夜に起こった出来事
「ぎやあああああああああああああああああ!!!!!!!」
俺はテーブルに口から泡を吹きながら倒れた。
「大丈夫アリト?」
「こ、こんな食い物が存在するなんて....」
「そんなに美味しかった?」
そんなわけあるかぁ!
またまた説明するのが遅れたが、
今俺はネルとホリンと一緒に夜ご飯を食べている。
今俺が口にしたのは、見た目はミートパイ、
中身はダークマターな代物。
これを作り出したのはネルであり、
俺は口にした瞬間に口の中がパラダイスになった。
口の中にまだマター的なものが残りながらも、
俺はテーブルにあった麦茶をがぶ飲みした。
うん、味覚はまだ大丈夫だな.....
あれからネルの作りし物をホリンが
「ぎぁああああああああ!!!!、不味いです!」
と叫び、自分のと俺の皿をテーブルから床に撒き散らした。
おかげでネルのダークマターで俺は御愁傷様にはならなかったが、
大激怒のネルは家の中を暴れ、
俺達は撒き散らしたマターでぐちゃぐちゃになった部屋を掃除していた。
「あぁ...おにゅーの服が...」そんなことをホリンが言っていた気がする。
「さて、処理も終わったし二人で風呂入ってこい。」
「そうね、もう体中ベトベトして気持ち悪いもの」
ネルはそう言いながら風呂場に向かってしまった。
元々の元凶はお前なんだが...
なんて俺の思いは届くはずもなく、
風呂からはシャワーの音が聞こえてくる。
「はぁ...」
俺はやることもないので今日買ってきた握力鍛えるやつをやりはじめる。
意外と固いな...
「それじゃあ私も入ってきますね」
「お....おおぅ」
俺は握力鍛え機?(めんどいからそう呼ぶ)をしながら返事をした。
とたとたーっとホリンは風呂場に向かう。
しばらくすると風呂場から声が聞こえてきた。
「あら、ホリンちゃんて意外と大人な体型してるのね」
「いえ、そんなことは、あぁ...どこ触ってるんですか」
「いいじゃなーい、減るもんじゃないし」
「わ....わ....」
「脇弱いんだー」
「あ...あははは...くすぐったいですー」
なんて言う会話が聞こえてくる。
ちくしょう!なんて羨ましいんだネルめ!
......あれ?そういやぁ
俺はカバンの中を見てみる。
そこには予想通り今日買ってきたばかりのお風呂場セット
(主にシャンプーとか)が入っていた。
仕方なく俺が風呂場まで持っていく。
スタスタスタ....
風呂場のドアの前で止まり、声をかける。
「おーいこれ忘れて....」
「あぁー気持ちよかったですー」
いきなりホリンが風呂から出てきた。
「......」
「.............いゃぁああああぁぁぁぁああ!!!!!!!!!!!!!」
う゛ぇっちぃいいいいいいいいんんんんんんんん!
今まで以上の威力を持ったフルスイングビンタをまともに喰らった俺は
そのあと朝まで目を覚まさなかった。
俺、今日色々あったな.....
前作で長文にしたばっかですが友達の批評により短文に戻りました。
3月18日に改行しました