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元の世界へ戻るために~とある部活と異世界召喚について~  作者: アオ


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3/13

#3 学校生活

皆さん、こんにちは!アオです!

「元の世界へ戻るために~とある部活と異世界召喚について~」をどうぞ!

しおりが持ってきてくれた小説を呼んでいると隣でしおりが

何やら物を取り出していた。

「?しおりは何をしているんだ?」

「近々テストだからね~、今日さぼっちゃった分を取り戻さないと。

 って言っても透はテストどうするの?記憶喪失なんでしょ、

 一応、一年の復習の部分も入ってるのに」


元の世界でもテストはあったな……まあ学んだことを発揮するだけだから

簡単すぎて何も意識していなかったけどな。

「私が教えてあげてもいいんだけどな~」

正直、こうやって会話しているのが面倒くさいため教えてもらわなくても

いいけどな。それに俺の目的は元の世界に帰るだけだし。


しかし元の世界のテストでは合格できないと別日に再テストがあり

そこでもダメだと補習という形で指導があったな。

そういうのがあると調べる時間を削られるから後々厄介だな。

「テストの出来が悪かったら何かあるのか?」

「もちろん、テスト後の一週間の放課後みっちり補習よ」

やっぱりこちらの世界にもそういうものがあったのか……


仕方ないけどこれも戻るためだ、勉強を教えてもらおう。

俺は泣く泣く本を読むのをやめて控えているテストの勉強をする。

……それから一時間後、しおりに教えてもらっているもののさっぱり

わからない。こんな難しいなんて聞いてないぞ。

とくにこのMを倒したような記号は。

こちらの世界ではこの年齢からこんな難しいことをやるのか。


ますます早く元の世界へ帰りたいという意思が強くなった気がする。

「……透、このままテスト大丈夫そう?無理なら先生に相談してみたら?

 記憶喪失なら異例事態で対応してくれるかもしれないし」

確かにしおりの言う通りで、記憶喪失?をうまく使えば行けるかもしれない。

「あっ、でも今日学校さぼっちゃったから怒られるかも」

苦笑いしながら話すしおり、この世界ではさぼることがそんなにも

悪いことなのだろうか。向こうの学校ではそんなことなかったのにな。


だいぶ元の世界の学校との違いに驚かされながらも俺たちは

図書館を後にした。なんかこの一日で様々な情報を詰め込まれた気がして

どっと疲れが押し寄せてくる感じがした。

「それで今日の宿はどこなんだ?」

「宿?透はおかしなこと言うね、さすがに記憶喪失でも当たり前のこと

 くらい覚えてるでしょ。家に帰るわよ~」


しまった、いつもの癖で宿と言ってしまった。しかししおりは気づいていない

ようで助かった。でも家があるのか……定住は基本考えられなかったのにな。

家に帰っておそらく透の両親であろう人に学校をさぼったんでしょと

怒られてそのまま自分の部屋に入った。

……やっと一人で落ち着くことができる。

本当に朝からいろいろなことがあった……今ごろ、向こうの世界は

どうなっているのだろうか、様々な思いが駆け巡る。


結局、図書館に行ったものの、何も情報を得ることができなかった。

図書館に行けば絶対に手がかりがつかめるはずだったのにな。

さてこれからどうしようか……とは言っても俺がやることはただ一つ。

元の世界に帰るための方法を見つけるだけだ。何が何でも見つけてやる。

そして戻ったら魔王を速攻倒してやる、待ってろよ魔王。すぐ戻るからな。

窓から見える夜の空を見ながら俺は心に固く誓ったのだ。


一方そのころ、とある暗い部屋で一人の人がつぶやいていた。

「……今朝もうまくいかなかったのか、残念だ……いつになったら

 私の力が発揮されるのか……それまで楽しみだ、クックックッ」


翌朝、両親?にたたき起こされて無理やり学校へ行く準備をさせられる。

その途中途中で"いきなりどうしちゃったの。高校二年生なのに……"と

つぶやいていた。やっぱり俺は透というこちら側の世界に住む人と

入れ替わっているのではないだろうか。そうすると本来の透は向こうの世界で

俺になっているということなのか?

あくまで憶測にすぎないが案外そういうことがあるのかもしれない。


「おはよっ!記憶喪失の透が心配だからしおりが着いてきちゃった!」

この女は本当になんなんだ。確かに今の俺を知らないからかもしれないが

それにしてはいちいち突っかかりすぎているような気がする。

こいつに本当のことを打ち明けるのはもう少し後になりそうだな。


それから数日が経過してだんだんとこの学校のことがわかってきた。

基本は椅子に座って大人の人が書いたことをノートにまとめて学ぶらしい。

しかし一部、体を動かして遊ぶような授業もあった。

向こうの世界で、魔王と戦っていたものだから体を動かすのは楽勝かと

思ったがどうやらこの体はついていくことができないらしい。

俺の素晴らしい動きを周りに見せることができなくて心底残念だ。


毎回のように突っかかってくるしおりだが、しおりのおかげで

周りには怪しまれずに何とか過ごすことができている。

しかし前と人が変わったような行動をしているせいか何度か

疑われることもあった……もともと透はどんな性格だったのか。

今度、しおりにでも聞いてみるか……

読んでいただきありがとうございました!

コメント(感想)をくださるとうれしいです!

それでは次回お会いしましょう!アオでした~!

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