ご都合
ラノベのストーリーを考えるのに、タロットカードを
使う方法があるらしいです。
以前、妹がタロットで占って、相手にフラレる結果
が3回もでてきて、怒って これは当たらないと
ぶん投げたカードがあります。
僕的には、すごい当たっている、と思ったので
捨てずにとっておきました。
しかし、おみくじで凶を引いた人が、これは違うと納得
がいかず大吉がでるまで引いてみたり、花占いと称して
折角キレイに咲いている花を引っこ抜いて、スキ・キライ
と一枚ずつ花びらを散らすという訳の分からない占いが
あります。
キライがでたら、また花を引っこ抜いて、またキライ
がでたら、軸を数に入れ忘れていたと急にルールを変え
て何が何でもスキにつなげる占い。
よくわかりません。凶がでたら気をつければいいし、
キライがでたらスキになってもらえるようにニッコリ
挨拶でもしたほうが花をチギるより効果的だと思うのです。
カードは幻想的な絵柄で、大まかなストーリーは作りやすい
気がしました。
わがままで面倒くさがりな王女様が 病弱な王様に代わって
ドラゴンとともに悪と戦い 国に平和をもたらすという
王道のストーリーができました。
書き出しは、王女様の性格の悪さを、朝なかなか
起きてこない、装飾のほどこされた掛け物を足で蹴って
イヤイヤ起きてくる。
侍従が、お顔を洗ってくださいませ、と差し出した
豪華な洗面器を……
はぁ? この時代に洗面器ってある? 豪華な洗面器って
なに? めんどくさ、中世の事なんてなんにも知らないし。
そうだ、性格のいい王女様に変えようっと。
めでたし。めでたし。