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元の世界へ戻るために~とある部活と異世界召喚について~  作者: アオ


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4/13

#4 よくわからないテスト

皆さん、こんにちは!アオです!

「元の世界へ戻るために~とある部活と異世界召喚について~」をどうぞ!

「しおり、俺が記憶喪失になる前どんな感じだった?」

「ん~とね、今よりはもう少しおとなしかったかな。でも静かすぎず

 時々周りを笑わせてたよ。だからこんなに変わって少し驚いたな。

 でもやっぱり幼馴染としてこれだけ長い時間いるから戸惑っているけどね」

苦笑いしながら今の心境を語るしおり。


「そっか……」

俺はそう言って少し考える。もう少しおとなしくしていつも通りを

装った方がいいのか?考えているとしおりが顔を覗き込んできて

「もしかして記憶がなくなる前の性格に戻った方がいいとか考えてるの?」

えっ……この女もしかして相手の考えていることをよめるのか?

「もしそうなら別に今のままで良いよ。確かに最初は戸惑ったけど

 今の透も面白いし……そっ、そのす、好きだし……」


性格まで変えるとなると結構面倒くさいのでそれならよかった。

「そうか、ありがとう……それでここなんだが」

補習を受けないようにするため俺たちは現在勉強している途中だ。

「えっ!?なっ……何にもなし!?」

「何もなしって?反応するようなことあったか?」

「……しっ、知らない!」

拗ねてしまって、結局教えてもらうことができなかった。


にしても何なんだ、いきなり拗ねてしまって。

よくわからんやつだなと思いながら勉強に集中する。

こちらの世界のテストは本当に難しいものばかりでこれまでの

前提知識で多くのことが進んでいくためそれに追いつくのに必死だ。

向こうの世界でも前提知識が必要なものはあったが、これほどまでに

多くはなかった。別に魔物を倒すためにやっているわけでもないのに

なんでここまで難しくする必要があるんだろうと思っていた。


それから数日、とうとうテスト前日。だが全くと言っていいほどわからない。

せっかくこの一週間、元の世界に帰る方法を調べず勉強していたのに

これで補修があったりなんかしたら元も子もない。

……ふと疑問に思ったがこの世界では呪文が使えるのか。

「ステータスオープン」

俺は目の前にいるしおりに気づかれないような小さな声で呪文を唱える。

しかし何も変わっていなかった……この呪文は相手のステータスを

強制的に見ることができるものなのだが、やっぱりダメか……

呪文を使えたら攻撃魔法を放ってテストどころではなくせるのにな。


そして迎えたテスト当日。周りを見ると緊張感が漂っていた。

まるでこれから厳しい戦場へ行くような顔つきだった。

テストとはそこまで過酷なものなのか。

そう思っていると鐘の音がなりスタートした。

えっとどれどれ……そして数分後、俺は静かにシャーペンをおいて

周りの様子を見る。みんな必死に答案用紙に書き込んでいた。


こちらの世界に来てから聞いた言葉に"学生"というものがある。

まさに俺が転生してなったいわゆる職業みたいなものであり意味は

学ぶ生徒で学生らしい。その時はあまりわからなかったけど

こうやって見るとまさにその姿なんだと実感する。

向こうの世界では一般民は大人でも子供でも畑作業や店の運営などを

して一日を過ごしているためこういった光景は珍しいものだがある。


その日の夜、俺は机に向かって勉強……ではなく新しく借りてきた

本を読んでいた。もちろん目的としては元の世界に帰る方法を知るためだ。

テストはダメダメだった。全くわからなかった。ここで敗北を悟った俺は

補習を受ける前提でテストをして夜は調べるために時間を割いた。

こっちの方が圧倒的に効率が良い気がする。


こちらの世界に来て一番驚いたものといえば、インターネットというものだ。

なんと遠く離れている人とでもやり取りができるアプリだったり

調べものもすぐに調べることができる本当に魔法のようなものだった。

やり取りをするものは元の世界でもあったが様々な制限があったため

使い勝手が悪かったが、こちらの世界では全然そんなことがない。

呪文が使えなくて不便に感じていたがこちらの世界にも便利なものは

あるのだと衝撃を受ける出来事だった。


そんなインターネットを使って俺は異世界のことに書かれたものが

ないか調べ始める。すると"異世界へ行く方法!簡単3ステップ!"と

書かれたものが出てくる。早速、それを押して詳細を確認する。

しかしそれは今俺がいる世界からもと俺がいた世界または全くの別世界へ

移動するためのもので戻り方などは書いてなかった。


……俺みたいなことを実際に体験した人はいないのだろうか。

SNS?というものを使って情報を発信できるそうなのでそれを使ってみたが

全く情報は集まらなかった。借りてきた本も一通り読んでみたが

いわゆるフィクションというものらしく実際にそんなことが

起きることはまずないそうだ。だからインターネットで調べても情報が

見つからないのではないか。


でも実際に元の世界からこちらの世界に来たなら帰る方法だって

きっとあるはずだ。でないと理屈として成り立たないのではないか?

そんなことを想いながら俺は夜通しずっと転生について調べていた。

読んでいただきありがとうございました!

ブックマークや評価を付けてくださるとうれしいです!

それでは次回お会いしましょう!アオでした~!

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