだけなら弾けるんだ。本当にちょっとだから、まともな演奏もできないレベルだけど」


「練習したことがあるって、本当? どうしてギターの練習を?」


「初めて路上ライブを見たとき、初めてエミさんの歌を聞いたとき、音楽なんてやったことないくせに分不相応にも当時の俺は思ったんだ。いつか、俺の演奏に合わせてエミさんが歌ってくれたら、って」


「……そうなんだ。そっか。もっと早くに言ってくれたらよかったのに」


 もっと早くに言えていたらよかったのに。俺だってそう思わなくはない。

 それができなかった悔しさと情けなさがあって、力なく首を振る。


「言えるわけない。結局下手で、ちっともうまくならなくてさ。こんなんでギターの練習をしてたとか、ギターが弾けるとか、とてもじゃないけど……」


「違うよ」


「……え?」


「君のそばでなら、私、まだ歌える。……ううん、それも違う。歌うなら、君のそばがいい」


 だから、うん。

 そう言って、彼女はうなずく。

 そして、今にも泣きそうな涙声になって笑顔を作る。


「やろう、やろうよ。バンド。私と君で、二人のバンドを」


「でも、いいのかな。へたくそな俺なんか」


「いいに決まってる。むしろ何が悪いの? だってまだ高校一年生なんだよ。今から始めたって遅くないよ。全然うまく弾けなくたってさ、ちょっとずつでもうまくなっていければいいんだよ」


 長い間ずっとシャツを握っていたエミさんの手が俺の肩に乗せられ、反対の手では腕をつかまれ、ほとんど強引に向き合うような格好にさせられて、やる気にあふれて前のめりになった彼女の目尻から涙がこぼれ始める。

 それでも輝くような笑顔は崩さず、言葉も止まらない。


「他の人なんか関係ないよ。二人でやろうよ。ここにいる私たち二人でやろう。それで、それでさ……」


「どうして泣いてるの?」


 さすがに黙っていられず不安に思って尋ねると、え、あれ? とエミさんは笑顔で目をぬぐう。

 指摘されて初めて、ようやく自分が泣いていることに気づいたみたいに。

 次から次へと口にする嬉しそうな言葉とは裏腹に、泣かずにはいられないほどの悲しさや切なさがあるのだろうか。

 簡単には振り切れない悩みや迷いがあるんだろうか。


「やっぱりエミさん、俺……」


 勇気を出して誘ってはみたものの、考え直したほうがいいかもしれない。

 だって、そうだろう?

 どんなに言葉では喜んでくれていても、実際に彼女は泣いてるんだ。

 あんなにも涙を我慢できないでいるじゃないか。

 もうエミさんを傷つけたくない。

 もう二度と、こちらだけが盛り上がった一方的な願望を押し付けてしまいたくない。

 胸が締め付けられるような不安と戸惑いを抱えたまま何も言えずに待っていると、違う、違うんだよ、だから違うんだよと彼女は首を振る。


「昔から感情が高ぶると我慢できなくてさ……。ちっちゃな子供みたいで恥ずかしいけど、私、嬉しくても泣くんだよ」


 そう言いながらもぽろぽろと、あふれて止まらない彼女の感情は大粒の涙となって頬を伝っていた。

 どこまでも嬉しそうな笑顔とともに。

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