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300 あのころ
私の中に当てはまる言葉たちが
次から次へと 溢れていた
あなたの言葉
あなたが 誰に宛ててたのか?
と言ったら あなたの中にいた私
だったのかな?と想像する
あなたの中のものに乗せながら
私の中の何かを描いていく
全てが ビンゴな感じでもなかったけど
遠からずの言葉に 引き寄せられる
きっと あの頃
水の様に湧き出てきた言葉たちは
宇宙が 私の中にあるものを
引き出してくれたんだろう
私に響くものを あなたの内側にあるものに
乗せたものなんだろう と今だから思える
奇跡的に集まった
多くの数字にも支えられながら
あり得ない あなたの世界へと引き付けられる
あっちの世界とこっちの世界との
見えない境界線は 確かにあったものの
そんな 夢の空間は大好きで
あなたを独占できてる気分になりながら
いつも 楽しい時間を過ごす
あの頃は 願うこともなければ
頭を過ることもなかった
そんな 見えない境界線が
いつか無くなることを 今は願えるようになった
2025 0621 0126
300 あのころ
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