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林檎食ったら最強になりました。  作者: 鈴木だんぼ
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林檎食ったら最強

 その赤ん坊は、冬の、寒い時期に生まれた。

 雪が降っていたため、助産師がこれず、自力で出産することになった。


「ノア、俺、お父さんになったんだよな」

 感動の余り、涙が出そうになるのを、必死にこらえる。

「そうよ。リード」

 ちょっと予定より早く生まれたが、大した問題はなく生まれた。

 名前はもう決めてある。

『ロイゼ·ブレッド』だ。

 

 

 それから、5年の月日が流れ、僕の5は歳の誕生日になった。

「ロイゼ、誕生日おめでとう!」

「おめでとう!」

 ノアと、リードは手を叩きながらお祝いの言葉を投げてくれた。

「ありがとうございます」

 僕は頭を下げて感謝した。

「実は、お父さんと母さんからプレゼントがあるんだ」

 そう言って両親から、父からは細長いものを、母からは四角い箱を、紙にくるんで渡された。

「わぁなんだろう。開けてみても良い?」

「いいわよ」

 許可をとる必要はないと思うが、許可をもらった。

 ペリペリと紙を破く音が心地良い。

 父から貰ったのは木刀だ。

 よし!これで父さんに剣ふ教えてもらえるぞ! 

 「これで、父さんに剣を教えてもらえますね!」

「そうだ。明日から、早速教えるから楽しみにしてろよ」

「はい!」

 次は母からもらったものは魔術に関しての本だった。

「母さんからは魔術を教えようと思って」

「母さん、ありがとう!」

 そうして僕の5歳の誕生日パーティーは終った。

 次の日からは、午前は父に剣術を、午後からは、母に魔術を教わっていた。

 

そうした日々が二年続き、俺は7歳のとき、いつも通り母に魔術を教えてもらい、その日の授業は終わり、午後の4時ごろだった。

 何故かその日はすごくお腹がすいた。

 魔術の授業は家の庭で行っていた。

 庭から家に戻ろうとすると、木々の間に頑張ったら子供1人入れるぐらいの抜け道のようなものがあった。

(言ってみるか…)

 俺くらいの小さな子供でも窮屈だった道は10mほどだった。

 道を抜けると、そこにはそこそこ広めの、空間があった。

 自然で出来ているも考えるにはとても不自然だった。

 まるで、誰かがここまで導いているようだ。

 だが、まだ幼い自分はそこまで考えが回らなかった。

 そして、その空間の中心には、1本の林檎の木があった。

 そして、1つだけ真っ赤になっていて、熟しているであろう林檎があった。

 いまの季節、林檎なんてないはずなのにと考えたが、それより腹が減っていた。

 腹が減っていたため、本能的に近づくと、林檎をちぎり、皮付きのままかじった。

 普段食べていた林檎より、酸っぱかった。

 だが、余程腹が減っていたためか、不思議と美味しく感じた。

 前に母が「空腹は最高のスパイスよ」と言っていたが、本当にそのとおりだと思った。

 なにせ、普段は酸っぱくて食えないと思ってたであろう林檎が数分で食べ終わったのだから。

 少し腹が満たされると、来た道を帰り、いつも通り、夕食を食べて、自分のベッドに入った。

 今日は疲れていたのか目を瞑ると直ぐに眠っていた。

あまり投稿頻度よろしくないかもしれません。

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