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勇者だけど大魔王城で執事やってます。え、チートってもらえるものなの?  作者: 黒丸オコジョ
第二章:古代なロボと勇者な執事。ロマンだっ!
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16話:料理男子ってモテるっていうけど経験上モテたためしがないよね?

 そういう訳でおはよーございます?


「ほぁ!?い、一体どこから!」


 後ろから声を掛けたらエプロン姿なわんこの兄ちゃんがびっくりしてる。俺もびっくりだったんだよ!昨日の書類の山の倍の倍のチョモランマ盛りを五人でサクッと片付けて、昨日の深夜のうちに調べておいた抜け道をたどってきたらここの食堂に繋がっていた!うんうん、城が落とされてもここが落とされてなければ拠点にできるからね!この通路を作った人は良くわかってるんだよ!まぁ、流石に先にこの詰め所が落とされるとは思いもしてなかったみたいだけども。


「というか料理できたのかい?」

「それなりに一人暮らししてきたからな。これくらいはできる。まぁ、食材はそこのバイクな四天王が運んできてくれたんだがな」

『食は生命の根幹です。ご飯を皆さんで食べて力を蓄える必要がありますので、当然のことをした迄です』


 うんうん、流石グルンガストさん!俺にできないことをさらっとやってのける!そこにしびれる憧れる!

 とりあえず、お給料が入ったら支援するんだよ!お給料さんいつかなー。前借しちゃってるけど!


「で、色々とこのバイクの四天王から話は聞いてる。やっぱりあんたがオウカ姫様のお付きの人だったんだな」

「お付きの人というか恋人で執事な勇者だったりするんだよ!ふふふ、ラブラブだからね!わんこのお兄さんにはサクラちゃんはあげないんだよ!」

「いや、そういうつもりで言ってないからな!というか、そろそろわんこはやめてくれ!」

「じゃあ、コードネームでドギー!」


 青くて宇宙人な百人切りしちゃうわんこって感じで!似合うと思うけどな?どうかな?


「なんか犬から離れてない気がする……。というか、うちゅうじんてなんだ!?そもそも、名前で呼んでくれ!俺は――」

「わんこで十分だよ。まだ、ミウは信じてない。護ってくれるなんて思ってない」


 うさ耳のミウちゃんがエプロン姿だった。お手伝いかな!可愛いぞ!な、なでなで……。


「はいはい、我慢しましょうねー。ってなんで私の頭をなで始めるんですか!」


 だって、ミウちゃんが駄目ならロベリアちゃんなでるしかないじゃない。苺ちゃんでもいいけど、どう?


「私は……構わ……ない」


 許可が出たんだよ!なでなで?


「何やってるんだか、私たちの上司は……。それで、今日はどうするんですか?オウカ姫様たちはは今の時間だと工場の視察しているところですね。

「それじゃあ、まずはサクラちゃんが行く予定のない鉱山を偵察?していこうかな。現状どんな感じか確かめていきたいし」

「そうなると、最期にその鉱山によるとしたら一番遠いところから回っていくのがいいですね。だとすれば、南からぐるっと回って……」

「なぁ、それなら俺の村にも行くのか?」

「まぁ、近くの村って話だし、たぶん?恐らく?めいびー?」


 予定は未定で可能性としてはありえる?って感じ?一応一緒にクロエさんがついてきてくれてるから、獣族の人たちとは少なからず話しやすいとは思うけど、俺と苺ちゃんは一応勇者だからね。あんまり歓迎はされなさそうな気がするんだよ。


「それもそうか。だが、もし寄るんならおばば様に逢ってみるといい。ここ最近の虫の奴らの動向を聞けるだろうしな。俺の名前を言えば少しは納得してくれるさ」


 そういう事なら寄ることもやぶさかじゃあないかなって?うん、犬耳さんたちが気になってるわけじゃないよ?可愛い犬耳っ娘さんの頭をなでなでしたいなーとか考えてないから!


「い、妹だけには近づくなよ?」


 妹さんがいるんだ!へぇーなるほどなー!でもなんでそんなに警戒してるのかな?すること無いよ?俺はそんなに警戒されるようなこと、全然?全く?たぶん?してないよ!


「うん、そのセリフは苺とロベリアの頭を撫でるのをやめてから言いましょうか?」

「にゃ、確かに……」


 あれれ?みんながジトだ!でも仕方ないんだよ!可愛いものは愛でないと可愛いに失礼なんだよ!ああ、二人とも可愛いな!


「それで、他の子たちはどうしてるの?」

「まさかなでなでを……」

「いや、安全確保?足の着いたドギーな兄ちゃんがいればちょっとくらいは安心だけど、少しでも不安感が拭えないと困るからお札を適当に張り付けておこうかなって?うん、邪気退散……的な?」


 結構強力だよ!昔々の三枚のお札クラスをやっちゃうと室内がとっても大変な事になるからやらないけど!それなりの効果はあるかなって?


「なんだか逆に不安感が……」

「敵が可愛そうになるような……」

「あ、安全性は大丈夫なんですか!?」

「そもそも、この人強いんです?」


 姫騎士二人とロベリアちゃん、さらにはミウちゃんも含めてフルボッコだ!

 うん、俺結構強いからね!お札を業者さんに卸したりもしてたんだから!すごいんだよ!すごかったんだよ……。


「うん……。私は、知ってる……から」


 苺ちゃんが癒しだった。ありがとう苺ちゃん!嬉しいからギュッとしていい?ダメ?いいらしい!けど、周りがジトだった。変な意味は無いんだけどなー。ダメ?ダメだった!

遅くなりました。

ブックマークに点数ありがとうございます!

増えれば増えるだけ時速的な?字速が上がるかもしれません(チラチラ

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