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不死身の神官〜色々平均以下の俺が転生して不死身になった〜  作者: ほねつき
ー天龍大陸ー 第二次天帝侵略戦争編
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ー第2話ー 『フラグ回収?』

あっという間に一週間が過ぎて行った。


その一週間は何をやっていたかと言うと、おっさんと山で鹿とか猪を狩って焼き肉にして食べたとか、ん?感想?



牛肉食べたい。



で、ちょっと剣を触ったりして遊んだりとか、シャンと海で泳いだりしていた……


辛くないか?と聞かれるとそうでも無い。ただ…ココずっと、肉ばっか食べてる……流石に俺も偶には野菜が食べたい…緑黄色野菜をっ!緑黄色野菜をっ!!



………頭おかしくなったかな?



……まあいい、さてとガンマを呼び出して行くかな…





カモン!ガンマ!!




……………



チッ…



来い!ガンマ!!




「何だ?もう行くのか?」


何か生意気!!



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




空をゆっくり飛行する。風が気持ちい…ただ、下を見る事が出来ないね。落ちるから。



と言う訳で前を見る、空は青いなぁー

そんな事を考えているとガンマが突然話しかけてきた。


「バンシィ様、彼処に見える大陸が天龍大陸なんだが、少し様子がおかしくないか?」


「えっと?どれどれぇ……?」


俺は取り敢えず目を凝らして見るが全然見えない黒ごま位の大きさに見えるくらい小さ過ぎて見えない。


俺は鳥の目ちゃうわ!


「えっと、見えないから教えてくれないかな?」


「……大陸の半分位まで黒い物体が浮かんでいる、それもかなりの数だな」


え、なに?先週のはフラグですか?帝国さんが攻めて来ましたか?

だったらドラグがやっつけるっしょ


………フッ、加勢してやるかな。


てかさ、バラギル帝国だっけ?何でわざわざ攻めて来るわけ?


「バンシィ様、黒い物体は飛行船の様だ……それとな、その飛行船から銀色に輝く何かが大陸に撒かれているように見えるんだが…」


「……成る程な…」



とは言ったものの全然分からん…何なんだよ一体……


「バンシィ様、近付きますか?」


ん?良いのかなぁ?こう言うのってさ正直遠目で見ていたいタイプなんだよね……


「まあいい、行け!」


「おう!」



ガンマは力強く翼を羽ばたかせ猛スピードで突っ込んで行った。




いでででで!!もげる!…もげる!




速すぎて俺の首が飛びそうになるのを頑張って耐える。




「あ!」




ガンマがそう思い出したように叫ぶ声がした瞬間、俺とガンマは海に真っ逆さまに落ちていた。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー





……………



………しょっぺ!


う"エ"エ"エ"…気持ち悪。


俺は顔を手で一旦拭き目を開け辺りを見回す。


目の前は海、下は砂、背後は見た事ある岩山、青い空は黒色の大きな風船で吊ってあるバルーンの様な飛行船が幾つも浮かんでいた、


多分天龍大陸で間違いは無いと思うがいつもと違う所がある、飛行船もそうだけど魔物の声が聞こえない、いつもなら「グエェ!」とか「ギョエェ」とか「キエエエ!」とか絶対鳴いてる筈なのに全く聞こえない。



そして、話は変わるけど結構重要な事がある………





ガンマがどっか行った……





いやこれ結構重要だからね……

あれだよ…家帰れんよ。


呼び出す?


やだよ、魔力勿体無い……


まあ多分大丈夫しょ!気にしない、気にしない!








「○△○!^|*%!?」


魔族語でも日本語でもない声が聞こえ空からファンタジー感溢れるねずみ色の鎧と剣を持った男が三人俺を囲む様にロープからスルスルっと降りてきた。


顔は三人とも甲冑?ヘルメット?を装着して見えない、そして俺はかなり怪しい黒ローブ……


三人は剣を抜き構えて三角形に俺を囲む、勝てる……この間合いなら勝てる……あとは相手の実力次第だけど…









そして何言ってるか分からん……





「〒¥×%◎→?」





…………………あかんわ……何言ってるか全然分からん……

取り敢えずグーサインを出しておく



「:*☆=\々〆?」



目の前の男の人は落ち着いて何かを俺に聞いてきている様だが分からん。



「えぇ……と、天龍語喋れますか?」



取り敢えずダメ元で天龍語で聞いてみた。


すると男の人は突然他の二人に頷き剣を構えた。


ファっ!?


なに!?俺なんかした!?


「●*○!!」


左斜め後ろの剣士が何か叫びながら切り掛かってくる。

うわーめっちゃ振りかぶるね。

そんなんじゃ、ダメよ。



俺は素早く身体を其奴の方に向け左袖の中から魔力樹を抜き取り全力でがら空きの脇の下をぶっ叩いた。


その男の鎧は砕け剣を落とし腹を抱え倒れてしまった……




ゑ?




弱くね?


振り向き他の二人を見ると明らかに足が竦んでいた。


…………………



「ワッ!!」


と、少し脅かして見ると大の大人二人は腰を抜かす様に声を上げながら尻餅をついて倒れた


ワロチw


「>……/|○×〆|!!」


何か叫びながら尻を引きずりながら後ずさっていく二人…言ってることは何となく分かる…た!助けてくれ!!とかじゃね?


別に脅してなんか無いんだけどな……

大体先に攻撃して来たのそっちだし……正当防衛だし……



そうやって自分のやった事を正当化していると上から更に援軍が降りて来た。



「→×€|〆!!」


「×<*♪€〆|×<!!」


「×<€〆!!」


なに言ってるか分からない言葉が俺を取り囲む。その格好は全員同じ鎧に同じ剣だった……


うむ、どっかの国の兵士だろうね…


其奴らは全員剣を抜き俺に向けて構えた。



ふえぇ……



どうしよう……言葉が通じないならジェスチャー?駄目だ俺のジェスチャースキルはゼロだし……



そんな事考えていると後ろから切り掛かってくる奴がいた


俺、不死身だからな……当たっても痛く無いんだけど……気持ちの問題だよねー



と言う訳でそれを躱し一回転して回し蹴りをお見舞いする


なんかさ、この世界来て身体能力が上がった気がするんだよね


そんな事を考えつつも俺はじゃんじゃん攻撃してくる鎧ズを千切っては投げ千切っては投げしていく。







気づいた時には俺は鎧を着た全員を倒していた………






…………………







俺、チートか?





チートか……






てか俺、人を倒す事に何の躊躇もしなかったな……

俺メンタル強いのか……



まあいっか……






俺は取り敢えずさっきから粉みたいなものを降らせてくる飛行船が鬱陶しいので落そうと思う。




魔力を練る、練った魔力はそのまま外に放出し俺の周りにはかなり高濃度の魔力が溜まる


それを右手に移動させる様にし右手の先に莫大な魔力を溜める。


俺はそれを空に向け魔力を魔法に変換する。


ビーム!!


俺の右手から出たビームは勢いよく空に放たれ一隻の船を貫通すると爆発し連鎖して他の船も爆発した。


何だっけ……こんなゲームあった事無い?


空を見上げると大陸全部?を覆っていた………俺の視界を覆う位の船は消え去り残っているのは海の上を浮遊しているものだけだった………………





俺ツエェェェァ!!!!




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