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俺の女神は偽物だった!?  作者: カサゴ
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1.あの人とのよくあるテンプレな出会い?


ある日。


女神と言える存在に出会えた。


こんな俺にでも優しく声を掛けてくれた素敵な人。


もしもこんな人と付き合えたらどれだけいいことか……。


そんな事を思っている時期もありました…。


今はそんな事を思っていた自分をぶん殴りたくなってくる…。


そうなった理由はあの日からだった。




―――――――――――――――――――――――――――


今日は快晴でとてもいい気分だった、いつもより気持ちが楽になって学校に通うのも苦痛ではなくなるような気がする。

と思いたい。

何故最初がこんな感じから始まっているのかと言うと…

それは俺こと雪下快人はボッチだからだ。

学校で孤立をし、誰とも話してもらえず、ましてや存在すら認識されてないんじゃないかと思うぐらい、


「雪下快斗?誰それ?」


とクラスの人半分くらいがそう答えるくらいだ…

一応毎日学校行ってるんだけどなぁ……。


とこんな感じに学校内ではボッチになっており、本当に授業を受けに行くだけ、青春という文字の"せ''文字もない。


どうしてこうなったかと言うと、それは高校入学初日、中学はいい思い出がひとつもなかったから高校ではと思い、早めに家を出て、学校に向かう途中で事故にあってしまい、軽い怪我だったが、入院2週間で退院した頃にはもう既に仲良し集団は形成されており、俺の入る余地なし……。


とまぁこんな訳で、ぼっちとなってしまったのだ、困ったなぁ。


ここで、昔馴染みの幼馴染みだったり、仲が良い同じ学校の先輩とかいたら良かったんだろうなぁ。

てか、そんなやついたらまじでどこのラブコメ主人公ですか?と言いたくなっちゃうよね。


「はぁ、なんて事を内心で呟いてんだよ俺…。」


第一声がそれかよ。とか思ったりもしたが、そこはご愛嬌。


そんなこんなで、学校に着いた。


ちなみに俺が通っているのは私立桂花高校ここらじゃまぁまぁの進学校ってやつだ、中学勉強しかする事がなかったからぼちぼちいい所に進学することができだ。


「あと10分でチャイムがなるぞ~!急げよ~!」


と校門の前に立っている生徒指導の先生綾瀬成海先生が声を上げていた。


「もうそんな時間か急がないと。」


と少し歩くペースを上げていると


「きゃぁ」


誰かとぶつかってしまった、慌てて声をかけて


「すみません、急いでたもので前を見てませんでした。怪我はありませんか?」


「いえ、大丈夫です、こちらも急いでいたので前をしっかりと見ていませんでしたから、一概にも貴方のせいとは言えませんから。」


立ち上がりながらぶつかってしまった人が言った。


よく見たら女の人だった、道理で高い声だと、しかも凄く美人ではないか、黒髪のロングで凄く愛らしく、出るところは出ていて、締まっている所は締まっている。

まさに俺が思い描く理想な女の子像。

あれ?この人どこかで…??

うちの制服を着ているよな?

う~ん、あと少しなんだよなぁ、喉元まででかかっているのに…。

まぁ今はいいか。


「そうなんですか、それなら良かったです、もし何かあとから痛むとかあったら言ってください、同じ高校ですよね?」


「いえ、そこまでして頂かなくても、それと、はい。私もこの高校に通っています、それで綾瀬君は急がなくて良いのですか。」


「あれ?どこかで俺の名前教えましたっけ?」


「いえ、一応この学校に生徒は全て名前と容姿は暗記してるから。」


「へぇ、凄いんですね。」


「いえいえこれも仕事のひとつだと思ってるから。

あっもうこんな時間、それじゃあ綾瀬君またね~」


と足早に学校の中に入って行った。

そう言えば、名前を聞くの忘れたな、まぁ同じ学校の生徒ならまた会えるだろうと思いながら、時間ギリギリだった事を思い出して。


「いけね、俺も急がなきゃ。」


と急いで教室へと向かった。



お初にお目にかかります、カサゴと申します。

今回が処女作となっており、拙いところが至る所にあると思いますが、暖かい目で読んでいただけると幸いです。

今回の回は少し短めですが、次回からは長く書く予定で、空いている隙間時間などに読んでいただけると幸いです。

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