事故
授業が終わった、やっと帰れる。俺はカズに声をかけた。
「カズ、かえろうぜ。」
「わりぃ俺今日バイトなんだよ、方向逆だな~」
「分かった。じゃあな。」
俺は教室を出て廊下を階段の方に歩いて行った。
後ろから由美が駆けてきた。
「琢磨ー今日部活無いから一緒に帰ろうよ。」
「おう、一緒に帰るの久し振りだな。」
「私いつも部活で遅くまで学校に残ってるからねー。」
夏服に代わった制服がとても眩しい。
由美の胸の辺りについ目がいってしまう。最近またちょっと大きくなったような・・・
「ちょっと!どこ見てんのよスケベ。」
俺は慌てた。「ち、ちが、馬鹿、そうじゃな」
「ほんとに琢磨ってやらしいよね。」
「違う、これは遺伝子の命令だ。」
「ばかじゃないの?アハハハハー」
由美は可笑しそうに笑った。本当に明るい奴だ。
帰りに新しく出来たアイスクリームショップに行く事にした。
「お姉ちゃんがラムレーズンがすごく美味しいって言ってたよ。」
「俺はネットで話題の超西瓜にしてみるよ。」
と話ながら横断歩道を渡っていたら、左から来た黒いスポーツカーが急に右折してこちらに突っ込んで来た!!
「危ない!!!」俺は由美に覆いかぶさった・・・・・・・
気がつくと俺はベッドの上に寝ていてた。
天井の蛍光灯を見ながらボンヤリと考えていた。あれ・・たしか・・車が・・・
俺は飛び起きた!!
「由美!!!」




