120 世界遺産 ① ~お臍~
大きなお臍のある大きな島
そこには日本では見られない光景が広がる
町中から飛行機に乗り
下を見下ろせば
赤茶けた大地
植物が点々と茂っている
空港へ着陸し バスでお臍へと向かう
途中 昔 誰かが描いた絵や文字を見れば
現代に生きていると忘れてしまう
何かを思い出すかのように 見入ってしまう
小さなハエが飛び交う
頭から網を被り 少し便利さを感じながら
昔 蚊帳の中で寝た時のことを思い出す
お臍へ到達した
道のようで道じゃない
ここを歩きなさいよ
という案内だけを頼りに歩いていく
若い私は特に気にすることもないが
途中 老人どころか お父さんお母さんでも大丈夫?
と思える部分が 何か所かあった
でも お臍の上へ行き 赤く染まる大地を見れば
忘れない景色となる
今では登れなくなってる世界遺産も世界にはたくさんある
きっと 危険を感じたその何か所か?のどこかで
事故が起こったんだろうな~?と今は思える
私はそんな危険ないくつかを登っておいてよかったと思う
赤茶けた大地でお昼を食べる
見ればそんなに大したことのないランチだが
その場で食べるランチは
レストランで食べるものと違って感じた
今でもそんな美しい風景だけが目に焼き付いている
そんな美しい景色の中には
カメラを持ったあなたも一緒にいる
2022 1116 1759
120 世界遺産 ① ~お臍~
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