表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
勇者だけど大魔王城で執事やってます。え、チートってもらえるものなの?  作者: 黒丸オコジョ
第二章:古代なロボと勇者な執事。ロマンだっ!
63/554

序:始まりの物語とかタイトルにすると格好よさげだけどただのプロロークだよね?

 発展しすぎた文明は死と同義である。


 故に、文明と言うものは必ず滅びを迎え、リセットされる。


 自然の摂理であり、この世の理であり、神と言う存在がおらずとも確定された未来だ。


 だが、その確定された未来から零れ落ち、残ってしまった遺物はどうなってしまうのだろう?


 朽ち果て、崩れ去り、オーパーツと言われて美術館に展示されるだけなのだろうか?


 過去(未来)に取り残された私はどうすれば良い――?


 また滅びゆくこの文明を眺め(観測し)続ければいいのだろうか?


 そうは思えない。そうは思わない。ううん、私はそう思いたくない。


 崩れ落ちた故郷の残骸の前で私は立ち尽くす。


「なんだお前面白そうだな?」


 ニヤリと屈強な角を生やした変な男が闇夜に浮かぶ三つの月をバックにマントをはためかせていた。


 これが私が「私」としての始まりの記憶。


 四天王サテラ・グルンガストとして心を得た記憶――。 



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ