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迷子の迷子の魔王さま  作者: 改造好き
6/8

チャンバラ

朝から最悪な気分だ...


昨日起きた事件のあと、俺はそのまま寝てしまったらしく、朝にネルから


「邪魔よ」


とか言われ、なおかつ横腹を蹴られた


俺がイスに座ってから数分後、目の前のドアが開いた


「おはよぅございまふゅ」


リビングに出向いたホリンは俺と顔を会わせないように隣のイスに座る。


昨日のこともあるしな...


本人なりに気を使ってくれているんだろう


俺はそんな事を考えながらホリンを見てみる...


白と水色のストライプのパジャマがとてつもなく似合っていた


「何ニヤニヤしてんのよ」

「いや、あのパジャマ似合ってるだろ?」


「ふん!」「いでっ!」


俺の足を強く踏みつけたネルは隣のイスにふんぞりがえっている


「いてててて...ネルのやつ」


俺は痛みが引いた足をイスから下ろしながらホリンをまた見た


「ふんふん、ふ〜ん」


ホリンは昨日買って来たココアを飲みながらニコニコしている。


「別にいいじゃんか...可愛いんだからさ」

「嫌だわぁ、ホントにロリトになってきてる...」


「なってねぇよ!」


そんなこんなで俺たちは朝を取ることにした




朝ご飯も食べ終わり、俺はジャンケンに負けて皿を洗っていた


「そういや、いつまでうちにいるんだ?」

「えっと...それは」


「なんで目をそらすんだ?」

「ま、まぁ家が見つかるま...で?」


「えぇ!じゃあ今まで何処いたんだよ」

「今までは自警団の本部に止まってたんだけど、

 あそこかなり遠いのよねー」


「自警団?お前この町の自警団なわけ?」

「そうよ、カリモレ自警団第4団長ネル・イスフィール様とは私の事よ!」


「第4団長!お前がぁ?」

「何よ、言っとくけど私めちゃくちゃ強いわよ?」


「あの泣き虫ネルが...」

「その名前を出すとはいい度胸ね!」


「......地雷踏んだか」


「表にでなさい!」



俺はネルに襟を捕まれ外へ出された。


「さぁ、どこからでもかかってきなさい。

 スーパーネル様の力を見せてあげるわ!」


俺達はそこら辺の木の棒を拾い、構えた。


「ふん、あのネルが俺に勝てるとでも?」


木の棒(めんどくさいからウッドソードと呼ぼう)を構えた俺とネルの間に

ホリンがドアから出てくる


「二人ともどうしたんですか?」


「はあああああああ!」


「とおおおおおお!」


出てきたホリンの言葉を合図に

俺とネルはウッドソードでチャンバラを始める




俺たちのチャンバラは日が落ちるまで続き


結果は俺の54戦中54敗。


こいつ、めちゃくちゃ強いじゃん.....


「まだまだね、アリト」

「自警団に入ったってのはどうやら本当らしいな」


俺はネルに手を引いて起こしてもらう


「アリトさーんそろそろ日が暮れてきましたよー」

「さぁ戻ろうぜネル」


「え、もうお昼?」

「そうだけど」


「あああああああああああああああ!!!!!!!!」


「ど、どうした?」


「私今日集会よ!!!!」

「はぁ?!」


ネルは大急ぎで荷物をかたずけ、

俺とホリンはそれを見送ろうとしたのだが....


「あんたも来て!」


そんなこんなで俺達も家を出た


おっひさしぶりです!

こーーーんなに期間が開いてしまって遅れた分どんどん更新していくので

これからもよろしくお願いします!


3月18日に改行しました

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