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１３１ 今を眺めてみる
すぐそこにあるのに
遠く小さく見える遊園地
ちゃんと今も動いてるのだろうか？
そう心配しながら覗き込む
カーテンを開ければ
美しい夜景が広がってる
そこにあるだろう海を
少しだけ感じながら
遊園地がどこにあったのか？
本当にあったのだろうか？
涙で霞んだ 夜景を眺め 現実を噛み締める
我に返り
すっかり冷え切った身体を感じ
カーテンをピシッと閉め
温もりを求め布団にもぐる
それでも
今朝感じた
宇宙の優しさと
あなたとのこれからの未来を創造し
あなたが教えてくれた
身に沁みる 凍えるような寒さ
大きな荷物を抱えながら
癒しを求めて 冷えた並木道を
ゆっくり歩いてみよう
今を感じるのか？
温かい春を感じるのか？
どっちなんだろう？
あなたと一緒に 腕を絡め
冷たい手に 温もりを感じながら
歩いた時のことを想い描く
そんな私を他所に
楽しそうにしてるあなた
そんな 現実を目の当たりにし
貝になって 再び心も地下へと潜っていく
2023 0203 0746
１３１ 今を眺めてみる
最後まで読んで頂きありがとうございました
