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元の世界へ戻るために~とある部活と異世界召喚について~  作者: アオ


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12/14

#12 学校での緊急事態

皆さん、こんにちは!アオです!

「元の世界へ戻るために~とある部活と異世界召喚について~」をどうぞ!

しおりに説得されて俺は久しぶりに学校へ登校する。

その後、先生にいろいろ問いかけられたりしたが何とか適当な理由を

つけて質問攻めから解放された。長期間休むと後々面倒だな……

学校に来たはいいものの、元の世界へ戻る方法がもうないからな。

調べられるものはもうないだろうし、さっそく行き詰ってしまった。


「学校来たのにそんな難しい顔してちゃ、気分が落ち込むだけでしょ!」

俺のそんな様子を見てしおりが背中を強くたたく。痛い……

「さっき話した通り、元の世界に戻るための方法をだいぶ調べつくしたからさ」

「あ~、確かビッグフレアがカギとなる呪文だっけ?」

「いや、ビッグフレアは魔王が使ってきた呪文でそれで仲間がやられたから

 もしかしたら何かあるかもって思ったけどな」

俺は苦笑いをしながら説明する。


「ん~、異世界転生なんてフィクションだとずっと思ってたから

 私もそこまでアドバイスがあげれないな~。

 帰ったら私も調べてみるけどあまり期待しないでね」

「サンキュー、助かるよ」

会話を切り上げて俺たちは次の授業の準備を始める。


久しぶりの授業で完全にわからなくなってしまった。

しばらく学校を休んでいたことを後悔していた。本当にこの世界は

子供にこんな難しいことを習わせるのか、やばいな。

昼休みになり疲労をためながら食事をとる。

「どうやらお疲れのようですね」

ニコニコしながらしおりが俺の席へとやってくる。


「ああ、元の世界でこんな学ぶことはなかったからな」

「へぇ~、勉強めんどくさいから私もそっちの世界行ってみたい!」

「やめとけ、冒険者は大半が男で女はほんの一部だ。それ以外のやつは

 店の切り盛りをしているだけだ。店の切り盛りをしてくれているから

 俺たち冒険者が動けるが正直、やりたいとは思わないな」


「なんか男女格差が大きそうな世界だね~、でもほんの一部の冒険者も

 女性なんでしょ!なら私もそれになってみたい!」

結構お気楽な性格でおそらく実際にやってみるとすぐに逃げ出すだろう。

その後、元の世界に戻るために話し合っていたが結論にたどり着くことはない。


「次の授業、移動教室だから行こう!」

しおりに誘われて俺たちは階段を上って特別教室まで移動する。

特別教室がある四階へ足を踏み入れた途端、どこからともなくコツコツと

音がする。最初は誰かほかの人の足音かと思ったが俺たち以外に誰もいない。

「えっ、な……何この音……」


「わからない、何ともないといいけど」

何となくだけど嫌な予感がする。俺たちは足早に特別教室に向かう。

すると下の階から悲鳴が聞こえる。俺たちにも一気に緊張が走る。

「え、いっ、今のひ……悲鳴」

「落ち着け、とりあえず先を急ごう」

悲鳴を聞いて一気に悪い予感がする。


すると一斉に校内放送が流れ始める。俺たちは歩みを止める。

【校内にて正体不明の生物が発見されました。生徒はただちに校内から

 逃げてください。繰り返します……】

俺としおりは顔を見合わせる。もしかしてさっきの悲鳴はこれなのか。

「にっ、逃げよう!」

声をふりわせながらしおりは来た道を引き返していく。


来た道を見た瞬間、俺はすぐにしおりを呼び止める。

「しおり、前を見ろ!戻れ!」

恐怖のあまり前を見ることができていなかったのだろう。それがあだとなって

後ろから迫ってきていた骨の生物たちのところへ向かって行った。

俺の声を聞いたのかすぐにこちらへ引き返してくる。

しかし来た道以外に階段がない……くそっ、何かないのか。


必死に俺は周りに目をくばる。すると廊下の一番奥に非常階段と赤く書かれた

扉が目に入る。もしかしたらあそこから出られるかも。

しおりが戻ってきたことを確認した俺はしおりに声をかけて

全力で扉へ向かう。後ろからは次々と骨の生物たちが俺たちを追いかけてくる。

本当に一体、どうなっているんだ!


重い扉を開けるとそこには外まで続く階段があった。

「しおり!早く来い!後ろを見るな!」

しおりの数歩後ろにまでその生物たちは迫っていた。

何とかしおりとともに非常階段までたどり着いた。

もう少し遅かったらどうなっていたのか。


息を切らしながら俺たちは階段を下っていく。

「大丈夫か、ケガとかないか」

「うっ……うん。ありがとう……」

運動場を見るとすでに何百人という生徒が避難をしており先生たちも

混乱していた。俺たちはすぐにクラスのところへ戻る。


校舎の窓を見ると白い何かが大量に動いているのが見えた。おそらく

全てがさっき俺たちを追いかけてきた骨の生物だろう。

その後、数人ずつ生徒が戻ってきて先生たちが何やら話始める。

さっきまで軽いパニックになっていたので気が付かなかったが

あの骨の生物……どこかで見たことある気がする……


もしかして、元の世界にいたスケルトンか。よく見ていなかったので

わからないが確かに考えてみるとそれらしい。

でもどうして元の世界にいたモンスターがこちら側に来ているのか。

俺がこちらへ来たのと何か関係があるのか……?

読んでいただきありがとうございました!

ブックマークや評価を付けてくださるとうれしいです!

それでは次回お会いしましょう!アオでした~!

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