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ー第4話ー 『瞬殺と光速』

「デハニンゲン、ハジメヨウカ……」


「ああ。ばちこい!」


俺は手を広げゴリラのパンチに備える。腹に力を入れて歯を食い縛るだけなんだがな。


ゴリラは腕を振り上げ拳を握り締める。………今思ったけど、このゴリラめちゃでかいよな……あれ?……俺、潰されない?


そう思った時にはゴリラはもう腕を振り下ろし俺に当たる寸前だった。



「ぐおぉぉ!!!」


身体全身にパンチが当たる感覚……鼻が!!鼻が痛い!!

重い、ゴリラのパンチが俺の右肩をかすれ外れた。たっ……助かった………


何か全身痛みが少し有るんだけど……本当に俺、『不死身』なのか?……


「ヨクタエタナ、ニンゲンヨ、サァ、ツギハ、オマエノバンダ。」



………これって、どっちも耐えたらダメじゃね?

俺のパンチなんか、こんなゴリラ怯むわけないじゃん……


無理無理、小指で瓦を割るくらい無理だわ…





…………いや…魔法使えばイケるか?……



ゴットフ◯ンガーと同じ感じでやれば……できんじゃね?



「いくぞ!!」


「コイ!!」


ゴリラが胸を突き出す。

俺は右手を握り締め力を溜める?何だろう……この、身体の中を動くエネルギー的なものを感じる……


そのエネルギー的な感じのものが俺の右手に集まる。


俺は足をしっかり地面につけ足の指で地面を掴む様にバランスをとる


左足を前に踏み込みそれと同時に右手を前に突き出す、ゴリラの脛に俺の拳は当たる、その感覚があった瞬間俺はそれを思いっきり殴り飛ばす。


ゴリラはバランスを崩し前に倒れ俺は勢い余って転びそうになったが足を前に出しギリギリ踏み止まる。




……………勝った?





「良くやったぞ!バンシィ!!」


おっさんがパチパチと手を叩く。

すると、倒れていたゴリラがむくりと起き上がり俺の方を向いて来た。


「オレノ、マケダ、ノゾミドウリ、ココヲ、トウシテヤル、」


あ、マジで!!やった!!


「タダ、オマエハ、コノヤマノオウデアル、コノオレニ、カッタ、ダカラ、オマエハ、コノ、シンセイノヤマノオウダ。」


ん?なに?意味わからん。

俺が首を傾げているとおっさんが教えてくれた。


「つまりだ、バンシィ、お前はここの山の支配者になったという事だ。良かったの。」


おっさんが鼻をほじりながら言った。汚ったねぇよ!!


「……ツヨキ、ニンゲンヨ、ナマエハ、ナンダ?」


「バンシィ=ディラデイルだ。」


慣れたな…この名前……


「ソウカ……ソコノ、マゾクハ?」


ゴリラがおっさんを見下ろす様に聞く


「ティー・ターン・アムリタじゃ、よろしくの…」


「アア、ヨロシク、デハ、ヤクソクドウリ、オクッテ、イコウ、カタニ、ノルトイイ」


そう言ってゴリラは俺たちを手に乗せ肩まで持っていく。

俺が肩に捕まるとゴリラは勢い良く飛び上がった。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



「ツイタゾ、」


うぇ……気持ち悪……3秒だよ……3秒で着いちまったよ………うっぷ……



ふと、上を見上げると目の前には虹色に輝く大きな木?大樹?が生えていた。その葉は横に大きく広がり青い空が見えなくなるほど横にデカかった。



「凄いの……これ程大きな『魔力大樹まりょくたいじゅ』は初めて見たの……」


おっさんが呟く。魔力大樹って、名前らしい……いかにも、異世界だな……


「オレ、アマリ、ココニ、イタクハ、ナイ、オレニハ、ニガテダ」


ゴリラが呟く。なんだ?魔物には辛いのか?……だからダルクも無理って言ってたんか。なるほどねー納得。


「そうか、ありがとな!!……そういや、お前って名前なんて名前だ?」


「オレハ、『オーバーコング』ダ。」


「ふむ、それは種類じゃの……」


おっさんが突然ツッコむ。

なんだよ……また、名無しかよ……


「じゃあ、お前の名前はベータな!!」


そうやって言うとゴリラが一瞬首を傾けるが直ぐに嬉しそうな顔になった。


「ソウカ!デハ、オレハ、ベータダ!ヨロシクナ。」


「おう!よろしくな!!」


「デハ、オレハ、シタニ、オリル、ジャアナ。」


そう言ってベータはジャンプして山の中に消えて行った。

え?どうして、ベータかって?思いつきでな、βカロテンからとったんだよ。文句あるか?





…………さて、






もう一度俺たちは虹色に輝く大樹を見上げる。








…………どうしようか…







……さて、どうするか、


俺はもう一度虹色に輝く大樹を見つめる。


「なあ、おっさん。この木ってどうゆうやつなんだ?」


俺は物知り大魔王に聞く。


「ふむ、この『魔力大樹』はの、その名の通り魔力の木じゃ、常に莫大な魔力を貯めていて色々なことに使う事が可能だ。……………」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


例えば、魔剣の材料、魔力大樹の魔力が高ければ高い程、魔剣は強くなるらしい


あとは何か、電気的な物にもなるらしい。


話が長いから省いてやってんだよ。



「また、人族領にあるエルフのみが住むといわれておる大陸にこの魔力大樹が量産されておるらしく、我々魔族領には余り生えてはおらんくての…人族領を攻める理由としてはそこら辺もあるのじゃよ。我は興味無いがの…」



長かった……


「成る程、じゃあ、この樹は少し残したほうがいいのか?」


「…いや、別に良い、勝手に生えてくるからの。」


「そうか。」



………よし、家を創ろう。



……イメージする、部屋は四つでいいかな……俺の寝室と研究室的な部屋、広めに居間……それとキッチン……あ、風呂がいるな……









俺は大樹に触れ今のイメージをこの木に移す感じで目を閉じる。


また、身体のエネルギー的な物が両手を通り大樹に入っていく様な感覚がする。


虹色に輝く大樹は真っ白に光り形を変えた。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




「出来たー!!」


「凄いの……」



目の前には1階建ての横に広い木で出来た家が完成した。


ドアは四角いドアで屋根付き。


中に入ると靴置きがあって靴を脱ぐ。

細い廊下が5メートルくらいあって途中にドアが三つ靴置きから一番近いドアの中にはトイレと風呂!!風呂は大事だよな!!お湯出ないけど…トイレも流せないけど……

だって、そんな知識無いし……


んで、風呂トイレの隣の部屋、ここが俺の寝室!!畳8畳の広さでーす!俺はベットより布団派ですので、押入れには布団が入ってまーす!!真ん中には木のテーブルと座布団、良いねえ…


さて、気を取り直して廊下を抜けるとじゃーん!!ちょー広い居間でーす!!結構な広さとなってまーす!!床はフローリングでーす!!

ソファに大きめの机、以上!!


そして、居間の右手に見えるドアを開けると、キッチンでーす!!コンロ三つ、シンク一つ、まな板一つ、文化包丁一つ!!菜切り一つ!!出刃包丁一つ!!ペティナイフ一つ!!牛刀一つ!!オーブンもついてまーす!!食器棚、因みに電気ガス、等々は使えませーん!!つまり、コンロ、シンク、オーブンはただの飾りでーす!!



そして、本命、研究室的な部屋は…俺の部屋に戻ります。机の下の畳を外します。階段が地下に繋がってます。


降ります。火を灯します。本棚沢山と勉強デスク的な机を一つ。5メートル、5メートルの25平方メートルです。




以上!!





「凄く無駄な造りじゃな……」


「うっさい!!」


「だが、バンシィよ、よく考えたの……この蛇口なぞ、凄いでは無いか……井戸を引かんでも魔力大樹のお陰で水が出てきおる…おぬしは天才じゃの!!」


ほ?なに…本当だ……水出る……え、コンロにも火、点くやん……オーブン使えるやん…………じゃあ、冷蔵庫も作ろうぜ……



はい、冷蔵庫完成。キッチンを拡張しておっきめの冷蔵庫作ったった。


……まてよ、じゃあ、地下の研究室に電気つけようぜ…



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



築五分でリフォームするとか……





一旦外に出よう。




外に出ると日が沈みかけていた。


「バンシィよ今日は疲れたで寝ようでは無いか……安心せよ…魔力大樹は魔物は寄せ付けん…安心して眠れるぞ……」


そう言っておっさんは新しく出来た家の中に入っていった…


まて、俺の布団使うんじゃねぇだろうな?






…………おいコラ!!ジジィ!!!


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あ~…改稿前なのか
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