告白
はぁぁぁぁぁーーー俺は気が重かった。
カズに呼び出された。どう考えても愛の告白されそう。どうしよう。
付き合ってくださいとか言われたら、どうやって断ればいい?
俺は途方に暮れた。すっぽかしたかったが、そうもいかない。
俺では無く、由美の印象が悪くなったりするのがいやだ。
仕方なく約束の時間に約束の場所に行った。カズが薔薇の花束を持って立っていた。うわ。引く。
カズは満面の笑みを浮かべている。仕方ないので俺は近づき話しかけた。
「私にお話があるとの事でしたが何でしょうか?」
カズは薔薇の花束を俺に差し出しながら言った
「この綺麗な花束は貴女にこそ相応しい!どうぞ受け取って下さい。
もっとも貴女の美しさの前ではこの薔薇も、輝きを潜めてしまいますが」
俺は身震いした。ふざっけんなカズ!!
カズがいきなり抱きついてきた。俺は反射的にカズの顎に正拳付きを叩きこんだ。
カズはグシャッと倒れ落ちた。
ああ、やっちまった。手がすごく痛い。
拳を確認したが骨に異常は無いようだ。さてと、どうするか?
俺はカズを保健室に引きずって運んだ。重い・・
そうかカズが重いのでなく由美の腕力が弱いのだ。
どうにかカズを保健室のベッドに寝かせて帰宅した。
家族と何とか話を合わせ夕食を取り自分の部屋に戻った。
あー疲れた。俺はさっさとベッドに潜り込んで寝た。




