表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
元の世界へ戻るために~とある部活と異世界召喚について~  作者: アオ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

1/13

#1 異世界召喚

皆さん、こんにちは!アオです!

悩んだ結果、異世界ものを連載することになりました!

異世界ものは慣れないところも多いと思いますが暖かい目で

見守ってもらえると助かります!それでは

「元の世界へ戻るために~とある部活と異世界召喚について~」をどうぞ!

「全てを焼き尽くせ!ビッグフレア!」

「っ!セフィア=レーン!」

一緒に戦っていた彼女を名前を呼んだ時にはもう遅かった。

魔王が放った、呪文によって生み出された大きな炎の球が

彼女を覆いつくす。残ったのは真っ黒に焦げた灰だけだった。


「セフィア=レーン!セフィア=レーン!」

彼女の名前を呼び続ける。でも返事はない。

「フハハ!!勇者、お前も終わりだ!ビッグフレア!」

「こんなところで負けてたまるか!」

すぐに魔王の呪文をよける。さっきの放った呪文については

すでに学習済みだ。同じ過ちは繰り返さない!


「ふっ、よかろう。もう少しだけ楽しませてくれるわ!」

「っ!?……スターライト・ヴォルテックス!」

俺は自然ととある呪文の名を口にしていた、なんでだ。

「きっ……貴様!?」

その呪文を口にしたとたん、辺り一帯が白い光に包み込まれていく。

まばゆい光に体が呑み込まれていき、だんだんと意識が遠のいていった。


「……る、おる、透!透!聞いてんの!透!」

なぜか自分の名前を呼ばれているような気がして目が覚める。

「っ!は!?ここは!?」

「何言ってんの?だから私の話聞いてるの透?」

「だからここはどこなんだ?魔王はどこに言った?」

「魔王?……あのね、いつの間にそんなにアニメの見過ぎになったの?

 良い?ここには魔王なんていないの、普通の日常よ。

 それが分かったなら、さっさと私の雑談に付き合いなさい。たくっ」


一体、何がどうなってるんだ?さっきまで俺は魔王を目の間にして

戦闘をしていたはずだ。なのにどうしてこんなところにいる。

それに隣でしゃべっているこの女は誰だ?

「……おる?透!あんたさっきからずっとボーっとしすぎよ。

 私がいなかったらあなた車に引かれていたわよ、まじでバカじゃないの!?」

どうやら俺はこの女に激しく怒られているようだが

今の状況が整理できず全く何も感じない。


……前に町の大きな図書館で魔王について調べていた時に見た

"異世界召喚"というやつなのではないか。戦闘中、睡眠中、食事中……

何をやっているときかはわからないけど、いきなり俺たちが本来いた

世界とは別の世界に移動していることがあると記述されていた。

あまり関係ないと思って深く読んでいなかったが、こうなるんだったら

もっと読むべきだったな。


「お前、名前なんて言うんだ?」

隣でずっと何かについて語っている女に質問をする。

「はぁぁ!?ほんとっ、ありえない!ずっと一緒にいた幼馴染の名前を

 忘れるとかどんな神経しているの!?篠宮(しのみや)しおりだけど、もしかして記憶喪失?

 なんか、今日の徹別人みたいになってるよ」

こちらの世界に来て、わからないことだらけだけど

やっとわかった、この女の名前を……しかしどうしたら?


いちいちツッコまれるの面倒だから記憶喪失?ってことにしておこう。

「しおりが言っていた記憶喪失?になったかも俺、アハハ」

「っ!?何がアハハよ!大丈夫なの?」

「ああ、まあ……俺たちどこに向かっているんだ?」

一応しおりと一緒に歩いてはいたがどこへ向かっているのだろうか。

「それも忘れちゃったの!?学校だよ学校、スクール!

 まじであんた大丈夫なの?そんなんじゃまともに授業受けれないんじゃない?」


こちらの世界にもあるのか。元の世界では魔王討伐学校に通わされていた。

お金を持っている両親が"あなたは有望よ、勇者になるわ"と言って

入学した。そこで学んだことは本当にきつかった。一緒に冒険していた

セフィア=レーンが通っていた魔法学校とは違って

肉体を強化する授業ばかりだった。そのため一日体を痛めることがあった。

とは言ってもその授業のおかげでああやって魔王討伐までとぼりつけたのだが。


「着いたわよ学校」

しおりの声を聞いて俺は目の前にある大きな建物を見上げる。

「大きいな」

「そんなことも忘れちゃったの……なんか悲しい……」

苦い表情をしてそう語るしおり。俺がこちらの世界に来る前までの

この女との関係を一ミリも知らない俺は同情することができなかった。


「とりあえず、先生には私から事情を知らせておくから二年一組の教室で

 待ってて。あっ、透の席は窓際の一番前だから!」

そう言って駆け足で階段を上っていくしおり。

言われた通り、二年一組と書かれた教室の自分の席に座る。


「よう!おはよう!」

全く知らない人だけどおそらく挨拶のようなものだろうか。

「おっ、おはよう」

そういえば、こちらの世界に来て字を読むことができる。

書いたことがないからわからないけど、書くことができればだいぶ楽そうだ。


しおりに待機しろと言われたので待っているがくる気配がない。

とりあえず今の今までにわかったことを書き出しておくか。

俺は胸ポケットにあった、白い小さめのノートと書くものを出して

元の世界の字でわかったことを書き出していく。

するとすぐに字を書く手が止まった。やっぱりまだわかっていることが

少ないな。そして二ページ目に大きく"帰る方法は?"と書いた。

読んでいただきありがとうございました!

ブックマークや評価を付けてくださるとうれしいです!

それでは次回お会いしましょう!アオでした~!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ